カミツレさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

カミツレ

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DUNE/デューン 砂の惑星(2020年製作の映画)

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劇場に行こうか迷っていて結局行かず終わってしまった本作だが、観終わった感想としては劇場に行かなくてよかった。あくまで個人的感想で、どうもシリーズ感を漂わせている作品は映画館で観る気が起こらなくて…>>続きを読む

スパイダーヘッド(2022年製作の映画)

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クリス・ヘムズワースと『セッション』のマイルズ・テラーが出演するから期待して観たが、残念な結果に終わってしまった。惜しいというよりただただ残念。

監督も『トップガン マーヴェリック』のジョセフ・コシ
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INTERCEPTOR/インターセプター(2022年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

どこかで聞いたようなタイトルだと思い調べたら、1992年に同じタイトルの映画が製作されていた。でも本作はこの続編でもリメイクでも何でもないので注意。

オーストラリア映画ということで、製作総指揮にクリ
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82年生まれ、キム・ジヨン(2019年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

結婚・出産は女性の人生の中でとてつもなく大きなイベントだと思う。結婚はまだしも出産を経験すると、これまで歩んできた彼女たちの人生は一変する。それはどれだけ仲が良い夫婦でも、どれだけ夫が協力的な家庭であ>>続きを読む

ハイヒールの男(2014年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

タイトルからして興味そそられる。最初は『ハイヒールの男』というタイトルを主演俳優であるチャ・スンウォンは好きになれなかったらしいけど、最終的には気に入っているというその言葉通り、観る前にイメージを膨ら>>続きを読む

フリー・ガイ(2021年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

普段は誰も気にもとめない“背景”であるモブキャラが自我を持ち、同じことの繰り返しから脱しようと次々と行動を起こしていくというストーリー。

ストーリー自体はけっこう好きだし、ライアン・レイノルズが出て
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シン・ウルトラマン(2022年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

『ウルトラQ』や初代『ウルトラマン』が放送されてからずっと老若男女多くの人たちを魅了してきた【ウルトラシリーズ】。

その最新映画『シン・ウルトラマン』だが、映画が始まって早々『ウルトラQ』の世界観を
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はちどり(2018年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

自分に無関心な大人たちに囲まれ、学歴社会のストレスにさらされた兄の暴力に耐えながら、ただ一日一日を目的もなくやり過ごすウニの前にヨンジという漢文塾の先生が現れる。

ヨンジ先生が初めてウニに問いかけた
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恋する寄生虫(2021年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

世界から拒絶された潔癖症の男と、世界を拒絶した視線恐怖症の女子高生の話らしい。原作を読んだのに"らしい”と言ってしまうのは、原作ってこんな話だったか?と思わずにはいられない出来だったから。

原作のあ
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スタートアップ!(2019年製作の映画)

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韓国の少年少女たちが家出したらまず行くところは、チムチルバンと呼ばれる24時間営業のスーパー銭湯らしい(苦笑)日本でいうネカフェのようなものだと思うけど、ネカフェより健康そうでいいな。

好きな俳優が
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SING/シング:ネクストステージ(2021年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

子どもと吹替版を鑑賞。公開されてけっこう経つし一番乗りということもあって劇場独り占め状態だったが、ちらほらと家族連れを中心に劇場の2割ほどが埋まったところで上映開始。

正直、洋楽に詳しくないためすべ
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ウィンター・オン・ファイヤー ウクライナ、自由への闘い(2015年製作の映画)

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ロシアが現在ウクライナに軍事侵攻しているけど、まさか2013年にこんなことがウクライナ国内で起こっていたなんて驚き。これを見れば、だからウクライナはどれだけロシアに攻撃されても屈しないのか、ということ>>続きを読む

アダム&アダム(2022年製作の映画)

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タイムトラベルものってなぜかワクワクする。幼き頃に見た『バック・トゥ・ザ・フューチャー』なんて何度も何度も繰り返しテレビ放送されるから世代を超えて愛され続けてるし、本作も家族みんなで笑って泣いてハラハ>>続きを読む

僕らをつなぐもの(2022年製作の映画)

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ここ最近観た中でダントツに好きな映画。
コメディ映画ともちがうし、LGBTQを意識した社会的な映画とも違う。
ほっこりとあたたかくなりつつも現実の描写には切なくなる。

同性愛者をいまだに色眼鏡で見る
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世宗大王 星を追う者たち(2019年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

朝鮮王朝が明国の影響下にあった時代を描いているのだが、浅学でこの辺の歴史にうとかったため調べながら鑑賞。それと元々ハングルに興味があったため、どのようにこの言語が作られたのか知りたかったのだ。

全て
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ようこそ映画音響の世界へ(2019年製作の映画)

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映画音響の奥深さを知るなら本作。まさか1877年エジソンの蓄音機発明まで遡るとは思わなかった。でも今のような映画が作られるまでの間、どんな過程を踏んで映画音響が進化し続けてきたのか、歴史と共に学べる教>>続きを読む

HOT SUMMER NIGHTS ホット・サマー・ナイツ(2017年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

映画の演出は個人的にとても好き。90年代っぽさが前面に出ててポップでカッコいい。

語り部の少年がイコール監督ということかな?監督が昔実際に見た2人の男の話を脚本化し、監督したということらしい。しかし
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リトル・フォレスト 春夏秋冬(2018年製作の映画)

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食べることが大好きで、癒やしを求めている人には最高の映画だと思う。

観る者の気分次第で退屈な映画にも、ヒーリング映画にもなる感じかな?今の自分としては残念ながら前者だった。だからストーリーはひとまず
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アンヌ+:THE MOVIE(2021年製作の映画)

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『LGBTQ+』という言葉はいま大分広まっていて言葉自体は知っているという人も多いのでは?自分もそんな一人だけど、詳しい内容までは人に説明できるほど知識がなく、本作を観るにあたって初めてきちんと調べて>>続きを読む

モラルセンス ~君はご主人様~(2022年製作の映画)

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ドミナント(支配者)、サブミッシブ(服従者)など聞き慣れない言葉が数多く出てくる。一体どこで役立つかわからないけどSMについての知識が本作で少しついたと思う。

SMと言っても過激な内容ではなく、女性
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モンスター・ホテル 変身ビームで大パニック!(2022年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

たくさんのストーリーは詰め込まず、あえて一つだけ最も伝えたいことをストレートに描いた感じの作品。

『あなたはあなたのままでいい』と。

複雑ではないから年齢人種性別関係なくわかりやすいし、受け入れや
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僕の中のあいつ(2018年製作の映画)

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本当にベタ中のベタ。
俺があいつであいつが俺で、ってな話。

観る前からストーリーの予想は大体つくし、その通りに展開していく。
でもこれが本当におもしろい。

なんだかんだ言っても王道には勝てないのか
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未成年(2018年製作の映画)

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出てくる男、全員クズ!
不倫をした男も、女子高生ユナの元父親も、学校の先生も。

また、女性陣も同じようなものだ。不倫をしたユナの母親は子どものまま大人になってしまったような人で、早くにユナを産んで“
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瀑布(2021年製作の映画)

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コロナパンデミックにより、自宅隔離を余儀なくされた母娘の物語。

冒頭だけ観れば、思春期の扱いづらい子どもをもつ母親の気苦労に同情してしまうけど、物語がどんどん進むにつれ、本来潜んでいた問題が浮き彫り
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永遠に僕のもの(2018年製作の映画)

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これが実話だとは信じがたいほど、17歳の少年がやるには破滅的で残虐性が高い事件が基になっている。

本作は実在のシリアルキラーがモデルとなっているが、残虐な描写も少なく、映像もとても美しいので誰にでも
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2046(2004年製作の映画)

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難解で一度観ただけではスッと理解できない難しさがある。
これは何度も観てやっとわかっていくような映画なのではないか。

私は、本作を観る前に、ウォン・カーウァイ監督の60年代3部作と呼ばれていた『欲望
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花様年華(2000年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

互いにパートナーの不倫に気づきながらも、
何事もないかのように隣同士の部屋に住む男女の物語。

主人公2人、トニー・レオンとマギー・チャンがとにかくすばらしい。
妻、そして夫に裏切られた彼らのやるせな
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欲望の翼(1990年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

男は心の中のポッカリと空いた隙間を埋めたかった。
でもその隙間にぴったりとはまる形は最後まで見つからなかった。

ストーリーはというと、実母を知らずに育った青年ヨディが、その満たされなかった想いをなん
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僕を育ててくれたテンダー・バー(2021年製作の映画)

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正直言うと、ベン・アフレックを初めてカッコいいと感じた。
少年J・Rのアイデンティティ形成に大きく貢献することになった叔父チャーリーの役柄が見事にはまっていた。

一見粗野な感じではあるものの、男とし
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モンスター・ホテル クルーズ船の恋は危険がいっぱい?!(2018年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

1、2とこのシリーズを観てきて多少面白さが低迷したかなと思いつつも最後まで観たらやっぱり満足いく出来。

これまでは内輪でワイワイとやっていたわけだけど、本作ではホテルから飛び出し人間たちと交流。クル
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エリサ&マルセラ(2019年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

モノクロで落ち着いた雰囲気かと思いきや中身は情熱的。
会うことのできなかった3年間の手紙のやり取りや、2人の愛し方すべてが詩的で美しい。タコ、ワカメ、カタツムリなどをエロティックさを醸し出す小道具とし
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毒戦 BELIEVER(2017年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

結局ラクと麻薬王イ先生は同一人物だったということか。
なぜこの青年は警察側にこんなにも協力的なのか疑問に思ってたけど、自分たちを爆破事故に見せかけて始末しようとした人間の情報を入手するためだったのね。
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恋をするなら今宵のディナーで(2022年製作の映画)

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運命の相手の話から始まり、なかなか興味をひく展開。

2パターンの男女の組み合わせで物語が進んでいくのだが、時系列もそうだが、今は一体どっちのパターンだろうかと混乱する場面も多々あり。

しかし、男女
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ドント・ルック・アップ(2021年製作の映画)

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これはブラックコメディみたいなジャンルなのだろうか?
ひとつ言えることは、シャラメの無駄遣い。
シャラメだけでなくディカプリオやジェニファー•ローレンス、メリル•ストリープなど出演者が豪華すぎて若干ひ
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存在のない子供たち(2018年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

実際に難民であった少年ゼイン(役名もゼイン)くんが主役を務めていたというのが1番の驚き。どおりで演技がうまいと思った。というよりも、演技ではなく自分の身に今まで起きたことの追体験を本作を通してしていた>>続きを読む

ヒューマニティ通り8番地(2021年製作の映画)

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このアパートの住人のクセがとにかく強い。
特に神経質一家の旦那が異常すぎて笑うしかない。アルコールスプレーを空中に振り撒いて香水のように浴びてさらに吸い込む姿に爆笑するけど、神経質な割にマスクはしない
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