密室サスペンスらしいそこそこの緊張感を、都合が良すぎる飛行機の仕組みで何とか解決していく映画
30分でまとめられる警鐘話のはずが、陰謀論者とコンピューターオタクの議論が白熱したせいで2時間に伸びたみたいな映画
思いついても需要がないから誰もやらなかったオチを、誰も思いついていない斬新なオチだと勘違いして撮られたかのような映画
精神病院を舞台と聞いて想像しうる展開を一通りなぞるストーリー、驚きはあまり。
でも時代を感じる謎医療器具とか舞台は凝っていて眼福だった
ピナの作品の印象的な部分が綺麗にまとめられている。知らない人でも興味深く観れると思う
ユーリーの作家性とか芸術家魂みたいな美しい要素を観る気でいると、そういうのより作品がみたいインタビュワーの不躾なインタビューが煩わしくて仕方ない