七さんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

七

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ハロー!?ゴースト(2010年製作の映画)

4.0

冒頭からしばらくコメディストーリーが続くのですが、これがお世辞にも面白いとは言い難く、途中で鑑賞をやめようかと思ったくらいでした…と油断していました。クライマックスでのまさかの真相に私の涙腺は崩壊しま>>続きを読む

THE GUILTY/ギルティ(2018年製作の映画)

4.5

ほぼ電話のみのやり取りで、事件の真相を鑑賞者の想像力に委ねるという斬新なミステリー映画です。想像力が必要なら小説でいいじゃないかと思われがちですが、個人的にこの映画の観どころは「間の取り方」ではないか>>続きを読む

パール・ハーバー(2001年製作の映画)

3.0

日本側が完全に悪役に描かれているため胸糞悪い印象を得ると思いますが、これはもう仕方ないと思うんですよ。だってマイケル・ベイですもん笑 百歩譲ってそこは目を伏せたとしても、戦争の悲惨さではなくアクション>>続きを読む

アルマゲドン(1998年製作の映画)

4.5

『泣ける映画』で必ず候補に挙がる作品です。マイケル・ベイといえばアメリカらしさ全開のストーリーと「セットをぶっ壊す」と言わんばかりのド派手なアクションが特徴の映画監督ですが、今作もそれを遺憾なく発揮さ>>続きを読む

ディープ・ブルー(1999年製作の映画)

3.5

人気のサメ映画といえば『ジョーズ』かこれかだと思います。昔は民放で度々放映されていましたね。後になって分かったのですが『クリフハンガー』の監督の作品だったのですね。どうりでB級臭がすると思った笑

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Love Letter(1995年製作の映画)

5.0

日本の恋愛映画の最高傑作と言っても過言ではないでしょう。公開当時非常に話題になりました。今になって初鑑賞したのですが、凄く面白くて世界観にどっぷり浸かってしまいました。個人的に恋愛映画は苦手なのですが>>続きを読む

もののけ姫(1997年製作の映画)

5.0

「黙れ小僧!お前にあの娘の不幸が癒せるのか?森を侵した人間が、我が牙を逃れるために投げてよこした赤子がサンだ!人間にもなれず、山犬にもなりきれぬ、哀れで醜い、かわいい我が娘だ!お前にサンを救えるか!?>>続きを読む

ロボコップ(1987年製作の映画)

4.5

私は特撮が好きなので、ロボコップは一見すると懐かしのメタルヒーローのようなデザインのため楽しみにしておりました。ですが視聴してみると、小さい子供は泣き出してしまうであろうグロテスクかつバイオレンスなシ>>続きを読む

search/サーチ(2018年製作の映画)

5.0

新しいタイプのミステリー映画ですが、非常に良くできています。ネット上のコミュニケーションって基本的にほんの一部しか素を晒さないものだと思います。この作品はそれを上手く利用しており、登場人物全員が怪しく>>続きを読む

ジョジョ・ラビット(2019年製作の映画)

4.5

第一印象として映像が凄く綺麗だったということ。戦争映画といえば残酷な描写から来る全体的に陰鬱とした作品が多数を占めていると思いますが、この映画はシリアスなシーンも交えつつコミカルに描いており、明るい戦>>続きを読む

プレデター(1987年製作の映画)

4.0

「いたぞおおお、いたぞおおおおぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!」

『コマンドー』では敵だった元グリーンベレーが、今作は仲間としてまさかの共演です笑 上記のように一応の活躍はしてくれました。

プレデターシリー
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グリース(1978年製作の映画)

3.0

楽曲もダンスも素晴らしかったのですが、個人的にはストーリーが下品だと感じてしまいました。たぶんこれが当時のアメリカ社会の一部なのでしょう。

しあわせの隠れ場所(2009年製作の映画)

5.0

多少嫌なシーンがありますが全体的に優しい世界観の映画です。この家族皆いい人たち過ぎる泣 こういった家庭に迎え入れられてマイケルも幸せだったことでしょう。
ママが幸福を感じるシーンがあるのですが、人間が
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紅の豚(1992年製作の映画)

5.0

ジブリ作品は昔から金曜ロードショーで定期的に放送するので、この映画も子供の頃から何度も観ていました。初めて観た時は全く良さが分かりませんでした笑
自身の年齢が上がるにつれて少しずつ「こういうことなのか
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スピード2(1997年製作の映画)

3.5

スケールがデカすぎるよこの映画…

『スピード』の続編にせずに、登場人物を一新させて独立した作品だったら評価は違っていたかもしれません。どうしても前作と比較されますし、繋げ方にちょっと無理があったかな
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エイリアン(1979年製作の映画)

4.5

この映画怖かったですね…SFですが上質なホラー映画です。クリーチャーのデザインも気持ち悪さ全開でした笑
ゲーム『バイオハザード2(RE:2)』にてGに口から幼体を植え付けられて、後に胸から突き破って出
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インファナル・アフェア(2002年製作の映画)

4.0

警察・マフィア両組織内のやり取り、逮捕劇はハラハラさせられて非常に面白かったです。ただ個人的にあのクライマックスからのオチは疑問が残りました。何かスッキリしなかったのです…

後にこの作品は、アカデミ
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君の名前で僕を呼んで(2017年製作の映画)

4.0

同性愛の話ではありますが、作中では二人の愛を否定する人は出てきません。主人公エリオの両親も同性愛に対して偏見が無いため息子の恋愛を理解してくれています。やさしい世界観だなという印象を受けました。
恋を
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スティング(1973年製作の映画)

4.5

金を騙し取る手法が大掛かり過ぎて「これ本当に成功するのか?」とハラハラしながら観ていました。クライマックスに大どんでん返しが待っていて、私も見事に騙されました笑 一度観終わった後プランのおさらいのため>>続きを読む

七人の侍(1954年製作の映画)

5.0

全編モノクロで上映時間もかなり長い(途中で「休憩」が挟むほど笑)。キャストも主演の三船敏郎しか知らないのですが、観始めたらそんなの関係ないと言うほど映画に釘付けになります。邦画史上最高傑作は伊達じゃあ>>続きを読む

生きる(1952年製作の映画)

5.0

私の世代ともなると出演者は誰一人知りませんし、全編モノクロで映し出される情景すべてが古臭いと感じるでしょうが、この作品の本質は現代を生きる我々にとって刺さるだけでなく、次の世代にも刺さり続けることと思>>続きを読む

氷の微笑(1992年製作の映画)

3.0

有名な脚組み替えシーンや、やたらと多い濡れ場シーンなどは評判通りエロかったのですが、いきなりアイスピックメッタ刺しが始まったので思わず顔を伏せてしまいました笑
この後のせっかくの濡れ場も、いつアイスピ
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ミッション:インポッシブル2(2000年製作の映画)

3.5

後で分かったのですが、前作と監督が違っていたことに驚きました笑
ストーリーは前作より壮大で、全体的に「やり過ぎ」と感じてしまいました。スパイ活動とは…
アクションは相変わらず凄くて、むしろ進化している
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ミッション:インポッシブル(1996年製作の映画)

4.0

短髪のトム・クルーズが新鮮だったシリーズ第一作目笑
聖書が重要なヒントになっていたりとストーリーは難解だったのですが、アクションは凄かったです。汗一滴も床についてはいけない状況でのデータ盗みのシーンは
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グラン・トリノ(2008年製作の映画)

4.5

クリント・イーストウッド監督作品はこれが初めての鑑賞になりますが、いやー観入ってしまいましたね。面白かったです。
序盤は本当に嫌なジジイ程度にしか思えなかったのですが、隣人との異文化交流を通じてカッコ
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ニキータ(1990年製作の映画)

3.0

後に超名作『レオン』を世に放つリュック・ベッソン監督の代表作です。『レオン』が素晴らしすぎたのでこの作品も視聴したのですが、個人的には一回観れば十分と思ってしまいました。
全体的に暗く陰鬱とし、目を覆
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アウトレイジ 最終章(2017年製作の映画)

3.5

今作は同じ北野武映画の『ソナチネ』を彷彿とさせるストーリーでした。これでシリーズが終わるのだと思うと切なくなります…

花菱会はなぜ野村の会長就任を許したのか。「会長の器じゃねえよ」と大友に吐き捨てら
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アウトレイジ ビヨンド(2012年製作の映画)

3.5

今作は関東の山王会vs関西の花菱会という、前作よりもスケールを大きくした抗争劇です。5年も経つと人は変わるといいますか、大友組を裏切ったインテリヤクザだった石原は小物と化しており、持ち前の頭脳で山王会>>続きを読む

アウトレイジ(2010年製作の映画)

3.5

北野武映画の中でも「バカヤロー」「コノヤロー」の罵声が多いシリーズです笑
バイオレンス表現は苦手でそのシーンになると目をつむってしまう自分ですが、組同士の抗争劇は面白くて「この後どうなるんだろう」とハ
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クール・ランニング(1993年製作の映画)

4.0

中学生の頃友達が家に遊びに来た際、この映画のVHSを持ってきたため一緒に観た思い入れのある作品です。全体的にコミカルで笑えるストーリーなのですが、周囲にバカにされながらも目標に向かって一生懸命努力する>>続きを読む

クリフハンガー(1993年製作の映画)

4.0

分かりやすいストーリーで、頭をからっぽにして観る分には楽しめるアクション映画だと思います。
『コマンドー』にも言えますが、名作だけどちょっとB級臭のするアクション映画っていつ観ても面白いですよね笑

7番房の奇跡(2013年製作の映画)

4.0

名作『アイ・アム・サム』の韓国映画版といったところでしょうか。刑務所と冤罪を取り扱っているのでテーマとしてはこちらの方が重いですが、コミカルなシーンがふんだんに使われていて笑って観れる作品になっていま>>続きを読む

クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ栄光のヤキニクロード(2003年製作の映画)

4.0

『オトナ帝国』『アッパレ戦国』と号泣必至の名作が続いた後で、終始ギャグシーンしかない作品を放ってくるとは…笑
公開当時友達と劇場で観たのですが、私を含め会場が爆笑に包まれたことを覚えています。
こうい
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ダンケルク(2017年製作の映画)

4.0

カメラワークが秀逸で、海水が流れ込んでくる様子は鑑賞者側も溺れてしまいそうに錯覚させられます。密室に大勢がすし詰めにされるって怖いと思いました…
昔の戦争映画のような兵士が傷を負うような描写は比較的少
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フルメタル・ジャケット(1987年製作の映画)

4.5

前半パートがあまりにも有名で、数多くのパロディを生み出した作品です。この映画を後世に継ぐ名作に仕立て上げた『ハートマン軍曹』と『ほほえみデブ』の功績は大きい笑
前半はほぼハートマン軍曹の罵声で占めてい
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シンドラーのリスト(1993年製作の映画)

4.5

戦争映画の傑作のひとつだと思います。人生で一度は観た方がいいです。
ただやはり観るのがとても辛い描写があり、9割方モノクロ、そして上映時間3時間以上の大作なので慣れていない方は疲れるかもしれません。
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