あの宇野祥平がイケメンムシオ君と共演したという情報だけで鑑賞。なのに面白い! 3人の役者が演劇の舞台で演じているような面白い空気感に、いつの間にか引き込まれていく。
だれがしあわせなバカタレなのか。どんなに辛くても先に進んでいかないといけない。なんというか、どういえばいいか。心がぐちゃぐちゃにされながら、最後のエンドローラが終わるまで、見届ける。
浅野いにお原作の作品だが、いにお感は薄めで、主人公2人の演技を楽しめる作品。
とにかくすごい。低予算だっただろうに、脚本、カメラ、役者、映画全体に流れてる匂いのようなものが素敵すぎる。
貞子vs伽倻子 的なものを作りたかったのかもしれないけど、とにかく滑り倒してる。これでもかと滑り倒してる。よくぞここまで酷いものに出来たとある意味で素晴らしい!
15年以上ぶりに鑑賞。暴力でしか人と接することが出来ない獣のような男。実際の主人公は巨大な体をもつ男だったとのことだが、北野武が演じたことによって、うちに秘めたエネルギーが吐き出されるような恐ろしさを>>続きを読む
チッチチー、チッチチー、チッチチーのリズムを聞くと、思わず周りを見渡してしまう症候群になる映画。
今はなきアップリンク渋谷で鑑賞。
なんて青くさい!観ているこっちが恥ずかしくなるような、登場人物たちのわかりやすい行動。でもこの恥ずかしさや若々しさ、脚本の幼さがむしろ好感触。監督も若者、役者も若者>>続きを読む
30代でこの映画を観て、40代になったらまた観て、50代、60代とまた何度か観て、その度に感じるものが変わっていくのを確かめたい。
どこにでもあるストーリーなのに、また観る。何度か観る。その度にきっと背中を押される。
いつか観よう、いつか観よう、と思い続けて5年以上。その間にアップリンク渋谷はなくなり、世間はいつの間にかのサウナブーム。
いわゆる北欧好きで、サウナが大好きな人が観るとゲンナリする。日曜の午後、気持ち>>続きを読む
事前の映画情報を読むと、重々しいストーリーに時事ネタを入れ込んだような作品のように感じたが、良い意味で裏切られる作品。
映画の始めから最後まで独特としか言いようのない空気が映画全体を包み、毒のあるユー>>続きを読む