南菜乃花さんの映画レビュー・感想・評価

南菜乃花

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バンデットQ(1981年製作の映画)

3.5

意味が拾えそうで拾えないのがヤバい。ただのイタズラであってほしいとすら思う。
見終わって🌍に閉じ込められた感覚が確かにある。軽快な主題歌が流れ出した時、心臓を持っていかれてしまった。
たぶんこのトラウ
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キスより簡単(1989年製作の映画)

3.0

クリスタルはタイクツと一緒にあってこそだよね。
せめてつまんない清潔感だけで涼しい顔して駆け抜けてくれ。
最後のエピローグなんか退屈すぎてほんとに夢見てたよな気分。それだけがほしい。
ジョー山中のカス
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ぼくらの七日間戦争(1988年製作の映画)

3.2

今ほしいのはこのくらい荒唐無稽な想像力。だって言いたいことはわかる。パワー。俺パワーない。
宮沢りえの脚にはリアリズム発揮されるからね。

WILD LIFE(1997年製作の映画)

3.5

これのミッキー・カーチスと今のミッキー・カーチスほとんど変わってなくてワロタ

FALL/フォール(2022年製作の映画)

3.6

いつ金具が外れるのか?
シチュエーションは最高だったけどもっと血生臭いのがよかったな。

ちひろさん(2023年製作の映画)

3.6

これも広い意味では俺TUEEEEEEだと思う。
すごくどこか共感したくない孤独。
それを演じてるのが有村架純なのが面白そうに見えてあんまり面白くない。
ホームレスをこっそり土葬(死体遺棄)してあげちゃ
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スクリーム(1996年製作の映画)

3.7

3作目まで見たけど1作目以上にパロディとシリアスを共存させることができなさそうなのでもうシリーズを見る気がしない。
安っぽい薄暗さが良かったんだけど。

水のないプール(1982年製作の映画)

3.8

まずタイトルがカッコ良すぎる。
水のないプールというモチーフが指すのは満たされない心なのか、あるいは目的のない欲望のことなのか。
自分の息子の昆虫標本から着想を得て、綿密に計画を実行していく様子にワク
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ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3(2023年製作の映画)

3.6

このシリーズって地球とか人類滅んだ後の世界だと思ってたけど違うんだ。
音楽というものが宇宙にないとかそういう設定なのかと思ってた。
だから主人公が地球に帰っておじいちゃんと会っててびっくりした。
タヌ
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怪物(2023年製作の映画)

3.9

子供なんか誰の助けがなくとも勝手に成長していくもので、しかしそれを促すのが一番悪い奴という残酷キッズあるある。
振り回されていたのは大人たちの方だった。
こいつらが何であるのかはどうでもいい。べつに何
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エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス(2022年製作の映画)

3.7

バカバカしいことをするほど強力な並行世界の記憶をダウンロードできるという設定が良かった。ボボボーボ・ボーボボ的な戦いが成立してる。
全ての可能性が真なら、全てを放棄して破壊したくもなる。
親ガチャとい
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アナザーラウンド(2020年製作の映画)

3.4

青白いおじさんたちの青白い青春映画だった。
そんなにアルコールがいいか?

君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

3.4

これはまんが映画への回帰だ、みたいな批評を読んで、よっぽど良いんだろうなと勝手にフルアニメーションのスペクタクルな妄想を膨らましてたけどべつに大したアニメではなかった。
何よりもあのプロモーションを体
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新解釈・三國志(2020年製作の映画)

1.0

意外に寒さはなく(?)、つまらなさの限界だけを突破している。
このつまらなさをなんと言えばよいのかわからない。
つまらないってなんだろうって考え出したら頭ん中が楽しくなってきてしまうから。
最高につま
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エスター ファースト・キル(2022年製作の映画)

3.6

エスター視点。
殺したはずの妹として帰ってきたエスターvs毒母&兄というモンスター同士の争いに今度はエスターのピンチにハラハラしてしまうから不思議。
ほとんど情状酌量の余地がない者同士の小競り合いが面
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トビウオのぼうやはびょうきです(1982年製作の映画)

3.7

社会派版スポンジボブ。
そういえばスポンジボブの住んでいる街もビキニタウンだった。
活発なトビウオのぼうやがやたらとかわいらしく健気なだけに結末が辛い。
気になるのはベイブやファインディングニモなんか
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キャリー(1976年製作の映画)

3.9

豚の血に染まったドレスと歪な形に硬直した細長い手指が恐ろしくて悲しくてカッコいい。

きさらぎ駅(2022年製作の映画)

2.0

ガビガビのPOVとチープなCGで初代プレステのクソな実写ノベルゲーのような雰囲気を味わえる。
この筋書きで40分くらいのテレビスペシャルなら悪くないとは思う。
人間が爆発したりゾンビ化したりする理不尽
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シグナル100(2020年製作の映画)

2.5

死んじゃったけど、死んだ後でみんな私のことがスキだったんだぁっていう感傷。そのエモなんかのエロゲーとかであった気がするよね。
これ見たら神さまの言うとおりって結構面白くなかったっけとか思った。

ヴィナス戦記(1989年製作の映画)

3.5

全体的にメガゾーンの1作目っぽい。
クールでなく芋っぽく暑苦しい作画。
ずっとシリアスだし荒地ばっかで喉が渇くのは『今そこにいる僕』の感じに近い。
禁じ手的だけど実写使ってアニメキャラクターを殺すシー
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黒い家(1999年製作の映画)

3.8

カメラワークが遊び尽くしてて面白い。
トレンディドラマ風抽象的オフィス、ガスホルダー、夏の河原とよくわからんタワーなどロケーションがカビ臭くてたまらない。
目を壊しにくるようなドリーズームは楽しすぎて
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シリウスの伝説(1981年製作の映画)

3.7

おっぱいさわった〜〜〜〜〜🫵😤❤️😃😆😱😄

ザ・ミスフィッツ(2021年製作の映画)

3.0

コンフィデンスマンに遠く及ばぬ劣化版のようにしか感じられなかった。
相対的にコンフィデンスマンの偉大さがこれ見れば分かる。
キャラものっぽいのに全然キャラが立ってないくて、最後のシーンでレズビアンの強
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エスター(2009年製作の映画)

3.8

逃げ場のなさがチャイルドプレイっぽい。
子供の頃は本当にチャッキーが怖かった。
母親の追い詰められっぷりと、ぜってーこいつ悪いよなって分かりながらも口裏合わせ続ける妹を見ているのが苦しい。(あとかわい
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サマーゴースト(2021年製作の映画)

3.1

なんか知らん間に新海誠のパチモンみたいなものが大量生産されているらしい。
同人チックなラフさがこの映画の個性と思うんだけど、ちゃんと描こうとするからつまらない。
全員既に死んでそうな生命力のなさは良い
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