myjstyleさんの映画レビュー・感想・評価 - 24ページ目

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サスペリア(2018年製作の映画)

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キリスト教社会では、信仰が揺らいだ時の言い訳や集団の結束の為に魔女を必要としたのでしょうね。でも、日本じゃそんなものないので怖くありません。むしろ、カルト教団の方が恐怖です。オリジナルは見ていませんが>>続きを読む

緑の光線(1986年製作の映画)

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バカンスがあまりに長いとプレッシャーでもあるんですね。好きな時に休めるのではなく、一斉というのも善かれ悪しかれですね。はじめヒロインが頑なな印象でしたが、見極めて付き合いたいという考えは当たり前です。>>続きを読む

やさしい本泥棒(2013年製作の映画)

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優しく受け入れてくれた養父、実は優しかった養母、初恋のルディ、ユダヤ人のマックス、本の世界へと導いてくれた市長夫人。ナチスに抑圧された戦時下でも、人間味ある交流を丁寧に描くことで名作になりました。息苦>>続きを読む

疑惑(1982年製作の映画)

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むちゃくちゃ面白い❗️清張の原作が良くできていて、くま子が夫を殺したのか、殺してないのかが全くわからないというサスペンス感が最後まで続きます。ビッチな桃井かおりとクールビューティな岩下志麻が繰り出す非>>続きを読む

許されざる者(1992年製作の映画)

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イーストウッドの描く西部劇はリアルだ。残忍な凶悪犯から足を洗って10年。今では、ガンさばきの腕も落ち、馬に乗るのも手こずる始末。一攫千金を狙った賞金稼ぎでは、なかなか弾も当たらない。ようやく仕留めて賞>>続きを読む

アナザー プラネット(2011年製作の映画)

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低予算でも若さと知性と感性で心に響く仕上がりです。淡々と、そして、繊細に描かれるのは、加害者と被害者の失意と再生ですが、もう一つの地球を存在させることで深淵な宗教性・哲学性が加わります。カメラワークや>>続きを読む

今夜、ロマンス劇場で(2018年製作の映画)

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人さまよりも涙腺が締まっているかもしれません。あれでは泣けません。ラストシーン以外は想定内でした。いい人ばかりに囲まれたピュアなラブストーリーなので、ほっこりします。ただ、ヒロインが絵本から飛び出した>>続きを読む

カメラを止めるな!(2017年製作の映画)

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ただのゾンビ映画と思っていたら、意表を突いてきますね。脚本が上手い。主人公は監督といってもカーストが下の方で、わがままやいい加減な人間に振り回されてばかりなのが、リアルでペーソスがあります。出来過ぎな>>続きを読む

王様と私(1956年製作の映画)

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まさに名作ですね。毅然としたデボラ・カーに驚きますし、シャル ウィー ダンスが素敵です。ただ、目線を英国未亡人ではなく、タイの王様におくと王座の重みや押し寄せる列強に対する恐怖で早死にするのもわかりま>>続きを読む

サウンド・オブ・ミュージック(1964年製作の映画)

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すごく感動しました。まさしく不朽の名作ですね。歌も名曲ぞろいで、しかも場面を変えて歌わせて、それもしっくりしています。子供たちとの交流、大佐との交流、家族愛が自然でヒロインの魅力にはまってしまいます。>>続きを読む

愛のむきだし(2008年製作の映画)

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NHKドラマ「満島ひかり✖️江戸川乱歩」での満島の演技に改めて感心し、長編ゆえ、まだ見ていなかった本作をレンタルする。傑作ですね。カルト宗教やDVなど歪む社会の中で愛は成り立つのかを問う4時間でした。>>続きを読む

アントマン&ワスプ(2018年製作の映画)

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深刻にならないアクションコメディーというジャンルは大好き。でも、今回のアクションはマイクロ化や巨大化、瞬間移動などめまぐるしくてついていけません。それと、アべンジャーシリーズを見ない人にも楽しめるよう>>続きを読む

マリー・アントワネット(2006年製作の映画)

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コッポラは史実に忠実に描こうなんて、これっぽっちも思ってませんね。スイーツとファッションに囲まれた王妃はおとぎ話のようです。マリー・アントワネットは無自覚でしたいことだけをし、旦那も王たる自覚がありま>>続きを読む

警視ヴィスコンティ 黒の失踪(2018年製作の映画)

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なかなか良くできた脚本で、見ているものの予測を最後まで裏切り続けます。主人公のクソ野郎警視のせいでミスリードさせられました。思えば、いい子だったダニーくんを取り巻く環境が痛ましい。人の世の闇が抉り出さ>>続きを読む

ヒドゥン・フェイス(2011年製作の映画)

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面白かった♪ スペイン映画独特のエグさもなく、洗練されてます。死体はどこにあるのかなと思って見ていたので、サスペンス感が結構ありました。ただ、男が惚れっぽくて節操がなさすぎです。ラストは、一緒にだらし>>続きを読む

レジェンド・オブ・パール ナーガの真珠(2017年製作の映画)

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単純に面白い。中国武術は型が綺麗なので、ワイヤとか使わず実写の方が好きですね。ヒロインが美しいだけでなく、サービスショットのおかげでプロポーションも豊かさも見せていただきました。

女は二度決断する(2017年製作の映画)

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愛する夫と息子をネオナチの無差別テロで殺されるが、自白なく、証拠不十分で推定無罪となります。こみ上げる怒り。夫がトルコ人で夫婦共に薬物で前科があり、タトゥーを入れていれば官憲に偏見があったかもしれませ>>続きを読む

ホテル・ファデットへようこそ(2017年製作の映画)

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フランスの軽妙なコメディ。ドヌーブでないと成り立たない作品です。男がいい人すぎます。だから、女房は好き勝手を始めたのでしょう。でも、ドヌーブとは、お互い人生経験も積んでいるし、相性もあったようで良かっ>>続きを読む

モリーズ・ゲーム(2017年製作の映画)

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冒頭から、ジェシカ・チャスティンの発する知的な情報の洪水に圧倒されます。アスリートとして挫折したモーリーが、ギャンブルの世界で大金を稼ぐ物語と思いきや、後半は、ロシアンマフィアの恫喝、顧客の裏切り、司>>続きを読む

METライブビューイング2016-17 R・シュトラウス「ばらの騎士」(2017年製作の映画)

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「ばらの騎士」も好きなオペラです。ヒロインは、元帥夫人ですが、ハプスブルク帝国そのものも象徴する存在であり、時代の変わり目、時の黄昏の哀しみを感じさせます。R・フレミングとE・ガランチャの2大歌姫がこ>>続きを読む

砂漠の流れ者(1970年製作の映画)

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こういう西部劇をもっと見たかったですね。臆病と言われた主人公が意外と逞しくて、砂漠のど真ん中で、泉を拠点として、家を建て、食堂を経営し、一人で生きぬきます。彼に愛を捧げるヒロインもコケティッシュでチャ>>続きを読む

シンデレラマン(2005年製作の映画)

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ラッセルクロウ、数学者の時は夫婦関係を全うしなかったけど、今度は硬い絆に結ばれていてよかったね。ボクシングシーンも迫力でしたが、何より夫婦愛に感動させられました。すごくロッキーにかぶったけど、あれは、>>続きを読む

噂のアゲメンに恋をした!(2007年製作の映画)

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ラブコメと思って見たら、エロチックコメディですね。主人公とその友人の会話はポーキーズ並みで、アメリカ人はいくつになってもこんな感じなの?って感心するほどサルです。でも、ジェシカはかわいい。それだけが救>>続きを読む

アリー/ スター誕生(2018年製作の映画)

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名作「スター誕生」に新しい息吹を注入しました。ヒット間違いなしですね。ブラッドリーのいい男ぶりにガガはピュアな演技で応えています。歌も良かった。捨て曲なし。サントラ盤も売れるね。ガガ泣きはしないけど、>>続きを読む

アイ, トーニャ 史上最大のスキャンダル(2017年製作の映画)

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構成がいい。インタヴューと回想をシームレスでつなぎ、それぞれの真実を伝えます。マーゴットはくせのある役が続きますね。存在感が際立ったのは、毒親ドディです。ロープ一本でマスコミを遠ざけたり、とても迫力が>>続きを読む

男と女の不都合な真実(2009年製作の映画)

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ロマンチックなラブコメとは真逆に、結構、しもネタを入れながらラブコメしています。それでも、ヒロインが洗練されていて、しかも可愛さをみせるから、下品にならずキュートです。男も粗野だけどナイーブな役柄で2>>続きを読む

静かなふたり(2017年製作の映画)

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シェルブールの田舎の居心地が悪くてパリに出てきた27歳の女とテロ組織のメンバーだったためパリの小さな書店に身を潜め続ける71歳の男の物語。パリにも居場所のない2人は互いに惹かれ合うが、年齢差を超えられ>>続きを読む

悟空伝(2017年製作の映画)

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西遊記の悟空が三蔵法師と旅立つ前、天界で大暴れした頃のストーリーを大幅にアレンジしたファンタジーアクション大作。中国映画はスケールの大きい作品が得意ですね。アクションは武術の伝統があるので所作が美しい>>続きを読む

つぐない(2007年製作の映画)

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英国の上流家庭の暮らしが美しい映像とともに格調高く描かれます。キーラナイトレイが美しい。同じ出来事を視点を変えてそれぞれの主観で見せ、心の中を見せます。多感で繊細な少女をシアーシャ・ローナンが見事な演>>続きを読む

色道四十八手 たからぶね(2014年製作の映画)

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お色気映画、または、ピンク映画というジャンルです。画質は良くないし、チープな作りです。ひねりもないしユーモアもない、しいて言えば、全体的に飄々としています。昭和のノスタルジーを感じる人向けの作品ですね>>続きを読む

不都合な真実2:放置された地球(2017年製作の映画)

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あれから10年、地球温暖化を軽減を目指す国際的枠組みづくりに奔走するゴアを描く。人脈を活かして、骨身を惜しまず精力的活動する努力は、国際的枠組みを持ったパリ協定へと結実する。残念ながら、今見ているもの>>続きを読む

小悪魔はなぜモテる?!(2010年製作の映画)

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悪意ある噂は無責任でウィルスのように急速に広がります。そんな時、信じてくれる人はレアですが、そんな人がいたオリーブは幸せです。ずっと彼女の良さを見てきた彼は初恋の人でした。エマ・ストーンの魅力全開の青>>続きを読む

RAW〜少女のめざめ〜(2016年製作の映画)

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怪作でした。少女の目覚めとは、性の目覚めと持っていた血の目覚めですか。指を食うシーンや恋人を食い殺したのかと動転する演技は迫真でした。神童という設定はあまり活かされていません。お父さんの様子を見ている>>続きを読む

クロエ(2009年製作の映画)

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とにかくアマンダが美しい。これは心理戦だと思ったら、その通りの展開でした。なかなか面白いし、好きな作品ですが、これだとクロエは悪い子じゃないですね。冒頭のクロエの独白を活かすなら別のストーリーがありま>>続きを読む

シューテム・アップ(2007年製作の映画)

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突き抜けていて、文句なしに面白い。ぶっ飛んだシチュエーションに爆笑してしまいました。のっけから引き込まれますが、出産をさせながら、カーチェイスのさなか、空中で、エッチしながらと、多彩なガンファイトは、>>続きを読む

くるみ割り人形と秘密の王国(2018年製作の映画)

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母親ロスを乗り越えていくクララのお話。クララはかわいいというより、完璧な美人さんでした。予想と違ってダークなファンタジー。チャイコフスキーの美メロを活かさず、Xマスならではのワクワク感もなくて、不思議>>続きを読む