七さんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

七

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相棒-劇場版II- 警視庁占拠!特命係の一番長い夜(2010年製作の映画)

3.5

ラストシーンが全てを持って行ってしまった作品です笑 あの展開はさすがにびっくりするわ…よって今作は個人的にストーリー本筋があまり印象に残らなかった作品です。それだけあのラストはやりすぎてしまったとも言>>続きを読む

相棒-劇場版- 絶体絶命!42.195km 東京ビッグシティマラソン(2008年製作の映画)

4.0

亀山薫版は毎週テレビで観るくらい大好きでしたね…
劇場版シリーズも必ず鑑賞していましたが、印象に残っているのはやはりこの第一作目です。舞台演出はテレビドラマで表現しきれない程の迫力あるスケールで、右京
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トゥルー・クライム(1999年製作の映画)

3.5

子供の頃金曜ロードショーで『トゥルーライズ』と間違えてこの作品を鑑賞したことがあります笑 事件を解決しようと奔走する主人公の姿、「フランク・ビーチャム」という名前、あのラストシーンは今も記憶に残ってい>>続きを読む

チョコレートドーナツ(2012年製作の映画)

4.0

この映画は観ていて辛かったですね…今でこそ少しづつ多様性を認めようとする動きがあるものの、社会的マイノリティの正論は世間になかなか聞き入れて貰えないのが現実だと改めて思い知らされます。
『万引き家族』
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ムーラン・ルージュ(2001年製作の映画)

4.0

鑑賞者を飽きさせない目まぐるしい映像に、観ていて楽しいミュージカル映画だと思いました。ユアン・マクレガーはカッコいいしニコール・キッドマンは美しいし、ほかのキャストも個性的で何より全員の歌唱力が高い…>>続きを読む

チャンプ(1979年製作の映画)

5.0

あからさまに鑑賞者を泣かせに来るストーリーなのですが、これは泣きます。4度くらい…
『チャンプ』というタイトルから純粋なボクシング映画だと予想していたのですが、親子愛・家族愛をテーマにしたヒューマンド
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シェルブールの雨傘(1963年製作の映画)

4.0

「ミュージカル映画不朽の名作」と評判が高かったので鑑賞してみました。全編歌っているミュージカルは初めての体験でしたね…

兵役によって引き裂かれたカップルの行方を描くというのは『ひまわり』を彷彿とさせ
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映画 すみっコぐらし とびだす絵本とひみつのコ(2019年製作の映画)

5.0

子供向けのファミリー映画と侮ってはなりません。鑑賞者を癒すキャラクターの可愛さ、映像の美しさやメリハリの利いた音声などに観入ってしまうほどの完成度です。そして最も特筆すべきはストーリーの良さですね。恐>>続きを読む

いまを生きる(1989年製作の映画)

5.0

教育者である両親や教師は時に子供の自立心や可能性を潰す存在にも成り得るのだと痛感しました。
ですがこの映画は「学校は勉強が全ての場ではない」などといった単なる学園ドラマではありません。自分で選択した生
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パーフェクト ワールド(1993年製作の映画)

4.5

ブッチは正義感が強いけれど、殺人者かつ脱獄犯故に決して善人ではない。かといって極悪人にもなりきれない不器用な人間性を感じました。フィリップには彼の優しさが伝わっていたものの、あのまま逃亡を続けてシャバ>>続きを読む

ノッキン・オン・ヘブンズ・ドア(1997年製作の映画)

4.5

「余命」がテーマの作品はこの世に溢れかえる程在りますが、この映画はそうした重いテーマをただのお涙頂戴にせず、全体的にコミカルかつ泥臭く描いている点が特徴です。観終わった後は海へ行きたくなります。
自分
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素晴らしき哉、人生!(1946年製作の映画)

4.5

主人公は社長という社会的地位が比較的高い人物として描かれていますが、私も含めそうでない人にも当てはまるテーマではないかと感じます。
「あなた一人がもしこの世からいなくなったら、世界の在り様が変わってし
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クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ!夕陽のカスカベボーイズ(2004年製作の映画)

4.5

この作品はこれまでの映画クレしんと比較するとやや暴力的でシリアスな内容となっています。勿論クレしんらしい強烈なギャグもありますが笑

今作の観どころは何と言ってもヒロインのつばきちゃんですね。しんのす
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クレヨンしんちゃん ガチンコ!逆襲のロボとーちゃん(2014年製作の映画)

4.5

面白かった!個人的には『夕陽のカスカベボーイズ』以来の神作品だったと思います。『モーレツ!オトナ帝国の逆襲』と『アッパレ!戦国大合戦』の感動作二大巨頭には惜しくも届かない感じでしたが、それでも父ひろし>>続きを読む

スナッチ(2000年製作の映画)

5.0

『ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ』が好きな方はこの作品も間違いなくお勧めです。個人的にガイ・リッチー監督作品はこれが初だったのですが、主要キャストがカッコ良くとても楽しんで鑑賞できま>>続きを読む

フィールド・オブ・ドリームス(1989年製作の映画)

5.0

野球映画を観ようと鑑賞したのですが、まさかのファンタジーストーリーで驚きました。ですがこの作品凄く面白かったです。親子のキャッチボールシーンで感極まり「なんて綺麗な映画だ」とエンドロールで余韻に浸って>>続きを読む

名探偵コナン 緋色の弾丸(2021年製作の映画)

4.0

ミステリーの面白さは置いておいて、今作は観ていて「楽しかった」ですね。ハラハラさせられるストーリーとアクションでしたし、ゲスト声優として出演された浜辺美波さんもハマっていたと思います。また今作の灰原は>>続きを読む

名探偵コナン ゼロの執行人(2018年製作の映画)

3.5

「櫻井武晴脚本と言えばこのテイストだよね」と再認識させてくれる作品でした。ただでさえ大人が観て難解なストーリーですから、子供の鑑賞者は果たして理解できるのだろうかと疑問に思ってしまいます笑
長所を挙げ
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ムーンライズ・キングダム(2012年製作の映画)

4.5

『小さな恋のメロディ』に近いストーリーでしたが、とても楽しんで観ることができた作品でした。駆け落ちしてその後結婚式まで挙げるくらいなのだから、お互いの一途な愛はこれからもずっと続いていて欲しい…思わず>>続きを読む

ブラック・スワン(2010年製作の映画)

4.0

主演のナタリー・ポートマンと彼女が踊るバレエの美しさが映える作品ですが、同時に精神的に追い詰められていく痛々しさと狂気じみた世界描写が合わさって、まさに「白と黒」の二面性が表現された傑作だと思います。>>続きを読む

名探偵コナン 純黒の悪夢(2016年製作の映画)

4.5

ミステリーというよりハリウッドアクション映画を観ているかのような派手なテイストの作品ですが、今作は数ある劇場版コナンシリーズの中でも上位に位置する名作です。
まずゲスト声優の起用方法が今作はピタリとハ
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名探偵コナン 業火の向日葵(2015年製作の映画)

3.5

櫻井武晴氏の2作目の脚本作品です。『絶海の探偵』よりもストーリーは若干分かりやすくなりました。
個人的に今作はゲスト声優の起用方法が良くなかったのではないかと感じました。主要な容疑者の中に明らかに不自
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名探偵コナン 絶海の探偵(プライベート・アイ)(2013年製作の映画)

4.0

櫻井武晴氏のコナンシリーズ初脚本作品です。私は『相棒』での櫻井脚本エピソードが大好きなので、お得意の社会派ストーリーをどうコナンに落とし込むのか公開当初非常に楽しみにしておりました(ちなみに『ボーダー>>続きを読む

イレイザー(1996年製作の映画)

4.0

『コマンドー』がお好きな方は恐らくこの作品も観たのではないでしょうか笑
何せ今作では『コマンドー』以上の殺戮を繰り広げるわけですからね。しかもレールガン両手に携え大勢の敵を壊滅させるという…ド派手なア
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トータル・リコール(1990年製作の映画)

4.0

80年代~90年代のSF作品における特殊メイクって妙なグロさがあるんですよね…ストーリーが複雑なので一度観ただけでは理解し難いと思います。それよりも映像で見事にトラウマを植え付けてくるので、グロが苦手>>続きを読む

インデペンデンス・デイ(1996年製作の映画)

4.0

今観ると「宇宙戦争じゃん」と思われるかもしれませんが、ミニチュアとCGを織り交ぜたド迫力の映像は古臭さを全く感じさせません。宇宙船からのレーザーキャノン発射シーンは特に衝撃的でした。
間違いなく映画史
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リーサル・ウェポン(1987年製作の映画)

4.0

時代を感じさせる演出でしたが、これぞバディ物のお手本とも言える面白さでした。アクションが痛快で複雑なストーリーでもないため、誰もが頭を空っぽにして鑑賞を楽しむことができるでしょう。続編も是非鑑賞したい>>続きを読む

ハリソン・フォード 逃亡者(1993年製作の映画)

4.0

自らは無実であると、警察や連邦保安官から逃げながら事件の真相を追い求めるのですが、逃亡生活で度々違法行為を犯す主人公。そして何より強靭な肉体とメンタルの持ち主です笑 海外のアクション作品あるあるが詰ま>>続きを読む

レ・ミゼラブル(2012年製作の映画)

4.0

言わずと知れた古典文学であり、何度も映画化やミュージカル化されている名作です。2012年版はミュージカル映画の中でも歌唱パートが非常に多めの作品だと感じました。キャスト全員の演技力と歌唱力が凄くて圧巻>>続きを読む

トランスポーター(2002年製作の映画)

4.0

ジェイソン・ステイサムといえばこのシリーズ。よくある主人公最強系アクション映画です。リュック・ベッソンのアクション作品はやっぱりいいですねー。
ただ個人的には、ヒロインにもう少し見せ場を作って欲しかっ
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ロボコップ2(1990年製作の映画)

3.0

グロかったけどストーリーがしっかりしていて面白かった前作と比較すると、今作はグロ控えめになったけど何を伝えたいのかよく分からないストーリーに感じてしまいました。子供を悪役にすべきじゃないと思います…>>続きを読む

ラストエンペラー(1987年製作の映画)

4.0

事実との相違点が多々見かけたり、キャストの台詞が基本英語で話されていたりと違和感があったものの、フィクションとして観れば楽しめた作品でした。ただニュースフィルムを観せられるシーンは不快になる方もいらっ>>続きを読む

セーラー服と機関銃(1981年製作の映画)

4.0

完璧版の方を鑑賞しました。角川映画は初鑑賞です。今観るとやはり時代を感じますね…現在もご活躍の俳優が多数出演されており「みんな若いなぁ」としみじみ感じました。
主人公泉はさすがヤクザの血を引いているだ
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この世界の(さらにいくつもの)片隅に(2019年製作の映画)

5.0

すずさんがただただ可愛いです。おっとりとボーっとしているようでも、とても強い子だなと感じました。どんな辛い目に遭ったとしても、この世界の片隅に自分を受け入れてくれる場所があるなら、自分を愛してくれる存>>続きを読む

シックス・センス(1999年製作の映画)

4.0

いきなり『ほん呪』のような注意書きが主演のブルース・ウィリスの直筆サインと共に流れてので「こんなハードル上げて大丈夫か?」と感じました。最初は理解が追いつかない程ストーリーが難しく感じましたが、観続け>>続きを読む

エスター(2009年製作の映画)

4.0

この映画めちゃめちゃ怖かったですね…エスターはぶっちゃけ登場から不気味じみていましたが、少しずつ本性が露わになると恐怖の存在と化していきます。
ストーリーは全体的にサスペンス色が強く、この先の展開はど
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