なおちゃんちゃん先生さんの映画レビュー・感想・評価

なおちゃんちゃん先生

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アーミー・オブ・ザ・デッド(2021年製作の映画)

3.6

カジュアル!
頭を使わなくていい!
Netflix映画のライト感が良い方向に転がってる印象。

ザック・スナイダー監督作品なので
細かい設定や描写に関しては何も考えず
派手な演出とカッコいいアクション
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フォー・ウェディング(1994年製作の映画)

3.8

大学生の時
イギリス映画を通してイギリスの文化と慣習、歴史を学ぶという講義を受けていて
そこでよく取り上げられていて印象に残っている作品

結婚式というおめでたい場でも
悪口、陰口で盛り上がる人
愚痴
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タイタニック(1997年製作の映画)

4.2

映画好きを語っておきながら
恥ずかしいことに一度も観ていなかった映画
ついに観ました

金曜ロードショーでの放送をきっかけに
観るなら盛り上がりのある今しかないと思い切りました
地上波での放送って
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ギルバート・グレイプ(1993年製作の映画)

3.7

ディカプリオの演技目当てで鑑賞

世間の評価通りの素晴らしい演技だったと思う
当時ディカプリオは何歳だったんだろう
あの若さでどうやって研究をしたのか
どうやって役作りに励んだのか
障がい者を演じてる
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ヤクザと家族 The Family(2021年製作の映画)

4.0

よくあるような任侠もの、極道ものとはまた違ったアプローチ
ヤクザの世界をマクロに映すのではなく
1人の人間にクローズアップしてミクロに映すことで
より深くその世界観を覗くことができる

カッコいい、恐
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サウンド・オブ・メタル ~聞こえるということ~(2019年製作の映画)

4.1

配信作品だからこそ
家で1人で観るからこそできる
特殊な映画体験

ネットの評判を見て
スピーカーではなくイヤホンで視聴
サブタイトルどおり
聞こえるということ、そして聞こえないということがこれほどま
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Mank/マンク(2020年製作の映画)

3.7

映画を創る ことを題材にした映画
映画にかける情熱
映画に込められた野望
映画に託された役割
そういったものをメタ的に見せてくれるのが面白かった

『市民ケーン』は未鑑賞だけど
それでもどこかで聞いた
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マ・レイニーのブラックボトム(2020年製作の映画)

3.8

チャドウィック・ボーズマンの演技の幅に驚いた

今まで見てきた彼は
気高く、冷静、誰よりも大人で気品に溢れた
そんな役柄を演じる俳優という印象だったけど
この作品で演じたレヴィーを通して
ここまで様々
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ファイティング・ファミリー(2019年製作の映画)

4.0

純粋に暖かい映画

家族、親、兄弟、友人、仲間との繋がり
それぞれの思いがぶつかり合い、いがみあうこともあるけど
全てを吐き出して、本音で語り合えるからこそ
どんな時でも支えになるし、力の源になる
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ノーカントリー(2007年製作の映画)

3.9

怪作 奇妙 不気味 おぞましい

あまりに自然な形でエンドロールを迎えるので
一度観ただけでは何が起きてたのか
結局、どうなったのか
全く理解が追いつかない

決して話のテンポが早いわけではなくて
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ノマドランド(2020年製作の映画)

4.1

生き方を深く考えるきっかけになる映画
自由に対するイメージって
なんでもできそうとか好きなことだけやればいいとか何にも縛られないとか
ポジティブな方向で語られることが多いけど
その反面、何かを切り捨て
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メランコリック(2018年製作の映画)

4.1

大当たり!!
序盤の空気感からは想像できない展開!
まさかあんなキレキレなアクションまで見れちゃうなんて!!!
話の展開、空気感の変化の仕方が笑っちゃうくらいアンバランスなんだけど
どこか自然に感じて
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ヘルボーイ(2019年製作の映画)

3.7

デルトロ版を昔に観たことはあるけど
15年前くらいの作品だったんですね
全然内容は覚えてないけど、カッコいいという印象だけ残ってました

今作に至っては容赦ないグロ描写満載
えげつないクリーチャーたち
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グッド・ボーイズ(2019年製作の映画)

3.6

何も考えずに観られるおバカ映画!
ではあるんだけど
子どもがちょっぴり大人に近づくリアルなストーリーが見どころ

誰もが経験するような恥ずかしい思い出とか
友達同士だからできる馬鹿なこととか
仲良くな
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シン・エヴァンゲリオン劇場版(2020年製作の映画)

4.0

エヴァンゲリオンについては
新劇場版シリーズをテレビ放送で初めて見て
なんとなく有名だし、すごいことだけはわかる
と言う認識しかなかった
完全に、俗に言うところのにわかではあるけど
それでもテレビシリ
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ブックスマート 卒業前夜のパーティーデビュー(2019年製作の映画)

4.2

どストライク。
アメリカの学校ならではの廊下に並んだロッカー、ホームパーティー、卒業式の帽子とガウン
好きな要素が詰め込まれてて、見てる間ずっと幸せでした。

高校卒業前日。
みんながこれから先、別の
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透明人間(2019年製作の映画)

3.7

これが現代版の透明人間か!
超有名で大昔からあるテーマを
完璧な形で現代版に落とし込んだ工夫に脱帽。
まさかこんな形で透明人間を恐れることになるとは、、、

そしてなによりも
観客を怖がらせようという
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私というパズル(2020年製作の映画)

3.7

悲劇によって打ち砕かれてしまったマーサの心が
時間の経過とともにもとの形を取り戻していく

なかなか完成しない橋とマーサの心がリンクしていて
とても面白い見せ方だなと思った

ヴァネッサ・カービーの演
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ニュー・ミュータント(2020年製作の映画)

3.6

待ちに待ったNew Mutants
製作決定から心を躍らせ
紆余曲折、幾重の公開延期を乗り超えやっと観ることができた!!!!!

他のX-MEN作品の要素をちょこっと拾いながら
自分の能力を制御できな
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生きてるだけで、愛。(2018年製作の映画)

3.9

“普通“でいることの難しさが痛いほどに伝わる

一見、過眠症と躁鬱に悩む寧子が多くの問題を抱え、津奈木はその寧子の面倒を見るマトモな男だという印象を受けてしまうけど
個人差や環境差があるにせよ、誰もが
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ザ・ピーナッツバター・ファルコン(2019年製作の映画)

4.0

施設から脱走したダウン症の青年と
兄を亡くしトラブルを抱えて逃走した男のロードムービー

友達は、自分で選ぶことができる家族

ザックがダウン症であるということを
ハンデとせず、自分と対等な相手として
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約束のネバーランド(2020年製作の映画)

3.4

原作未読、アニメ未視聴の状態で鑑賞
設定も何もほとんど知らない状態でしたが
約束のネバーランドという作品を知るきっかけになる、わかりやすい入り口になっていたとは思います。
テンポもそこまで悪くなく、世
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花束みたいな恋をした(2021年製作の映画)

4.4

前半と後半で別の映画を観てるのかと思ってしまった。どんな恋愛映画よりも胸が高鳴り、どんなホラー映画よりも恐怖する。
でもきっと、恋愛というものを俯瞰してみるとこれは大袈裟な表現ではなくて、

付き合い
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エリザベス∞エクスペリメント(2018年製作の映画)

3.5

アビー・リーが美しすぎる
まさに作り物のような繊細で儚げな彼女の魅力を最大限に表現しきっている

何が起きているか
については序盤で殆どがわかるけど
なぜそうなったか
について、徐々に紐解いて行かれる
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ソウルフル・ワールド(2020年製作の映画)

4.4

これはもう紛れもなく「超いい映画」です
欲を言えば映画館で観たかった!!!

夢を叶えるために生きたい大人と
まだ生まれたくない魂

生きる目的を探していくうちに
目的を探すこと自体が生きることにすり
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サマー・オブ・84(2017年製作の映画)

3.8

最近よくあるジュブナイルものね〜
なんて軽い気持ちで見たら
怖い 怖すぎる

それだけはやめとけ案件を繰り返し
どこまでも詰めが甘いせいで
たどり着いた結末が最悪すぎる

序盤から犯人がわかってて
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ハスラーズ(2019年製作の映画)

3.7

まるで『オーシャンズ8』のように華麗な〜
というわけではないけど
似た境遇の女性達が団結し、馬鹿な男性達から金を巻き上げ、幸せをつかもうとする展開が気持ちよかった

ニューヨークの華やかな面と
そこに
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#生きている(2020年製作の映画)

3.5

『新感染』もそうだったけど
韓国のゾンビ映画のクオリティはとてつもないね!
日本でやったら安っぽく見えてしまいそうなのに
不思議とそうならないのは
キャストの演技力によるものなのか
かかっているお金に
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ハンガー・ゲーム(2012年製作の映画)

3.6

自分がもしこのゲームに参加したら
を考えながら観るのが楽しかった
多分秒速でやられます

設定、世界観がよかった
よくあるディストピアからの反逆というか
成り上がりストーリーではあるけど
主人公が選ば
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マローボーン家の掟(2017年製作の映画)

3.7

段々と解き明かされていく謎が気持ちいい

これはなんだ?
どういうことなんだ?
そんな疑問符だらけで
解説も説明も何もないまま話が展開していく

壊された鑑
天井の染み
閉ざされた屋根裏部屋
不気味な
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劇場版「鬼滅の刃」無限列車編(2020年製作の映画)

4.4

この圧倒的興行収入は
単なる話題性によるものではない!!
原作未読・アニメ流し見状態の私ですら大号泣してしまった!!!!

親子・兄弟・家族としてのつながり
尊敬する人と交わす約束
友人・仲間と流す涙
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ザ・ベビーシッター ~キラークイーン~(2020年製作の映画)

3.9

最上のB級(風)映画!!

グロいけどいい意味で安っぽいお陰で
苦手な人でも楽しめる(と思う)し、
不死を求めたカルト集団との闘いっていう
ちょっと暗くて重めなテーマなはずなのに
めちゃくちゃノリが明
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悪魔はいつもそこに(2020年製作の映画)

3.8

信仰 家族 復讐
見方によっては、誰しもが悪魔になりうる。

キャストの豪華さに惹かれて観たけど、
それ以上に重く深く刺さる映画だった。

神への祈りや信仰心によって救われる人がいれば、反対にそれらに
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TENET テネット(2020年製作の映画)

3.9

時間の逆行×スパイアクション
やはり大きなスクリーンで観るノーラン映画は素晴らしく、「観る」を超えて「体感する」の域にまで達する臨場感には脱帽せざるをえない。

パンフレットの冒頭に寄せられたノーラン
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アンダーウォーター(2020年製作の映画)

3.7

シチュエーション的には『ディープ・ブルー』や『MEG』系ではあるけど
どちらかというと『ライフ』とか『ゼロ・グラビティ』に近い印象
視界が限られた極限状態で未知の存在に怯えたり1人でどう生き残るか思考
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来る(2018年製作の映画)

3.8

評判に違わず最高の映画だった
ホラー映画の枠に収まらないホラー映画

呪いとか幽霊とかよりも
人間とか社会とか時代とかそういうものの中にあるくだらない「きまりごと」とか「意識」とか「慣習」の方が数倍恐
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