降霊術ショーで生活する美人姉妹の物語。疑いたくなる心と、信仰する心とが画面で交錯し胸が痛む。誰かにとって救いであるなら、真実である必要はないのではないか。
リリーが雪の中ではしゃぎお酒を飲むシーンの可>>続きを読む
日常のあらゆることが魅力的に染められている。ノートに書き込むポエム、シャワーカーテンに絵を描いたり、カップケーキを焼く。毎日ポストを傾ける犬と、ポストをもとに戻すパターソン。
恋人と同じベッドでねむり>>続きを読む
主人公のバックボーンに興味を惹きつけさせる演出が最高。台詞も少ないし、ライアン・ゴズリングだけじゃなくて作品自体が寡黙。それでも画面は雄弁で、ゆっくりと長く回すアイリーンとドライバーの見つめ合うシーン>>続きを読む
かなり美しい視覚で楽しむ美術映画ですが、語りは淡々としていて眠くなる。空間が心地よいので、音楽鑑賞や美術鑑賞という気持ちでリラックスして観ると楽しめると思う。
CGで動く絵画には圧巻。原画では小さく描>>続きを読む
清順美学がとことん突き詰められた作品。大掛かりな美術セットや、カラフルな照明。構図の個性。
繰り返される「ちゅーちゅーたこかいな」は意味のない台詞でありながら象徴的で映画を代表する。なぜキャッチコピー>>続きを読む
ボブのPOVショットはなんだか目新しく面白いカメラワークだった。
ドラッグを断つために努力するシーンは想像していた以上にリアルで辛辣。そんな中ボブが寄り添う姿が愛らしく、ジェームズを癒す姿と観客を癒す>>続きを読む