シーズン3まで続いたシリーズだけあってさすがの安定感。
大杉漣に代わって入った塚地もなかなかフィットしている。
軽めのタイトルに反して、内容は真面目で重め。
テーマに対して真剣に取り組んだNHKらしい良ドラマ。
要所で流れるQueenの楽曲が場面にしっかりはまっててよかった。
2019年の女王の教室的なドラマ。
若い頃に見ていたらもっとはまっていたかも。
菅田将暉の熱い演技は良かった。
特オタに限らず何かしらのオタクなら刺さるところがあると思う。
劇中劇の作り込みレベルが高く、NHKの本気が感じられる。
映画のような画面の質感と、少しビターなストーリーがよい。
普通にかっこいい山田孝之を久しぶりに見た気がする。
リーガルハイの古沢良太脚本のコメディ。
1話完結で気軽に見られる。
練られた脚本と吹っ切れた長澤まさみの演技がよかった。
坂元裕二脚本らしく毎回印象に残る会話劇が繰り広げられる。
エピソードをかなり詰め込んでいるので話の軸は少しブレてしまった印象があるが、まとめ方はよかった。
いまひとつ。軽く見るならまあ見られるかなくらい。
小ネタを挟み軽妙なテイストにしつつ、ミステリとしては骨太な仕上がり。
前シーズン未視聴でも楽しめた。
日本発の法医学ミステリドラマの中でも出色の出来。
テンポの良い演出で二転三転するストーリーは見ていて飽きない。
最終話の様子からも次シーズンへの繋ぎかなという感じがする。
伏線の多少の整理と新たな種まきを行った感じ。
シーズン2になってさらにパワーアップしている。原作準拠のコネタも健在。有名エピソードに大胆なアレンジが効いていて楽しい。そして相変わらずの次シーズンを見たくさせる終わり方。
ネットを駆使する等、現代風のアレンジはされているが、原作の雰囲気を現代にしっかりとよみがえらせている。随所に挿入される原作ネタが軽いシャーロキアンな自分にはうれしい。
どろどろした人間劇なのだが、英国流皮肉の応酬で非常に優雅にしてしまうのがすごい。衣装や調度品が凝っていて圧倒される。