なおちゃんちゃん先生さんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

なおちゃんちゃん先生

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レザボア・ドッグス(1992年製作の映画)

3.8

タランティーノ初監督作


オープニングの曲がかかるタイミングとか
シーケンスの合間合間に挟まるラジオ風のナレーションとか
いちいちカッコつけた演出が
しっかりとカッコついて絵になってるのが素晴らしい
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海獣の子供(2018年製作の映画)

3.8

公開前に
別の映画を観に行った時の予告編を見て
映像と主題歌の美しさに魅せられてしまった

結局、映画館で見るには至らなかったけど
これは映画館で見るべきだったと少し後悔

複雑で抽象的なストーリー展
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1917 命をかけた伝令(2019年製作の映画)

4.0

途切れることのないワンカット風の作りが
圧倒的な没入感を生み出している
アカデミー視覚効果・撮影賞を獲得しただけあって
ほとんどの時間、スコフィールドと同じ高さの目線から映し出される光景に圧倒されて、
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A GHOST STORY ア・ゴースト・ストーリー(2017年製作の映画)

3.6

長い絵本を読んでるような感覚になる
台詞がほとんどと言っていいほどなく
感情移入をする隙が全くない
完璧な第三者の目線から見る新鮮な作りの映画だった

残された妻をただ見守ることしかできず
家に縛りつ
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ラ・ヨローナ~泣く女~(2019年製作の映画)

3.5

死霊館ユニバース作品なのに
ちょっとアナベルが出てくるくらいで
残念感は否めないけど
普通に怖いし
ちゃんとストーリー性があるから
映画としての面白さもある

妹ちゃんのお気に入りのぬいぐるみが
実在
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バンブルビー(2018年製作の映画)

3.7

初っ端で
ショックウェーブ、サウンドウェーブ、スタースクリームの三幹部が登場したのがもう最高

小さい頃に触れた
アニメやおもちゃで知ったようなトランスフォーマーを今の時代にリアルな映像で見られる感動
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ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密(2019年製作の映画)

3.9

噂通り
ライアン・ジョンソンの
絵として魅せる
シーケンス、カット造りがカッコいい

それだけで説得力が増すし
キャラクター1人1人の魅力が
惜しみなく伝わってくる

推理ものとしてどう展開していくの
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テリー・ギリアムのドン・キホーテ(2018年製作の映画)

3.7

画面いっぱいにアダム・ドライバーの魅力を楽しめてそれだけで大満足

謎のスージーの歌とか
キモい走り方とか
Fワード連発するとか
見たかったアダム・ドライバーで溢れてた


夢と現実と幻覚と妄想と
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アンカット・ダイヤモンド(2019年製作の映画)

3.8

『50回目のファーストキス』のアダム・サンドラーしか知らないので
この小汚くてズル賢い、どうしようもなくクズなハワード役に最初は違和感があったけど
次第に目が離せなくなっていく

理不尽と暴力と罵詈雑
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ジョジョ・ラビット(2019年製作の映画)

4.0

"蝶"と"靴"と"ダンス"が作中で印象的な要素になってて
見終わってからハッとさせられた。

笑いも涙も
いい意味で全てが平等に起こることを
当たり前のように淡々と
重すぎず軽すぎず
ちょうどいいトー
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キングダム(2019年製作の映画)

3.5

漫画の人気や面白さは周りの人に散々お勧めされていたがなかなか一歩が出ず

映画も見て欲しいとの強い声を受けて鑑賞

壮大な世界観と
数多くの魅力的なキャラクターが
この『キングダム』という物語の奥深く
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テッド・バンディ(2019年製作の映画)

3.7

ザック・エフロンの新たな一面を見られた
彼が元々持っているキュートさやカリスマ性が
テッド・バンディの持つ猟奇的な雰囲気と見事にマッチングして馴染んでいた

巧みな話術と豊富な知識でマスコミや一般人を
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パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

3.9

貧困層と富裕層の格差を
ブラックジョークを交えながら
テンポよく
わかりやすく伝えてくれる

貧困層の家族にズームアップし
彼らが富裕層を打倒する

この映画の中ではとりわけ
金持ち=世間知らずの馬鹿
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パターソン(2016年製作の映画)

3.9

1人アダム・ドライバー映画祭
3作品目

一見何気ない1週間を淡々と描いてるように見えるけど
そこに全く同じ日は1日もなくて
毎日なにかが起きる

その"なにか"が何なのか
どんな意味があって
どんな
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ローガン・ラッキー(2017年製作の映画)

3.7

1人アダム・ドライバー映画祭
2作目

ずっと気になってたのに見てなかったやつ

優しくてのほほんとした弟役がバッチリはまってた

チャニング・テイタムやダニエル・クレイグ、ライリー・キーオなどなど
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ザ・レポート(2019年製作の映画)

3.8

1人アダム・ドライバー映画祭
1作目として鑑賞

やはり彼は
表情で訴えかける俳優だ

重く冷静、1人であることが多く優しいが、
一瞬にして膨れ上がる感情を爆発させる
そんな彼の演技が好き

そのキャ
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悪の教典(2012年製作の映画)

3.4

トンデモ展開とか
辻褄の合わない設定とか
変なCGのせいで出るチープさとか

所々に粗は見えるものの

伊藤英明の持つ特性を活かして
底抜けに明るくて裏のあるサイコパスに仕立て上げたのはとても良いと思
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のみとり侍(2018年製作の映画)

2.9

笑えるシーンが多くて
阿部寛もトヨエツも面白かったけど


話があまり面白くなく
締め方もよくわからず

スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け(2019年製作の映画)

4.1

自分がここまで映画を見るようになったは
2015年 大学1年生の頃からなんですけど

まさにきっかけが
その年公開された『ジョン・ウィック』『007/スペクター』そして『スターウォーズ/フォースの覚醒
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クロース(2019年製作の映画)

3.9

とにかくあたたかい気持ちになる
優しくて ホッとして 幸せにしてくれる映画


大人でも楽しめるし
寧ろ大人にこそ見てほしい

働くことの意味とか
学ぶことの大切さとか
思いやりの気持ちとか

思わず
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ロケットマン(2019年製作の映画)

3.9

ミュージカル形式で
エルトン・ジョン1人にスポットを当て
明るく、未来へ続く話として描くことで
ボヘミアン・ラプソディとの差別化が成されていた

とにかく見ていて楽しい!
もちろん、映画の中では苦しい
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シャザム!(2019年製作の映画)

3.6

アクアマンから始まった
DCの方向修正

終始明るく笑いが絶えず
親しみ易いヒーロー映画

ではあったけど
ここまでヒーロー映画が増えてしまった今では
凡な出来上がりになってしまった印象

しかし
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マリッジ・ストーリー(2019年製作の映画)

4.0

中盤、2人が思いをぶつけ合うシーンで思わず涙が出そうになった

嫌いだから
憎いから
そんなわけないのに
相手を傷つける言葉が次々と溢れ出る

本当は
誰よりも愛していて
誰よりも幸せでいてほしい
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ビューティフル・ボーイ(2018年製作の映画)

3.8

自分の愛していたものが
自分が育ててきたものが
自分の全てだったはずのものが

自分の元を離れ
気がつけば
見るも耐えない姿に変わり果てていた

薬物依存の脅威と
家族という繋がりの苦しさと
それでも
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アイリッシュマン(2019年製作の映画)

3.7

個人的には
あまりハマらず
自分がまだ若いからなのか
映画に対する理解が足りないからなのか

また時間が経ったら見てみようと思う


古くから活躍している大物を揃え
スコセッシが撮っているだけあって
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否定と肯定(2016年製作の映画)

3.7

自分が知り得ないこと
だけど知っていなければいけないこと
そういうことを
臨場感を持って疑似体験できるところが
映画の最たる長所だと思っているんですが

この映画はまさにその役割を果たしてくれている
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アースクエイクバード(2019年製作の映画)

3.8

日本の文化や生活に対しての理解とリスペクトが現れててすごくよかった
アリシア・ヴィキャンデルの日本語がとても上手だし
日本人訳に日本人を起用してくれてるので
ありがちなヘンテコ日本語も出てこずノイズに
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きっと、うまくいく(2009年製作の映画)

4.0

テストでいい点数をとるとか
望まれたように生きるとか
優等生でいるとか
偉い人に認められるとか

そんなことよりも
本当に自分のやりたいことに
時間も労力も使うべきで
それこそが学ぶということ
勉強す
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J・エドガー(2011年製作の映画)

3.5

ディカプリオの鬼気迫る演技には毎度毎度圧倒される
渋い 暗い 重い
だからこそ
エドガー・フーヴァーの抱えていた孤独や困難が痛いほど伝わってくる


ラストの鏡を前にしたあのシーンが目に焼き付いてる

グリーンルーム(2015年製作の映画)

3.5

アントン・イェルチン目当てで鑑賞

ネオナチもパンクもよく知らないけど

密室スリラー映画として普通に楽しめた


ゴア描写多めで満足だし
アントン・イェルチンが素敵だし
満足度高め

ミッドサマー(2019年製作の映画)

3.9

日本公開が待ちきれず
リージョンB版を購入

逃げられない
逃げ場がない
どこまでも地獄

でも不思議と
次第に
ここにいたい
離れたくない
楽園になってしまう

気持ち悪さが気持ちいい

空の青と草
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はじまりへの旅(2016年製作の映画)

3.9

ノーマークだったけど大当たり

当たり前とは何か
今自分が送っている生活が正しいのか
ただ与えられたものを受け取るだけの生き方をしていては
心身ともに健康ではいられない

しかし
最も必要とされている
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A.I.(2001年製作の映画)

3.6

かなり昔にテレビで見た記憶がある
プールに沈んでいくシーンをよく覚えてる
でも、それしか覚えてなくて改めて鑑賞

人工知能が恋をする話ってのはいくつか見てきたけど
親の愛を求める話は
いまだにあんまり
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パディントン 2(2017年製作の映画)

3.9

前作から少し時間が経って
パディントンがご近所に愛されまくってるのが最高

パディントンは何をしても可愛い
家族もみんな可愛い
囚人たちも可愛い
出てくる人がみんな優しい
優しさに包まれた世界

イギ
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パディントン(2014年製作の映画)

3.9

パディントンのために
家族みんなが力を合わせる姿に感動

家族の愛の尊さと
人に優しくすることの大切さと
ママレードサンドの美味しさを教えてくれる

子供向けなんかじゃない
全ての人に見てほしい
こん
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スタンド・バイ・ミー(1986年製作の映画)

3.8

自分が幼い頃に
こんな大冒険をしたことがあるだろうか

おそらく
実際の距離や規模、その内容に大きな違いはあるにせよ
誰しもがかけがえのない初めての体験、
大冒険をしていて

そんな少年時代を思い出さ
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