ナリアさんの映画レビュー・感想・評価

ナリア

ナリア

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サウダーヂ デジタルリマスター版(2011年製作の映画)

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ないないない希望がない
ないないない所在がない
ないないないアテがない
抜け出す方法は御用しかない
けど負けたくもない

帰りながらポルタの『2021』が頭の中で流れてた
終わりきってる
それでもサヴ
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ニュー・シネマ・パラダイス(1989年製作の映画)

4.9

それは僕たちのまわりに当たり前のようにあふれていて人間の普遍的なテーマではあるけれど
それを言語化できる人はあまりいない。
マイクロミクロンナノメートル…未知の病原菌さえ可視化できる現代でも誰もその実
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ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー(2016年製作の映画)

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詳しく覚えてはいないので星は見返したときにでも

けど、シリーズ本編より僕はこっちの方が好みだなと思ったのを何となく覚えてる。

スター・ウォーズ/フォースの覚醒(2015年製作の映画)

3.9

シリーズの縮図のような1作

父殺しを果たすカイロ・レン
出自を知らずソロに父性を求めるレイ
権力から逃れ抗うフィン
いいキャラが揃ってます。

スター・ウォーズ/最後のジェダイ(2017年製作の映画)

3.8

かの生ける伝説ルーク・スカイウォーカーもまた完璧ではない。
ルークの弱さが生々しい。それゆえにあの散り際が勇ましくも美しい。

ひかれあう者たちの行方も気になる1作。

スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け(2019年製作の映画)

4.3

このレビューはネタバレを含みます

数年前にスター・ウォーズをしっかり見直したときに一番衝撃だったのは“遠い昔、はるか彼方の銀河系で”だった。
てっきり未来の物語だと思い込んでいたので驚いたものだ。
そんなスター・ウォーズシリーズの中で
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ジョーカー(2019年製作の映画)

4.4

このレビューはネタバレを含みます

冒頭、鏡の前でピエロの化粧をしながらアーサーは涙を流す。
一体何に悲観しているのか。
鏡に映る自己が塗り潰されていく過程に涙しているのか、求められるのはピエロであってアーサーではないという事実に涙を流
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コードギアス 復活のルルーシュ(2019年製作の映画)

3.7

「みずー水ー!」みたいなルルーシュをまた垣間見れるとは

どこかで興道も叛道も皇道も総集編みたいなもんだから見てなくても大丈夫、的なことを聞いてたんでTVシリーズから直で見に行ったらシャーリーが生きて
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PSYCHO-PASS サイコパス Sinners of the System Case.3「恩讐の彼方に__」(2019年製作の映画)

3.8

日本を出ても狡噛という男は結局、シビュラの影から逃げられないのか
現地の統治体勢というか決着もどことなくシビュラのそれのように思えた
それを背負った狡噛も受け入れた少女も強い

PSYCHO-PASS サイコパス Sinners of the System Case.2「First Guardian」(2019年製作の映画)

3.7

とっつぁんと二係から来たあの人の話し
須郷の記憶が殆ど抜け落ちていたので、観賞後2期を見直してしまった笑(ああ、いたなこんなやつ)

前作であんなにかっこよかった宜野座のクズぷりがよい

PSYCHO-PASS サイコパス Sinners of the System Case.1「罪と罰」(2019年製作の映画)

3.7

サイコパスの面白さは矛盾というかパラドックス的命題をどう解決するかだと思う
そういう意味では今作、尺の割りに充実してた
戦闘シーンもかっこいい

LEGO(R) ムービー(2014年製作の映画)

4.2

ただのレゴ映画じゃなかった

いまだにレゴ(ナノブロックだけど)を嗜む僕ですが
子供の視点というか純粋にレゴの世界を楽しむ心
忘れたくないですね
妹の介入ってオチも素晴らしい

主人公の平凡さってキャ
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映画 ひつじのショーン~バック・トゥ・ザ・ホーム~(2015年製作の映画)

4.0

こっちも故郷喪失もの
彼らの故郷はどこにあったのか

牧場主の若い頃がイケメンで笑

クレイアニメであの水の表現は感服

THE end からのgo homeは映画館で見たかったなー

シュガー・ラッシュ:オンライン(2018年製作の映画)

4.2

故郷喪失もの
大好き
失ってしまえば、もうそこに戻れない。もう元通りにはならない

あの人のためにこうしてあげようとか、ああしてあげようとか
大きすぎる“我”は救われない
それは優しさとはちょっと違う
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海獣の子供(2018年製作の映画)

3.8

大好き4℃のアニメ
どこか形而上的な作品が多いスタジオだけど今回は振り切ってる
目を閉じてないのに意識が飛んでる瞬間が何度もあった
真理の向こう側でも覗いてた感覚笑
『LIMIT CYCLE 』みたい
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プロメア(2019年製作の映画)

4.5

どこかで「これが日本のアニメだ」なんて触れ込み(レビューだったかも)されてたけど、こんなものを「日本のアニメだ」なんて言っちゃダメだ笑
これは紛れもなく「TRIGGERのアニメだ」

結構序盤から目で
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天気の子(2019年製作の映画)

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☆‐大丈夫

〈貴方にできることはまだ〉
前作『君の名は。』のレビューでは数字を主軸に書いてみた。
何も数字や図形に意識を囚われた訳ではないし、それで全てを語れるとも思っていない。だだ“評価”するにあ
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スパイダーマン:スパイダーバース(2018年製作の映画)

4.9

スパイダーマンでユーニバース?
ただ流行りに乗っかった企画のようにも思える。しかしスパイダーマンだからこそユニバースをやる意味があるのだ
ユニバースこそスパイダーマンというコンテンツが持つメッセージ性
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止められるか、俺たちを(2018年製作の映画)

3.4

何をぶち壊したいのかも、どんな映画を撮りたいのかも解らない
でも、監督には成りたい

自分が何をなしたいのか解らない。別段、何かを成したい訳でもない。でも“何者か”には成りたい
いかにも若者らしいめぐ
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未来のミライ(2018年製作の映画)

4.8

「え?なんで?」
劇場を出て映画に誘ってくれた友人と二人で呟いた
最初に断っておくが、もしかしたら僕たちは皆がみた作品とは違う作品を観てしまったのかもかもしれない
それくらいに前評判とのギャップがあり
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バケモノの子(2015年製作の映画)

3.8

opカット中に挟まれるスタッフロール
懐かしき細田感
アクション中のカメラワークなど細田作品らしさがあって満足です

中盤
急にお台場…じゃなくて渋谷に戻って来る九太
ここからやっと二面性というテーマ
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おおかみこどもの雨と雪(2012年製作の映画)

3.6

僕の記憶の中にある一番最初の映画体験は細田作品だ
決して産まれて初めて見た映画ではないはずだが、あの異世界との出会いと笛の音を思い返す度、今でも高揚感に満たされる
あの体験がなければ僕はアニメや映画を
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寝ても覚めても(2018年製作の映画)

4.6

濱口監督の商業映画デビュー作品

先ずは主演の二人の演技力に脱帽
つかみどころのない麦と、誠実に現実を生きる亮平を一人二役で演じきった東出昌大
一見ふわふわとしつつ、芯のある信念のこもった言葉を吐く朝
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気球クラブ、その後(2006年製作の映画)

4.0

ずっと前から観たかった
でも、観るのが怖かった

携帯を媒体にした人間関係の見せ方が秀逸すぎる

離れてしまった僕らを繋ぐのは、ただ手に収まる小さな電子機器と過去の思い出だけだ
いつの日か、中を舞う電
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デヴィッド・リンチ:アートライフ(2016年製作の映画)

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「イレイザーヘッド」に至るまでの生い立ちをデヴィッド・リンチ自らが回想する

初盤からタバコに火をつけるデヴィッド・リンチ
一時停止で銘柄を確認(監督のインタビュー映像でやりがち)。アメスピのレギュラ
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帝都物語 第四部 菩薩篇(1991年製作の映画)

3.2

加藤の今までの将門への執着はどこへやら?(無限月読かな?笑)
急にキャラデザが変わった加藤と相馬の巫女恵子との一騎討ち
そして、衝撃のラスト(まあ、鎮魂の生贄という意味では納得か)

全編通して
加藤
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帝都物語 第三部 龍動篇(1991年製作の映画)

3.2

満を持して相馬の登場
やっと主人公というかヒーローというかヒロインらしき人(主人公は加藤なのか?)が出てきて物語をリードしてくれそうな予感
東京の地脈をめぐる話はワクワクします
人造人間學天則も科学界
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帝都物語 第二部 震災篇(1991年製作の映画)

3.2

関東大震災
その原因は加藤と将門にあった!!?

なかなか起きない将門
荒御魂としての役割りを誠実に果たしているんだけど、それが逆に物語にブレーキをかけている

土御門当主の最後は当時のリアルなんだろ
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帝都物語 第一部 魔都篇(1991年製作の映画)

3.2

ずっと前から実写の方が見たかったのだけれども、なかなか入手することが出来ず
耐えかねてovaに手を出してしまった

帝都東京を舞台に、都市計画を進める人々と何故かその計画を妨げ滅亡を企てる陰陽師(魔人
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