myjstyleさんの映画レビュー・感想・評価 - 25ページ目

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欲しがる女(2016年製作の映画)

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アラフォー独身女性が失業し、田舎に帰って母を見舞いながら、厳しい環境で職を求める、サバイバル的な奮闘記と思って見ていたら、とんでもないサイコパス映画でした。作話癖はすごいし、自己中のストーカーですが、>>続きを読む

タクシー運転⼿ 〜約束は海を越えて〜(2017年製作の映画)

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光州事件とはかくもむごたらしい惨劇ですか。自国民を守る軍隊が自国民を惨殺することがあります。己を正義とする軍政の非情さといかなる指示にも無批判に従う兵に鳥肌が立ちます。結果として、タクシー運転手は外人>>続きを読む

復讐捜査線(2010年製作の映画)

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殺された娘の復讐のためにひとりで犯人に迫るお父さん役のメルギブソンがはまり役。守秘義務の厚い壁に挑み、真犯人に迫っていくひとつひとつのプロセスにサスペンス感があります。見応えありました。「インスティン>>続きを読む

ルームロンダリング(2018年製作の映画)

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成仏できない幽霊が見える内気な女の子の連作短編。人見知りな性格も成仏のお手伝いをするごとにほぐれ、ボーイミーツガールなストーリーも同時進行します。オダギリジョーが出ているのですが、池田エライザをみるド>>続きを読む

ミルピエ パリ・オペラ座に挑んだ男(2015年製作の映画)

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楽曲が届き、振り付け、衣装、セット、照明と総合的にオペラを頭の中で作っていきます。創造の過程に立ちあえるドキュメンタリーです。若いダンサーの躍動する映像は美しい。ただ、映画監督の視線も冷静で、ダンサー>>続きを読む

ゲンスブールと女たち(2010年製作の映画)

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ゲンスブールはデカ耳、鉤鼻というコンプレックスを覆ってしまうほどの才能がありました。次々とヒット曲を生み出し、その才能に惹かれた美女、ブリジットバルドーやジェーンバーキンと恋仲になります。フランス・ギ>>続きを読む

(500)日のサマー(2009年製作の映画)

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ヒロインは見かけと違って、まぎれもない小悪魔ですね。タイトルからは夏の日の恋の話しかと思いました。この苦い経験を活かしてオータムとは悔いのない恋愛をしてください。

魔法にかけられて(2007年製作の映画)

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エイミー・アダムがかわいい。2次元と3次元を融合させたり、意外な人が運命の人だったりして、驚かされます。ドラゴンに大切な人をさらわれた時、助けに行くのはジゼルです。今までのディズニーから脱皮しようと計>>続きを読む

ジュリーと恋と靴工場(2016年製作の映画)

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若い女性が働きたくても正社員の働き口がない。名門会社といえど合理化の名の下にリストラを進めているフランスの現状。ミュージカルで明るめの作品ですが、切なさはぬぐえません。今の職場を捨てた二人は、自由は手>>続きを読む

誘拐の掟(2014年製作の映画)

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酒で失敗した男が警官を辞めて自称探偵をしている。リーアムにぴったりのうらぶれ中年男です。地道な調べで、連続誘拐犯は猟奇殺人を続ける異常性格者とわかり、追い詰める側にも緊張感がありました。最後まで楽しめ>>続きを読む

ライアー ライアー(1997年製作の映画)

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面白いけど、劇中のセリフにもあるように演技過剰です。嘘がつけなくなったと言っても、一日くらい困らないのは普通ですよね。事務所の仲間を悪くいうのは、人を欠点しか見ないわけだし、上司と寝るのも、そういう性>>続きを読む

グラウンドブレイク 都市壊滅(2016年製作の映画)

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1988年のアルメニア地震の悲劇を描いた作品。死者2万5千人、マグニチュード6.8。家の倒壊による死者多数。家族を探す人、救助に身を呈する人、火事場泥棒などが登場する群像劇。こういう惨劇を作品として残>>続きを読む

おとなの恋の測り方(2016年製作の映画)

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垢抜けたフランスのラブコメディ。美人でスタイルが良くて弁護士というハイスペックなヒロインに初対面で飛行機にまで乗せてしまうのは、凄い強気なアプローチです。相当、外見が気に入ったからでしょう。また、ハッ>>続きを読む

悪女/AKUJO(2017年製作の映画)

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言ってしまえば、韓国版ニキータですが、とても出来がいい。アクション多目(結構グロい)で、走行中の車のフロントガラスを破って、フロント部で操作、バスに飛び乗るシーンとか斬新です。悲哀なドラマもしっかり描>>続きを読む

ブリジット・ジョーンズの日記 ダメな私の最後のモテ期(2016年製作の映画)

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今頃何を作るのって思いましたが、オープニングから笑ってしまいました。これまではダメダメの彼女でしたが、今回は2人のイケメンからモテモテで、女性なら誰しも憧れるような展開です。これまでのファンも納得のハ>>続きを読む

モールス(2010年製作の映画)

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孤独な男の子と孤独なヴァンパイアの女の子のピュアな恋愛物語だけに見ていて切ないものがあります。クロエはさすがの演技です。でも、外見を抜いて考えると、お父さんと思われていた男のピュアな恋物語こそ切ない。>>続きを読む

ピラニア 3D(2010年製作の映画)

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エリザベス・シュー目当てで見たら、そんなこと忘れるくらい強烈なエロ・グロ・パニックムービーでした。ヴィクトリア湖の春フェスということで、浜辺は巨乳のビキニ美女だらけ。乱痴気お祭り騒ぎのさなか、膨大なピ>>続きを読む

赤い航路(1992年製作の映画)

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愛は不変ではなく、無理に繫ぎ止めると憎悪に変わる悲劇が待っています。原題の“bitter moon”は“honey moon”の反対語ですね。「赤い航路」はオスカーとミミの愛憎の物語でしょう。船上のオ>>続きを読む

エヴァの匂い(1962年製作の映画)

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ファムファタールは好きなテーマですが、彼女は違います。職業的な娼婦であり、初めから恋はしないと言っています。男は、どちらの女性にも不誠実で、小狡くて、尊大で、小心で、粗野で、無教養です。洗練された遊び>>続きを読む

REVENGE リベンジ(2017年製作の映画)

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こんなに面白いとは!たかをくくっていました。軽そうでセクシーな彼女からワイルドに変貌するのが見どころです。バトルは、出血多めで痛いシーンを結構ぶち込んできます。イケメン肉体派の男性に、冒頭とラストに全>>続きを読む

不都合な真実(2006年製作の映画)

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洗練されたスライド講話のプレゼンテーションでゴアは淀みなく温暖化の危機を説きます。考えるいとまなく畳み掛けるゴアの弁舌は、12年前だと、話半分に聞いたでしょうが、最近の度重なる暴力的ともいえる天候を体>>続きを読む

嫌な女(2016年製作の映画)

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弁護士の徹子と詐欺師の夏子の物語。徹子は死に行く人の口にしなかった思いの吐露に接して、人と心を通わせられるようになります。夏子は自己肯定的で学ぶことがありません。子供を捨て、結婚詐欺をし、絵画詐欺で>>続きを読む

イコライザー2(2018年製作の映画)

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(再鑑賞) 続編ならば、そのスタイルやパターンの再現が期待されることがあります。例えば、「水戸黄門」が示す印籠はお約束です。「イコライザー」も同様です。「1」で見せた、殺しをシミュレートしてタイムトラ>>続きを読む

リムジン(2016年製作の映画)

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超低予算で頑張りましたね。リムジンが密室になり、いたぶるアイデアはいいのですが、なにぶん、ヒロインが気丈でいたぶられている感がないのと脅迫者が喋りすぎて、緊張感が高まりません。ここを改善するともっと良>>続きを読む

イコライザー(2014年製作の映画)

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デンゼル・ワシントンが驚異的な強さでロシアンマフィアを殲滅します。ストーリーは無理くりなので、ゲーム感覚でアクションを楽しみましょう。力技だけでなく、仕掛けて打ち取る頭脳戦も見どころです。クロエ・モレ>>続きを読む

長江 愛の詩(2016年製作の映画)

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父が残した詩をたどって、上海から遡上すること32日、悠揚たる流れです。風景や仏閣は夜や明け方、夕暮れ、雨降る中と幻想的な時間を選んで描かれます。

作品が難解なのは暗喩の多用にあります。港々に現れる女
>>続きを読む

パパVS新しいパパ 2(2017年製作の映画)

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前作を見ていませんが、パパと新しいパパはVSじゃないね。子どもたちのわがまま・腕白ぶりもちょうどいい感じで、昔のファミリーコメディに比べるとお行儀が良くなっています。VSはメル・ギブソンおじいちゃんの>>続きを読む

8 1/2(1963年製作の映画)

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作れなくなった監督は温泉地に逃げ込むが、プロデューサーや役者たちは追いかけてくる。大掛かりなセット作りやオーディションが進んでも、何もひらめかない。愛人は面倒を増やし、妻には突き放される。監督の脳裏は>>続きを読む

007/ゴールデンアイ(1995年製作の映画)

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ピアース・ブロスナンはハマり役、まさに、王道の007です。今となっては、電磁波攻撃はSFではなく、リアルですね。惜しむらくは、ボンドガールです。美しいし、ドレス姿もみたいほどのスタイルですが、もう少し>>続きを読む

神経衰弱ぎりぎりの女たち(1987年製作の映画)

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スペイン映画なのに美人が出てきません。出てくる女性は個性派ぞろいです。前半は仕込み中で、ダレそうになりましたが、男の息子と彼女が物件の下見に来て、親友の女性が来て、刑事二人と男の元愛人がくるという予想>>続きを読む

ちはやふる ー結びー(2018年製作の映画)

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現在、39巻を越えて、いまだ連載中の原作コミックの核心部分は、千早と太一、新の友情と成長の物語です。その部分で、コミックでの最後の団体戦の三人の描き方に納得が出来ず、それ以降を読めずにいますが、“結び>>続きを読む

クレイジー・リッチ!(2018年製作の映画)

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オールアジアンキャストによるハリウッド作品というだけで事件なのに全米ヒットというから、ハリウッド映画は変わりますね。ストーリーはベタですが、面白い。スタイルが良くてドレスやタキシード姿が決まってました>>続きを読む

エル ELLE(2016年製作の映画)

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ミッシェルは豪邸に住むタフな社会的成功者ですが、性格が悪く、男女関係に倫理観がありません。職場の片腕的な女性の旦那を寝取ったり、お向かいの旦那をおかずにしたり誘惑したりします。男と別れるとその妻に不倫>>続きを読む

バッド・ジーニアス 危険な天才たち(2017年製作の映画)

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カンニングシーンはスリリング。見ているだけなのにハラハラしどおしでした。格差社会は残酷ですね。頭が良くても、金持ちに使われるばかり。曲がった事が嫌いなバンクくんの変わりようが切ない。苦味のあるエンディ>>続きを読む

彼女が目覚めるその日まで(2016年製作の映画)

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新聞社に勤めるスザンナ(クロエ)は、ある日原因不明の症状に襲われる。症状は日増しに悪化するが、検査をしても異常はなく、精神病への転院を勧められる。医者は縦割りで、〇〇ではありませんという責任回避の診断>>続きを読む

ボブという名の猫 幸せのハイタッチ(2016年製作の映画)

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トラ猫を連れたパフォーマーというだけで周りの人の反応が激変。雑誌を売る時も、みんな一緒に写真を撮りたくて凄く売れちゃう。評判がタブロイド紙に載り、本を出さないかというお誘い。出したらベストセラーになり>>続きを読む