ナリアさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

ナリア

ナリア

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ゾンビ/ディレクターズカット完全版(1978年製作の映画)

4.2

初期(?)からこれほどまでにゾンビ映画が確立されていたとは…
脱帽である
ロメロに敬礼!

今ではテンプレになったようなゾンビ映画の要素があちこちに見受けられて面白かった
空を逃げるのは正攻法すぎてど
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シェフ 三ツ星フードトラック始めました(2014年製作の映画)

4.2

キューバサンドも旨そうだけど
グリルドチーズサンドがメチャメチャ食べたい
あの音!どうなってん!?
音だけでよだれ出てくるわ

“料理は人を少しだけ幸せにする。それが俺の幸せなんだ”
素晴らしかった
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アントマン(2015年製作の映画)

4.0

宣伝とかトレーラーとかであんまり表にでて来てないけど
実際、アントニーはじめ、蟻が一番いい仕事してたし、蟻が一番の武器であるような気もする

小さくなれるという特性を活かしたアクションもコメディーチッ
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キツツキと雨(2011年製作の映画)

-

昔みた

もしかしてサクラクエストはこれオマージュしてる?

ファントム・オブ・パラダイス(1974年製作の映画)

3.9

独特の世界観をつくりだす衣装や美術が素晴らしい。

僕は「オペラ座の怪人や!」と思って見てたけど
マモー
いわれてみれば確かに!笑

GANTZ:O(2016年製作の映画)

4.0

これ、ゲーム化しないのかなー
ゲームであったらメチャクやりたい


これだけのクオリティ3DCGアニメーションを90分超えの劇場版として作るにはどれくらいの制作費がかかるのか、そればかり気になった笑

パターソン(2016年製作の映画)

3.8

マッチだったりバスだったり双子だったり奥さんの所業だったり銃だったり
要所々々で、ゾクッとさせてくる
でも結局、劇的な“何か”は起きない

自分からしたら何気ない日常も他人からみれば“何か”がありそう
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白い家の少女(1976年製作の映画)

4.3

いいねー好きなやつ

僕は男だし、もうすぐ四捨五入したら三十路のおっさんだし
もう少女なんて存在は未知の存在ですが
それ故に少女という存在は畏怖の対象な訳です
こういうドラマを見るたび、少女に対して僕
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お兄チャンは戦場に行った!?(2013年製作の映画)

4.2

変態だけど、このお兄ちゃん嫌いじゃな

臆病な自意識を切り捨てるため耳を切り落としたお兄ちゃん
なんだかバードマン思い出した
バードマンが吹き飛ばしたのは鼻だけど
(鼻は自意識、自我の象徴)
その昔、
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沈まない三つの家(2013年製作の映画)

4.0

こいつぁー変態だぜ!

中野量太監督がこんなに変態とは…
でも、よく考えると「湯を沸かす」のラスト
確かに変態じゃなきゃできない発想だった

川の名を冠する3つの家族たち
神田家はわりかし清流だったけ
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打ち上げ花火、下から見るか? 横から見るか?(1993年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

なんで花火大会って一日しかないのか
なんで祭りの日に限ってブッキングしちゃうのか
なんで僕たちは素直にどちらかを選べないのか
ましてや、そんな適当な理由で誘わないでくれよ…
そりゃ一緒に行きたいけど、
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ゲート・トゥ・ヘヴン(2003年製作の映画)

4.4

舞台は空港のアンダーグラウンド
地下のベルトコンベアーに乗って出勤する人々のお話

キャビンアテンダントに憧れる空港清掃員のニーシャ
パイロットに憧れる不法入国者のアレクセイ
二人が夜な夜な機内で繰り
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クローズド・バル 街角の狙撃手と8人の標的(2016年製作の映画)

3.8

“本日は、殺人のため閉店となります。”
キャッチコピーが一番の絶頂

こういうのでありがちな、一人ヒステリックなおばちゃんがいる設定
本作ではトリニがそれにあたる訳だけど
彼女が一番この事件のなかで成
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ありがとう、トニ・エルドマン(2016年製作の映画)

3.5

隣の人は終始クスクスしてたけど僕はといえば上手に笑えなった

不器用な父と鬱屈した現代に生きる娘のドラマとして見てもあまり響かなかった

ドラマのなかに笑いが介在する様を描きたかったのだろうけど
それ
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イレブン・ミニッツ(2015年製作の映画)

3.3

思ってたのと違った
様々な人々の11分間が絶妙にリンクしているのを期待してたけど
様々な人々がそれぞれの11分後にある一つの事件に出会すまでを描いたものだった

マイマイ新子と千年の魔法(2009年製作の映画)

3.4

原作は作者の自伝的小説らしいし
それ故に映画ドラマとして成功しているかと言われれば…

「この世界の片隅に」で印象的なシーンや風景がすずの絵で表現されるような虚構と現実が混在する感覚は本作の方が顕著
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ねむれ思い子 空のしとねに(2014年製作の映画)

3.0

7年を費やした3DCG自主アニメーション
ただ3DCGという今まさに進化し続ける、ナマモノというべき技術に7年は時間をかけすぎた感
もったいない

ドラマは監督が映画やアニメが本当に好きなんだろうなー
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BATON バトン(2009年製作の映画)

2.8

こういうのは当時見ないとダメなんだろうなーと
ロトスコープといえば「悪の華」があまりにも衝撃的でそれ以前のものを今見てもどうしても霞んでしまう

ドラマもドラマでロトスコープに力をいれたせいか全然…

走れ、絶望に追いつかれない速さで(2015年製作の映画)

3.8

大学に入学したからって皆が卒業する訳じゃないし
大学を卒業したからって皆が良い企業に就職するとは限らない
良い企業に就職したからってその先の人生うまく行く保証はどこにもない
誰でもどっかでその事に気づ
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溺れるナイフ(2016年製作の映画)

3.7

「一生ぶん、恋を“した”。」
いいキャッチコピーだと思った。

演出について
『5つ数えれば君の夢』で魅せつけられた山戸結希のクサさ
あのクセになるクサ
目をそらしたいけど見てしまう
ある意味ではそれ
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味園ユニバース(2015年製作の映画)

3.8

恵美須町の祭りで唐突に始まる「古い日記」のアカペラ
ゾクゾクした

ドラマはテンプレートだったけど
歌がよかった


なんやこのレビュー、「しょーもな」

ふきげんな過去(2016年製作の映画)

3.7

世界を騒然とさせるテロも、数奇な人生も
ふきげんな過去の前では霞んでしまう

哲学的というか妄言的というか
会話劇が面白い

夏の気だるさというか
未来に何の希望も持てない、若者の憂鬱さというか
上手
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スパイダーマン:ホームカミング(2017年製作の映画)

4.5

クモに噛まれた理由も
ベン叔父さんの「大いなる力にはーー」も描かれない
だけどこれがMCUに組み込まれた新しいスパイダーマンだ

未熟なヒーローの姿を通して思うのは
トニーの成長っぷり
トニーの台詞に
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デッドプール(2016年製作の映画)

4.0

メタ的視点も面白いが
マーベル作品にしては時間経過がほとんどないのも興味深い
戦闘中の回想で語られる物語が大半を占める物語構造
それはキャラクターの振り幅がほとんどないということでもあり
プールという
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シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ(2016年製作の映画)

4.3

ヒローのお披露目会だった(悪い意味じゃないよ)

回を増すごとにヒーローたちの戦い方が進化していくマーベルユニバース
コンビネーション技が多彩で見ていて飽きない

ここまでシリーズが続くと初期のアイア
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アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン(2015年製作の映画)

4.3

確かに
冒頭の全員で飛んでるところ
いい…

ドキドキとワクワク
どこをとってもエンターテイメントだった
ハルクとナターシャは取って付けた感あったけど
ハルクどこでバトルロアイヤルしてんのかなー
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マンチェスター・バイ・ザ・シー(2016年製作の映画)

3.4

壊れたトイレの水道管や配水管をいくら取り繕うように取り替えても
壊れてしまったものは元には戻らない
ただそれだけのこと

大切な人を失った者が危うさを抱えながら平常に生きていく様はうまく描けていたが
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パイレーツ・オブ・カリビアン 最後の海賊(2017年製作の映画)

3.9

陸での逃走劇も海での闘争劇もシリーズを通したドタバタ感が通っていて良かった
シリーズとしてけじめの回でもあるし、新章への冒頭でもある(のかな?)

ヘンリーとカリーナがウィルとエリザベスを見ているよう
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ビューティー・インサイド(2015年製作の映画)

4.1

上野樹里がイケメンだった

ウジンに何か特徴的なクセがあったらもっとドラマチックになったのかなとか思いつつ
木製の指輪ってすぐ朽ちるやん?とか思うけど、毎年プロポーズして新しい指輪渡すんかな?とか思い
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バグズ・ライフ(1998年製作の映画)

4.6

もう何度見たか分からないぐらい見てるけど
久しぶりに見た
ビデオのパッケージの匂いを思い出した

今見ると七人の侍へのオマージュやったんやなって思えるし
数年後見たときにそう思えるってことが、やっぱり
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パワーレンジャー(2017年製作の映画)

3.5

ロボのカーボンナノチューブ感が…
ロボはやっぱり超合金感がないと

線路や谷、地底湖といった“境界”を何度も越える描写は良かったが
実際、作品自体は越えてこなかった

スター・トレック イントゥ・ダークネス(2013年製作の映画)

4.4

いやー
1作目と比べると段違いに面白かった

キャラクターがそれぞれ立っていて、見ていて飽きない
艦船という空間ではそれぞれの役割りが明白で、特有の個性を発揮しなければならない
だからこそ、それぞれが
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スター・トレック(2009年製作の映画)

3.7

細かいとこをつついてみると、そこらじゅうブラックホールだらけですが
やはり物語の始まりは私たちを常にワクワクさせてくれます
得にオープニング前、あそこだけで泣けます笑

1作目から大きいことをやろうと
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海底二万哩(1954年製作の映画)

3.4

ネモ船長のもとネタはここだったのか!?
船長キャラの原型を感じさせる偉大なキャラクターでした

パッケージの触手に騙され
タイトルにも肩すかしをくらう
期待を裏切ってくる映画でしたが
船長の人類に対す
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