この世界の醜いものに蓋をせず可視化したら、こんなにも滑稽な光景になる。
それならば、世界に蔓延する理不尽に、心身を削られる必要もない。そう思えるラストだった。
わたしの美しさは、他の誰にも侵されてはな>>続きを読む
2度目の鑑賞
小学生の頃の長期海外旅行
終わりが近づくにつれて感じたあの寂しさを思い出す
娘にかける言葉。一言一言、どんな言葉をかけるべきかを考えながら話すのだろう。親というのは。
年上のティー>>続きを読む
2回目の鑑賞
光が見えるというのも辛い。
東雲が光らないことが気になったり
人と接することが難しくなる
東雲が光るきっかけは宿木の話
「定期も何もわかるじゃない
あーわたしこの人好きだわって思った>>続きを読む
そういえば男2人の絆の物語みたいなのは最近観てなかったな
なんでだろ
乳を絞る。
ドーナツを揚げる。
はちみつをつけてシナモンを削る。
並んでるお客に渡す。
機械も使わないこの営みに不思議と心が動く>>続きを読む
それまでずっと無表情に進むぶん、最後のウインクがとてもチャーミングだった
どんなに無機質で淡々と過ぎていく日々の中にも、こんなにチャーミングな瞬間を待つことができる
2人と1匹で歩くラストは美しかっ>>続きを読む
カラオケのシーン、ピンクのウィッグを被ったシャーロットが良い。
そして「風をあつめて」が聞こえてくるなか、部屋の外で寄り添い合うボブとシャーロットがたまらない。
最後にボブがシャーロットを抱きしめて>>続きを読む
かわいい映画だった。
自分がされて嫌なことは人にしないようにしましょう、という作品。
音楽も良かったし、二人のファッションも最高だった。緑に染めた髪の毛も。
サイケデリックなインド産ロックンロール。>>続きを読む
初めてトモエ学園に行った日、トットちゃんが校長先生に「全部話した」と言っていた。
飼ってる犬の耳の中が臭いこととか、お母さんに鼻水を吸わずにかみなさいと言われることとか。
1人の人間のなかの”全部”っ>>続きを読む
どんな小さな嘘でも、嘘は嘘でしか守れない
二人の思い出がフラッシュバックするラストのシーン
もはやこの映画は、このシーンのための前フリですらある。戸籍のない彼女が過ごした、この上ない幸せな時間たち。>>続きを読む
観なければいけないと思って観に行った。目を背けてしまいたくなるシーンも多くて、お金を払って観にきたことを後悔したりもしたけど、観てよかった。
「戻ってこられなかった兵隊さんは、怖い人になれなかったん>>続きを読む
前半は観てて「彼は人間か?」と思った。人間じゃないなにかなのでは?と。
シフト飛ばす奴がいたり、そういう人に作用されて、規則正しい生活に基づく大らかな態度が崩れていく。
本当は大らかでありたいのに、>>続きを読む
「きれいなもんばっかりやったら〜」
という狂児のセリフ
聡実くんが紅を歌うシーンは涙が出てしまった。
決してきれいではない歌声で、思いっきり、周りの視線を忘れるほど熱唱する姿。
彼を縛り付けていた「>>続きを読む
面白かったなぁ、なにも考えずに笑ってられた。
役者さんたちが素晴らしかった。特に中島歩議長。
チュッパチャップス舐めながら年下と話すって、なんて情けない男なのか!
年長者だから議長として仕切るシー>>続きを読む
企画が素晴らしい作品。
子どもたちが一斉に池に石を投げ入れる音。とても心地良い音だった。
◉わたしもあの頃は、世界は自分が体験したことないもので溢れていた。樋井川の向こう側のことは何も知らなかった>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
You Are So Beautiful To Me
自分で自分を否定するよう
教官に恋をして教習を長引かせるって、かわいい
外にいる仲間にアピールするために、カバンを殴って大きな音を出すシーン>>続きを読む
美晴と、近所の老女・春子とのシーンが良かった
あなたは居場所を探す人じゃなくて、居場所を作る人
このレビューはネタバレを含みます
息子を学校にお迎えに行く件が辛い
車で後ろ歩きし、車道を挟んで
車が横切ったときに
BGMかと思いきや狂人
ガソリンスタンドの恐竜
馬のネオン
振り返った姿、美しすぎか
ボックス内の水色の>>続きを読む
テレビのバラエティーショー「1時間で1週間分の幸せをお届けします」と言っているの皮肉
バーでセックスするために男女がトイレに入る
その関係を指すように、ゲーム機の銃(のネオンだったかな)がトイレに銃>>続きを読む
普段の優しい二人からは考えられない、リアルな歌。この世界への疑問や生きづらさをまっすぐに歌う
『まともじゃないのは君も一緒』がとても良かったので期待して行ったが、少し期待外れ
葉っぱは風に吹かれる>>続きを読む
■数年ぶり2回目の鑑賞
欲の塊が暴れる、意味がわからない映画。意味の分からないシーンの連続。白い下着で「もしも明日が」と踊り狂う姿。決して意味がわからないのが良い。本当に意味がわからない。
(台風が来>>続きを読む
■数年ぶり2度目の鑑賞
以前観た時のトークショーで「ドラマとは人間同士の距離である」とおっしゃっていたのが印象に残っている。
本作のどの物語も人のあいだの距離の話だ。
・先生と生徒。そんな関係を飛び越>>続きを読む
■数年ぶり2度目の鑑賞
冒頭のあみこが口ずさんでる悪口の歌から惹かれた
どうしてかぶりついているのがレモンなんだろう
池袋の歓楽街で大きな声を発する男性
それに呼応したあみこ
なんだかうれしそうな>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
クソほど最高だった
みんな演じている
「演じているところも含めて素敵です」
「長男だから」と整理したがったり、すぐにジュラ期に戻ろうとする、おかしみ溢れる池松壮亮が素晴らしい
落合は正夫に「真>>続きを読む
おとぎ話のような映画だった
良い映画ってより好きな映画って感じ
悲しい物語だけど、愛があって。
行くあての愛が彷徨い、歩き出す。アルコールランプみたいな感じ。
23.10.16
イオンシネマ越谷レ>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
旦那さんのことが見えてこない。
優しいとか、人当たりがよいみたいなことは、その人をその人たらしめるものではない。
「人をわかるってどういうことでしょうね」
◉海辺のカフェでの夫婦の会話シーンが素晴ら>>続きを読む
結婚式のシーンでのフラッシュバックがこの映画のすべて。
一人の青年のなんでもないような20年くらいの人生でも、どんな人の人生でも物語になるのだ。
瀬尾先輩が良かった。
(人間も進化して名前が変わる>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
地震のあとの混乱のなかで、鮮人に関するデマに踊らされる村人たち
自警団が結成されると止められなくなる
事件の殺人シーン
太鼓のBGMが恐ろしさを増幅させる
一人殺してしまってからは、もう後戻りはでき>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
兄貴分的存在のレインの過去と、変わり果てた現在の姿
ロデオの恐ろしさ
一瞬で全てを失いかねない
◎この土地で諦めないでいるっていうのはすごいことだと思う。
「レジリエンス」
一人で自分の奥底の自分と>>続きを読む
大人の女は泣かない
テレビの中でビンタされた女から着想を得た
25年ぶりのステージで
「最高の瞬間は、まだ駆け出しのころ街灯の下で4人で歌っていたとき」
最後の振り返ったら若返るシーンはベタだけど>>続きを読む
情熱的なギターの音
さだ子の父親が情けない・・・
隆の嫁が嫌な人
次男が意地悪い
「金がない」と母を呼び出して、兄が身を投げ出した阿蘇を見せる
危篤の隆とさだ子の会話
「30年ぶりに2人の子が>>続きを読む
演技も音声も脚本も終わってた
食パンをくわえて走って投稿する少女が出てきて寒気がした
23.08.19
K'sシネマ
このレビューはネタバレを含みます
途中まで女子高生たちによるディストピア的な世界観でよく分からなかった
小梅と絹代が喧嘩するシーン
小梅がめちゃくちゃ性格悪い
先生と母親に呼び出されて旧校舎の事実を知った後のシーンが急に怖い。>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
ジェンダーをテーマとしているが、根本のテーマはジェンダーでなく、人間が生きることの素晴らしさであることは、この作品を観ずに批判する人には伝えたいと思う。
そして、単純に観ていて楽しい作品だった。
バ>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
学校で教員と話して、自転車を押す父親と二人帰るシーン。
このときの二人の会話は息子への信頼と、父親への尊敬があった。
意外とキーとなるシーンである。
他校の不良に小四が囲まれたときに助ける小虎の良い>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
兄の帽子がおもしろい。食事中は頭頂部の顔が正面を向く仕様
レイはこのグループの良心だ
初セックス?後の男たちの盛り上がりようが微笑ましい
レイとファックシットの関係
ファックシットは「そばにいて>>続きを読む