1912年辺りの時代ということで、先日観たナタリーのフランス映画『プラネタリウム』と同時期。
『プラネタリウム』はフィクションなので比べる事は出来ないが、衣裳の面ではフランスのゴージャスなものより>>続きを読む
誰かがやってくれるだろうと自分は何もしないで、人生をかけて努力する人を虐め、排除しようとする心はいつの時代にも存在する。
こういう人がいたから私たちは色々な権利を得たのだという人はまだまた沢山いる>>続きを読む
ホドロフスキーにしてはとってもまともで少し悲しいシーンさえある。
この人の作品によく出てくる生き物の死体は何を意味するのだろう。
まるで死が1つの区切り目のように、要所要所で出てくる。
映画館行かなくて良かった。
1も大して好きじゃないけど、まだ突き抜けていたから良かった。
なんとも言えない、希望も絶望もない、楽しくもない、自分が見て何かを得られるような映画ではなかった。
このレビューはネタバレを含みます
見えるものも見えないものと同じくらい好きだ、という小説の一節を思い出した。
キラキラとした美しい姉妹と、2人に情熱を傾けるプロデューサー、
それが例え他人から見たら滑稽に見えようとも、
そこへかけ>>続きを読む
緩やかな時間の流れを感じる良い映画。
大したことは起こっていないけれど、日常の細やかな描写を飽きさせない濃度で仕上げた、
映画という芸術表現に相応しい作品だった。
終わったあと
うわぁー…おわった
って映画。
なんの説明も無いし、ほとんど台詞もない。
リアルなのかと思ったら、所々でファンタジーも入りつつ、
なんだか不思議な映画だった。
特筆していうことは、
家の>>続きを読む
とにかく見終わった後にはぐったり。夢に潜り込めば潜り込むほどこちらは不安になるし、全てがギリギリ過ぎて不安で胸やけした。
面白かったけどもっと覚悟してから見たかった。
気紛れに鑑賞。
この監督の作品は初見ですがとても好きな感じだった。
細かい人間模様は主演とその周辺の人がうまく混ざり合って、騒々しいのに引き込まれた。
カオスの中にたまに取り入れられた美しい音楽や、>>続きを読む
自然で引き込まれる写真の数々。
音楽も良いです。
久々に映像と対話できる映画でした。
対話出来るだけに、ダメージが大きい。
自分を好きになれない人で、それを普段意識しないようにしている人には、辛いかもしれません。
自尊心を失わないときに見たい映画>>続きを読む
家族も仲間も仕事も時間も、
全てを失いかけたり、失ったり、
そんな中で自分と自分の才能を信じ、突き進み続けることのできる数少ない人間だったのでしょう。
妻や娘がいたからこその人生。
細部へのこだわりが素晴らしく、最初から涙腺が緩むくらい感動しました。
「神は細部に宿る」とはこのこと。
アニメーションの実写化というだけでも難しいのに、これでもかというくらい、アニメーションを見た時の>>続きを読む
色々な意味で凄い映画。
ヒットラーの勢いでサラサラと流れるように話が進むけれど、
一般人への地道なインタビューやリアルなヒットラーの細かな情報をきちんと入れていて、だからこそ作品に流れる不気味さがち>>続きを読む
環境も配役も申し分の無い、
ストーリーはよくある田舎の偏屈な祖父が心を開いて行く話だけど、会話や描写を丁寧に見せることとプロバンスの美しい風景がそれを感じさせないクオリティの高い作品に仕上がっていると>>続きを読む
一番前の席で目が回った。後ろの席がオススメ。
これはミュージカルで見たいなぁ。昔の映画のような話。モノクロミュージカル映画の『アーティスト』が観たくなりました。
映画の感想を言うならば、母親の鬱陶しさやそれも含めた上での母への愛を作品全体から感じました。
自己への劣等感の塊を抱えた臆病な兄によって家族の安穏な時間が壊されることは見ていて疲れてしまったが、下流〜>>続きを読む
バーンヤード、ジェフベック、ジミーペイジ、ジェーンバーキン、錚々たる面子。
舞台は60年代スウィンギングロンドン。
モデルのフォトシュートなどの華やかな場面もあるが、それ以外の画面の色や映像も綺麗。>>続きを読む