カミツレさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

カミツレ

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サニー 永遠の仲間たち(2011年製作の映画)

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広瀬すず主演の日本版は以前観たことがあるが、オリジナルの韓国版と見比べようと思ったら全く一緒で拍子抜けした。ストーリーもカメラワークもほとんど一緒。違うのはサニーの仲間の数と歌くらい?かなり大根仁監督>>続きを読む

ローズ島共和国 ~小さな島の大波乱~(2020年製作の映画)

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自由を求め立ち上がった5人が、実際に自分たちだけの国を作ってしまったという実話に基づいた映画。本作を観るまで「ローズ島共和国」のことは何も知らなかったため、こんなことを考え出した人たちがいるなんて…と>>続きを読む

22年目の記憶(2014年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

1972年、南北首脳会談に向けて練習のための金日成代役オーディションをするっていう発想自体がおもしろい。よくこんなストーリー思いついたなぁと感心するし、それをしっかり脚本に落とし込んでるのがすごい。>>続きを読む

ディヴァイン・フューリー/使者(2019年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

全てにおいてエネルギーに満ち溢れた映画。アクションもそうだし、撮影規模(冒頭の格闘技スタジアムのセットにびっくり!)、美術セット(悪魔祓い道具も本格的!)、特殊メイク(闇の司教を演じたウ・ドファンの変>>続きを読む

罠 Deep Trap(2015年製作の映画)

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冒頭からどことなく漂う自主映画っぽい雰囲気。観る限り予算も対してかかってなさそうだが、マ・ドンソクがいるだけで完成されていると感じるから不思議。

本作では完全なる悪役で登場したけど、味方なら頼もしい
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愛してるって言っておくね(2020年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

短い尺だけど心にずしーんとくる作品。
セリフはなく、ほとんどが音楽と絵で構成されており、静かながら最後の銃乱射の描写や学校にどうにか行かせないよう子どもを止める両親の影が強烈なインパクトを与える。
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スペース・スウィーパーズ(2020年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

韓国初のSFものということでNetflix全世界同時公開後、早くも注目されている本作。予告編を観る限り期待は高まるばかりだったが、本編も期待を裏切らない最高の出来だった。

まず、『神と共に』シリーズ
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レイトオータム(2010年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

とても静かで好きなタイプの映画だった。タン・ウェイ演じるアンナの幸薄い感じが全編に溢れ出ていて、時折切なさがこみあげてくる。彼女がなぜ殺人を犯してしまったのかは冒頭に判明するが、その原因を作ったワン・>>続きを読む

ロング・ショット 僕と彼女のありえない恋(2019年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

めちゃくちゃ元気になれる映画。最高に笑えて、最高にハッピーで、久々にこういう映画を観た気がする。製作にもクレジットされているシャーリーズ・セロンとセス・ローゲンというこの一見アンバランスな2人が繰り広>>続きを読む

#生きている(2020年製作の映画)

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韓国のゾンビものが最近目立つ。コン・ユ主演『新感染ファイナル・エクスプレス』とその前日譚を描いたアニメ『ソウル・ステーション/パンデミック』、そしてその続編でカン・ドンウォン主演の『新感染半島ファイナ>>続きを読む

シカゴ7裁判(2020年製作の映画)

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シカゴセブンと呼ばれた人たちがいたことも、1968年ベトナム戦争最中にこのような民主党大会が行われていたことも知らなかったけど、本作にはぐっと引き込まれた。法定ものって心理戦みたいな部分が大きいから最>>続きを読む

先に愛した人(2018年製作の映画)

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私には合わなかった。
冒頭からポップなアニメーションや落書きっぽいイラストなどが画面上に入り込んで、「あぁ、最初の説明部分はこういう感じでいくのね。たまにあるよね、こういう描き方」と観ていたら、なんと
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今求められるミニマリズム(2021年製作の映画)

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これは人に勧めたくなる映画。特に一緒に暮らしている家族に観てもらいたい。

一人暮らしなら物を手放すことは案外簡単かもしれないけど、家族がいるとそうもいかない。特に小さい子どもが何人かいる家は余計難し
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恋するベーカリー(2009年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

まず、この年代になっても女子会でこんな風に盛り上がれるんだ、という驚きがあった。私はしたことがないけれど、いかにもアメリカ人っぽい奔放な感じがとても楽しそうでいいなぁと(笑)

元・浮気夫ジェイクは人
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君の心に刻んだ名前(2020年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

台湾映画自体あまり観ないので、逆に先入観なしで観ることができた。今でこそアジア初となる同性婚が法で認められるなど、LGBTに優しい国として知られる台湾。しかし、かつては本作でも描かれているようなLGB>>続きを読む

建築学概論(2012年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

韓国で大ヒットしたという初恋の思い出を描いた本作だが、私には合わなかった。過去と現在を行ったり来たりする描き方なのはいいとして、ストーリーが退屈で、主人公の男友達を演じたチョ・ジョンソクが出てこなけれ>>続きを読む

コンフィデンシャル/共助(2017年製作の映画)

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ヒョンビン×ユ・ヘジンという組み合わせが最高すぎる。
ヒョンビンがシリアス担当、ヘジンがお笑い担当といった感じでとてもバランスよく構成されていて、男女問わずどの年代であっても絶対楽しめる作品だと思う。
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アンダードッグ 二人の男(2016年製作の映画)

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マ・ドンソクさんが最初から最後まで良い人なのか悪人なのかわからない。またストーリーもあってないようなものというか、キャストの力で観ている最中はまあまあ楽しめるが、観終わった後に余韻に浸れるか…、そして>>続きを読む

後宮の秘密(2012年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

女は怖い。この一言に尽きる…(苦笑)

摂政として権力を振るい身内にも容赦ない大妃が怖いと思って観ていたが、ラストまでいくと本当にしたたかで恐ろしいのは先代王の後妻で、2人の男から求愛を受けていたファ
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ザ・ネゴシエーション(2018年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

ストーリーはともかく、ヒョンビンとソン・イェジンのやり取りはよかった。画面を通しての緊迫感溢れる心理戦がドキドキさせるが、正直ソン・イェジン演じる交渉人のハ・チェユンの活躍はあまり見られない。周囲のお>>続きを読む

JSA(2000年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

これ、本当に20年前の映画???とても新鮮な気持ちで観ることができたし、映像の撮り方も美しくてびっくり。そして、ソン・ガンホの変わらなさぶりにさらにびっくり。彼が出演していれば安心して観られる、みたい>>続きを読む

さまよう刃(2014年製作の映画)

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原作は東野圭吾。原作は読んだことはないが、日本版の『さまよう刃』を観たので比較したくて鑑賞。日本版はDVDに焼き付けられた事件の描写がもっと、こう、言葉は悪いが胸糞悪かったが、韓国版はそれと比べたらま>>続きを読む

失われた時間 〜被偷走的那五年〜(2013年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

終始泣きっぱなし。中国映画はかなり久々に観た気がするけど、主役のバイ・バイホーとユー・シーさんがとてもよかった。

マンとユーという新婚さんのイチャイチャっぷりがとてもかわいくて微笑ましくて、ずっと観
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ブックスマート 卒業前夜のパーティーデビュー(2019年製作の映画)

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冒頭から笑った、笑った。まず設定がおもしろい。

“誰よりも努力していい大学に受かった自分たちはすごい!自分たちの将来は明るい!”そう思っていた真面目系女子2人組が、周囲で馬鹿騒ぎしているクラスメイト
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王の涙 イ・サンの決断(2014年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

韓国ではドラマ化もされ有名な歴史上人物イ・サン。第22代国王の座に就きながらも老論など反対勢力から暗殺未遂を企てられるなど、幼い頃から命を狙われていたような方だ。本作で私は初めてイ・サンを知ることにな>>続きを読む

記憶の夜(2017年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

運命の糸が複雑に交差して悲劇が生まれてしまった。ラストまで観れば冒頭から全ては始まっていたのかという感じ。それくらい中盤以降のストーリーが急展開すぎる。何が真実で何が偽りなのかわからないまま物語が19>>続きを読む

カリフォルニア・クリスマス(2020年製作の映画)

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タイトルにクリスマスという文字が入るけど、決してクリスマス感満載の作品ではない。冒頭とラストだけクリスマスを感じることはできたけど。

物語的にはベタ中のベタな恋愛ストーリーで、資産家の息子が牧場を買
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A GHOST STORY ア・ゴースト・ストーリー(2017年製作の映画)

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ずっとこの白い布に包まれたおばけの映画が観たいと思っていてやっと観れた。結果として私がすごく好きな雰囲気の映画だった。いい意味で映画らしくないと言うか、一行一行とても丁寧に綴った小説のようで、内容はこ>>続きを読む

7月22日(2018年製作の映画)

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実は観たいと思っていた作品ではなかったことに後々気づくのだが(苦笑)、ネットフリックスオリジナル映画である本作もとても内容が濃くてよかった。正直、当時ウトヤ島の事件のことは記憶にあまりなく、思い返せば>>続きを読む

あの日、兄貴が灯した光(2016年製作の映画)

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柔道の試合中の事故により突然視力を失ってしまった弟ドゥヨンと、そのおかげで刑務所を出られた兄ドゥシク。目の見えない弟に愛情の欠片すら見せずに突き放すような態度を取るドゥシクと、そんなドゥシクを寄せ付け>>続きを読む

ハッピーログイン(2016年製作の映画)

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邦題がなんともちゃっちぃ感じが否めない。原題は『좋아해줘』で「好きになってくれ」という意味だと思うが、ストレートですごくこの映画のタイトルにしっくりくる。相手にとても関心があるのになかなか素直になれな>>続きを読む

消された女(2016年製作の映画)

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精神保健法第24条、この法を悪用した事件が次々と実際に起こっていたとは驚き。社会問題にもなって、この法は裁判でも違法だと見直されたらしいけど怖すぎる。これじゃ、邪魔だと思われた人間は簡単に、しかも合法>>続きを読む

8番目の男(2018年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

事実に基づいたフィクションだというから、どこまでが本当にあったことなのかはわからないけど最初から最後まで飽きさせないおもしろいストーリー。韓国は2008年から一般市民参加の裁判員裁判制度が開始したらし>>続きを読む

26年(2012年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

ラスト、いつその銃をぶっ放すんだよ〜と言いたくなるくらい引っ張る引っ張る。その展開にかなりイライラするが、それまでは緊張感あるストーリーで楽しめた。でもあのはっきりしないラストは好き嫌い分かれるだろう>>続きを読む

過速スキャンダル(2009年製作の映画)

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やっぱりホームコメディに、チャ・テヒョンは強い。彼の持ち味が十分に発揮されてて、無理やり感あるストーリーだけど笑って楽しめる作品になってる。誰かに振り回される役が本当に似合うからこれは彼にしかできない>>続きを読む

チャンス商会 初恋を探して(2015年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

中盤以降、予想もしない展開にくぎづけになる。ラストは涙が止まらない。

こんなに美しい初恋の記憶があるだろうか。あの冒頭とラストの間に、2人には様々なことがあった。それは、例え記憶がなくなってしまった
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