ナポレオン戦争を描いた海洋冒険映画。
もともと好きなジャンルで、大好きなピーター・ウィアーが監督なのは嬉しい。
イギリス海軍の士官ジャック・オーブリーと、軍医で博物学者のスティーブン・マチュリンの2>>続きを読む
「有能な刑事が巧みな犯罪捜査で犯人を追い詰める映画は数えきれない程あるけれど、警察が有能じゃなくて、犯人ではなく自分を追い詰めていく姿を描く映画があってもいいだろう」と話し合ってこの映画が生まれたのか>>続きを読む
一途という言葉がある事を忘れていたし、その意味はぼんやりとした物だったけれど、乙骨を見てそれを思い知った。
一途な気持ちがこんなにも壮大な力となるのかと。
純愛と呪いが一緒になり、その大きなパワーが炸>>続きを読む
ボーズマンの抑えた演技はハードボイルド感が滲み出ていい。
闘病中の撮影は大変だっただろう。
シャープな眼差しが心に残る。
なんだかベル・アンド・セバスチャンぽい世界…と思って観てたらベルセバのスチュアート・マードックが監督だった。
エミリー・ブラウニングをアンナ・カリーナ風に撮ってみたり、グラスゴーを牧歌風に撮ってみたり>>続きを読む
コーヒーとタバコが置かれたテーブルを真上から撮るショットが好き。
白いカップとコーヒーがモノクロに映える。
カップがカチャカチャ鳴る音、スプーンがカップにチーンとあたる音、コーヒーで乾杯する音が妙に心>>続きを読む
スパニッシュ・アパートメント完結編。
複雑さを受け入れていくとシンプルに見えて来る。
人間同士の繋がりのごちゃごちゃした感じが、ごった返すNYの街の中で混ざり合って良い具合にまとまった。