naさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

na

na

映画(199)
ドラマ(1)
アニメ(0)

アデル、ブルーは熱い色(2013年製作の映画)

-

このレビューはネタバレを含みます

これだけは言いたいんだけど、女同士の恋愛たのしいよ。
この作品が世に蔓延る「同性愛ってこんなにかなしい(すばらしい)ストーリーがあるんですよ」的な自己満サイテークィア映画じゃないのはもちろんわかってい
>>続きを読む

この世界の片隅に(2016年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

淡々とおわる、見た直後はそうでもないけれど、後からワッとくる、と評判を聞いていたから、見終えたあとの実感としてなるほどという感じだった。いまは見てすぐに書いているのでまだワッの境地にいないのかもしれな>>続きを読む

ラ・ラ・ランド(2016年製作の映画)

2.5

このレビューはネタバレを含みます

要は体に合わなかっただけで、これだけ評価もされてるのだしミュージカル映画としてはいい作品なのだと思う。

上映中に口紅を落としてしまって、エンドロールが終わって明るくなったあとも見つからなくて、ウロウ
>>続きを読む

パーフェクトブルー(1998年製作の映画)

4.5

すごくよかった。ラストの未麻のセリフ、こわいって思った人がいることに驚いた。のびのびとした勝気なかわいいセリフだなって思ってたから……たぶんこわいって思う人はあのセリフが間接的にルミへ向いてるのだとお>>続きを読む

シャイニング(1980年製作の映画)

2.5

このレビューはネタバレを含みます

そんなつもりではなかったけど2016年の映画納めになりました。

ホラーというよりはカルト色を感じるところもあって、期待してたのと違うから納得いかない部分もあるけれど(カルト映画が嫌いとかではなく)、
>>続きを読む

鑑定士と顔のない依頼人(2013年製作の映画)

4.7

なんでこんなにレビューが低いのかわからないくらいいい

天国に行けないパパ(1990年製作の映画)

2.7

思ってたより笑えたし短いからさっと見れていい。わたしはお酒を入れながら友達とギャーギャー見たのでなんだか終始笑ってた。でも映画というよりかはコント見てるみたいだったな……それがちょっと物足りなかった…>>続きを読む

セント・オブ・ウーマン/夢の香り(1992年製作の映画)

4.1

このレビューはネタバレを含みます

すごくいい映画という感じのいい映画。
わたしは映画を見るときに結構メモを取ったり停止して考えたりするのだけど、あまりそういうことをしなかった。気楽に楽しめるおもしろいストーリーだと思う。最後にフランク
>>続きを読む

パレードへようこそ(2014年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

今まで見たマイノリティを社会的問題として取り上げる系の映画の中でトップクラス。どうしても当事者だから斜めに構えてしまうところがあって、クィア映画に一定量ある「LGBTにはこんなに素敵な(かなしい)スト>>続きを読む

画家と庭師とカンパーニュ(2007年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

この手のフランス映画が大好き。でも、わたしの中のトップは「田舎の日曜日」なので、相対的にこのくらいの点数。何が悪いってなるとやっぱりラストかなぁ。安直すぎてチープ。こういうささやかな泣きポイント好きだ>>続きを読む

ホーリー・マウンテン(1973年製作の映画)

4.2

かっこいいんだよなぁ……

創られたものに対して一定の美や意味などを求めてる人は寝込む。
見終わったらもう「あ、もうこんな時間か、ごはん作らなきゃ」くらいでいいんだと思う。

フランケンシュタイン(1994年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

クリーチャーにとってヴィクターは父である以上に神様、クリーチャーからヴィクターへ向ける感情はアガペー。
勝手に生み出されて、名前もつけてもらえないまま神が死んでしまう、とても可哀想な子。クリーチャーが
>>続きを読む

虎の尾を踏む男達(1945年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

最後にエノケンが片手飛び六方で原っぱを駆け下りてゆくシークエンスが粋で大好き。何重にもある典拠を慈しんでいる作品。

BUMP OF CHICKEN TOUR “WILLPOLIS 2014” 劇場版(2014年製作の映画)

4.1

このレビューはネタバレを含みます

BUMPの独白映画として見た。肌を焼くような緊張と高揚は紙一重。
ずいぶん昔に見たからおぼろげだけど、俺たちはみんなよりすごく臆病だからという台詞と、真っ暗な地平線ばかりのところで探しものをしてるシー
>>続きを読む

君の名は。(2016年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

新海誠作品をそれなりに見ているので、今更映像美に驚くことはなかったけど、今回もきれいでした。
それで、思ったのが、今までの新海作品と決定的に違う点がふたつあるということです。

まず、ドラマチックであ
>>続きを読む

シン・ゴジラ(2016年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

いつもはそれなりに文章をまとめて書くんですけど、これはむり、頭の中のことをただただ羅列すると思います。

凄まじくて、強烈な映画だった。わたしはもともとシンゴジラを観るつもりはなくて(まあ人気だしあと
>>続きを読む

イエスマン “YES”は人生のパスワード(2008年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

全体的にいい映画だったと思う。きもちいし。ただ、最初のセミナーの異常性(ラストでそのセミナーの本来の意図することが明かされはするけど)が生理的に肌に合わなくて、プラマイでこんな感じの点数かなという感じ>>続きを読む

デイ&ナイト / Day & Night(2010年製作の映画)

3.8

ピクサーの本編導入前の短編アニメーション、ひな鳥の冒険(ファインディング・ドリー)がはじめてだったのだけれど、「トイ3のデイ&ナイトを超える作品はない」というレビューを読んで気になったので見た。
ふた
>>続きを読む

ひな鳥の冒険(2016年製作の映画)

3.8

社会の当然に従わなくてもいいし逃げてもいいし波にのまれてもいい。自分のやり方があって、それは別に他の社会の当然でもたのしくて効率が良ければ正解。

ファインディング・ドリー(2016年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

想像してたよりずっとよかった。
ストーリーは今思えば最初からエンディングが丸わかりの構成なのに引き込まれてたな。

わたしは元来CGアニメーションがあまり好きではなかったのだけれど、TEDでダニエル・
>>続きを読む

エスター(2009年製作の映画)

2.0

このレビューはネタバレを含みます

ハラハラする画面構成やストーリー展開はうまいと思ったので一応星2です。
ただもう本当に出てくる人間みんな揃って(エスター以外)バカすぎてイライラしてしまった。魅せ方が上手い分、そのストーリーを成り立た
>>続きを読む

ノッキン・オン・ヘブンズ・ドア(1997年製作の映画)

3.9

この映画が「天国と海」という取り合わせをしたことは(今となってはもはやそこがキーみたいなものだから当然のことだけど)、当時に映画館で見ていたら、あたらしくてでも手に馴染みやすくて、死ぬほどかっこいいん>>続きを読む

チョコレートドーナツ(2012年製作の映画)

-

このレビューはネタバレを含みます

違う、こうじゃないでしょって思った。押し付けがましい。そこにメッセージを持って欲しいわけでも、差別を無くさなきゃ!という強い衝動を持ってるわけでもないよ、こっち側のほとんどの人間は。勝手に生活を、事実>>続きを読む

偽りなき者(2012年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

胸糞悪くなる覚悟で見たけれど想像以上。マッツに変わって全員殴りたくなるけれどそういう問題じゃないもきちんと分かっていて、それは自分がこの状況下に置かれたその他大勢だったら同じ態度を取ってしまうことがわ>>続きを読む

イル・ポスティーノ(1994年製作の映画)

4.6

途中まで(特に結婚後のあたりから)どうしてこんなにも高評価なのか理解に苦しんだけれど、マリオが島のうつくしいものを集めたテープを作るあたりからじわじわと高揚がやってきて、ラストのシークエンスとパブロの>>続きを読む

バニー・レークは行方不明(1965年製作の映画)

4.5

言いたいことはたくさんあるけれど言葉にするほどわたしの中のバニー・レークは行方不明がチープなものになってしまいそうなので何も言えない。

ストップ・メイキング・センス(1984年製作の映画)

5.0

最高!
クールでキュートでチャーミング

わたしは死ぬまでロックが好きだし死んでからもロックがだいすき!って叫び回りたくなる。
天国でも見たいから棺桶に入れてほしい。

10曲目のWhat A Day
>>続きを読む

マイノリティ・リポート(2002年製作の映画)

2.5

このレビューはネタバレを含みます

SF要素もまあよかったしサスペンス要素もよかったとは思うんだけど(息子の死亡理由が誘拐だったあたりから勘付いてしまったから勘のいい人だと途中で読めちゃうかも)なんか微妙だったし一回見れば十分かなという>>続きを読む

マイ・プライベート・アイダホ(1991年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

これはあれだ…台本上の人間にとっても鑑者にとっても青春になるタイプのフックのある映画だ……すごく良かったです…端的に言えばバッドエンドですが、単純化すればいくらでも単純に出来るけれどキャラクターの内面>>続きを読む

海街diary(2015年製作の映画)

2.3

生活感があるのはよかった。他の部屋から喋り声が聞こえたり朝が忙しかったり。