nsdさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

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水は海に向かって流れる(2023年製作の映画)

3.4

ところどころクスリとさせられるが、何年かしたら見たことすら忘れてしまいそうな映画。高良健吾は相変わらずいいし、広瀬すずはかわいいのに。

ひかりごけ(1992年製作の映画)

3.5

三國連太郎の人肉を食べてる時の目がやばい。田中邦衛も逃げ出すほどの説得力がある。
現代パートの校長がやたら執念深く事件を追っているのは、シベリア抑留中に同じ経験をしたからか…?あの目はたぶんそうだろう
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渇水(2023年製作の映画)

3.7

生田斗真、もうこんなくたびれた演技ができる年なのか…と思ったら40歳近くだったのか。現実に比べて甘すぎるラストかもしれないけど、ほろりとさせられる。

怪物(2023年製作の映画)

3.8

前半は、羅生門的に話が進むが、少年たちの間で繰り広げられる真相にびっくり。予告を見ただけでは、そんな映画とは気付かなかた……。確かに、母親の「結婚して普通に家族を持ってほしい」とか、教師の「男らしくな>>続きを読む

天国の駅 HEAVEN STATION(1984年製作の映画)

3.3

吉永小百合が死刑囚…という、意外性だけで引っ張る映画。たぶん1年もすれば中身を忘れてしまうと思う。それにしても西田敏行まで死刑になるって、どういう基準なんだろう。そして、今回も丹波哲郎刑事がねちっこく>>続きを読む

FALL/フォール(2022年製作の映画)

3.2

変わり種のワンシチュエーションスリラー。女友達を交えた三角関係はなんとなく想像つくし、バカな動画配信ばかりやってるから因果応報的に死ぬのも予想どおり。この映画で決定的に感情移入できないのは、自分から望>>続きを読む

英雄の条件(2000年製作の映画)

3.5

ウィリアム・フリードキンの映画ということで、期待値高めに見たけど、それほどではなかった……。アメリカ軍の軍隊が、いきなりやってきて大使を救出するという作戦を、他国の領土内で平然と行う。まだアメリカ二力>>続きを読む

猟人日記(1964年製作の映画)

3.7

3部構成。仲谷昇の女あさりの模様が前半。中盤に北村和夫弁護士の活躍。終盤に妻の告白……という流れ。それにしても、真相は何なのか、という興味を持続させながらも、突き落とすようなラストはなかなかショッキン>>続きを読む

男が爆発する(1959年製作の映画)

3.3

八ヶ岳山麓の60年前の映像が見られるということで、貴重。清泉寮や清里駅前は、その後観光ブームに飲み込まれていくかと思うと感慨深い。登場人物が多いが、うまくまとめあげている。二谷英明と石原裕次郎の殴り合>>続きを読む

ヴィレッジ(2023年製作の映画)

3.5

閉鎖的な村が舞台。横浜流星のやさぐれ男から、村のイケメン広報、そして絶望まで……あらゆる表情を見せてくれる。

ヒトラーのための虐殺会議(2022年製作の映画)

3.5

淡々と会議は進むが、議題はユダヤ人抹殺のための各省庁の権益の調整。主導権を握りたい親衛隊と、抵抗する内務省。そして面倒ごとから逃れたい出先機関……と何ともお役所仕事的なお話。この会議で決まったことが大>>続きを読む

ノック 終末の訪問者(2023年製作の映画)

3.4

小屋の中だけで世界終末をどう語るのか…。気になって見たけど、意外とあっさりした終わり方。もっとテレビつけっぱなしにしておけばいいのに。カルト宗教なのか、フェイクニュースに惑わされたのか、はたまた本当に>>続きを読む

しとやかな獣(1962年製作の映画)

3.6

登場人物は、まあよくしゃべるものだ。特に伊藤雄之助はおもしろいが、アップになると急にシリアスになる。かつてはよほどひどい生活だったのか、そこだけは息をのんで見た。貧困からの脱出がテーマなのか、と今さら>>続きを読む

雁の寺(1962年製作の映画)

3.6

若尾文子がエロい。三島雅夫は生臭坊主を演じさせたら絶品。予備知識なしで見たら、思わぬサスペンス展開。これだけドロドロした愛憎を見せられておきながら、ラストは呆気に取られる。

非常宣言(2020年製作の映画)

3.5

カサンドラクロス×ジャガーノートみたいな映画。要素てんこ盛りで、細部は甘いが、スリリングなストーリーで一気に押し切る。これぞ、韓国製パニック映画。にしても、航空自衛隊、そんなことする!?