nasukenさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

インディ・ジョーンズ/魔宮の伝説(1984年製作の映画)

4.0

かの有名なトロッコアクションが出てくる作品。
虫に邪教団にトラップにとこの手の映画に付き物のシークエンスがこれでもかと詰め込まれていて、後世への影響の大きさが感じられた。

風立ちぬ(2013年製作の映画)

4.0

おそらく公開時以来の再鑑賞。
要所で夢と現実が交差する幻想的なシーンになるのがよかった。
自分が年をとったことによって初見時よりもストーリーが呑み込めるようになった気がする。
ほぼ素人の庵野秀明の声も
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Fate/Grand Order -終局特異点 冠位時間神殿ソロモン-(2021年製作の映画)

4.0

FGO1部を終局特異点までやった人のためのご褒美映画。
前提知識ありきの映画なのでこれだけ見るのはおすすめできない。
映像化されているものだけを見た人でも厳しいかも。
その分ファン向けに振り切っている
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返校 言葉が消えた日(2019年製作の映画)

4.0

台湾の名作ホラーゲームの映画化。
原作未プレイ。
白色テロと呼ばれた戒厳令下の台湾が舞台で、ストーリーに時代背景がかなり反映されている。
序盤はクリーチャーが出てくるオーソドックスなホラーの展開だが、
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るろうに剣心 最終章 The Beginning(2021年製作の映画)

4.5

シリーズ完結編にして全ての始まりの話。
剣劇アクションだった過去作と比べるとアクションは抑え目で心情描写に重きを置いている。
有村架純が演じる巴の儚さが本当によかった。
もちろんアクション部分も上質で
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劇場版 Gのレコンギスタ III 宇宙からの遺産(2021年製作の映画)

4.0

ザンクトポルトからクレッセントシップ発進まで。
トワサンガ勢参戦で勢力が増えた上に互いの思惑が交錯して敵味方が入れ替わったり勢力内での対立もあったりでかなりのややこしさ。
それでもTV版よりは整理はさ
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ライトハウス(2019年製作の映画)

4.0

モノクロ、狭い画角、定期的に鳴る霧笛等、序盤から不安感抜群。
終盤に向けてどんどん狂気が加速していき、どれが現実なのかわからなくなっていく。
100分ちょっとの上映時間だが、濃密すぎてそれ以上に感じた
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彼女と彼女の猫 -Everything Flows-(2016年製作の映画)

3.5

新海誠監督処女作のリメイク。
別監督の手ながらなかなか濃厚な新海味。
猫好きの人は見ましょう。

ゴジラvsコング(2021年製作の映画)

4.0

モンスターバース4作目。
ストーリーにツッコミどころはあれど、ハリウッドクオリティのCGで大迫力の怪獣バトルを見せてくれるだけで満足感がある。
旧作のオマージュっぽいシーンも随所にあってよかった。

台風のノルダ(2015年製作の映画)

3.0

ボーイミーツガールと友情とSFを30分弱に詰め込んだ映画。
絵の感じはよかった。
尺の短さ故に説明不足なので、もっと長くするか要素を絞り込んだ方がよかったと思う。

シドニアの騎士 あいつむぐほし(2021年製作の映画)

4.0

アニメで2クール放送されたシドニアの騎士完結編。
スピード感のある衛人の戦闘描写と重々しく響く音響がよかった。
1クール分はある原作の残り部分を映画1本にまとめているので少し駆け足気味だが、戦闘とラブ
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機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ(2021年製作の映画)

4.5

富野監督原作小説の映画化1作目。
会話が富野節全開でとてもガンダムを見てるって気持ちになった。
アクション面も市街戦の描き方の容赦のなさがよかった。
ファンネルミサイルの発射シーンにもアニメ的なデフォ
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グーニーズ(1985年製作の映画)

3.5

王道の冒険映画。
子供の頃の毎日がわくわくしていた頃を少し思い出した。

機動戦士ガンダム F91(1991年製作の映画)

4.0

逆シャアから30年後の動乱を描いた作品。
宇宙世紀ものとはいえ全く新規の物語を1本の映画分だけで展開させているので圧縮感はある。
MS戦のカット割の見せ方がスピード感があってよかった。
エンディングは
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機動戦士ガンダム 第08MS小隊 ミラーズ・リポート(1998年製作の映画)

3.5

08小隊中盤までの総集編。
本編をまた通しで見たくなった。
本編ありきなので単体映画としては物足りないかも。

映画大好きポンポさん(2021年製作の映画)

4.5

映画が好きな人のための映画を作るアニメ映画。
あまりスポットの当てられる事のない編集作業がクローズアップされているのがよかった。
なにより本作もしっかり上映時間90分なのがよかった。

劇場版 Fate/Grand Order -神聖円卓領域キャメロット- Paladin; Agateram(2021年製作の映画)

4.0

戦闘作画がとにかくよく動く。
後半に見せ場をぎゅっと詰め込んでいて息もつかせぬ展開だった。
話はかなり端折ってはいるので原作プレイ済みの人向けではある。
エンドロール後に締めの一幕があるので最後までし
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新機動戦記ガンダムW Endless Waltz -特別篇-(1998年製作の映画)

4.0

テレビ版の正統続編。
ガンダムパイロットの過去編を交えつつその後の戦争を描く。
五飛の物語はEWがあってようやく完結する感じだと思う。
リデザインされたガンダムは素直にカッコいい。

るろうに剣心 最終章 The Final(2021年製作の映画)

4.0

スピード感のある殺陣が本当によかった。
クライマックスの決戦シーンであえてBGMを鳴らさず剣戟の音だけで見せる演出がよかった。
過去編の話を次の映画に全振りしてて本作だけでは少しわかりにくくなっている
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名探偵コナン 緋色の弾丸(2021年製作の映画)

4.0

アクション大作。ミステリ面は弱め。
赤井ファミリーのかっこよさを堪能する映画。
コナンと灰原の相棒っぽい関係性の描き方はよかった。

インスマスを覆う影(1992年製作の映画)

4.0

クトゥルフ作品を日本を舞台に翻案した作品。
寂れた港町を舞台にした原作を日本的な土俗信仰に絡めてうまく落とし込んである。
クトゥルフに造詣の深い佐野史郎が関わっているだけあって、ディテールにもこだわり
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名探偵コナン 天国へのカウントダウン(2001年製作の映画)

4.0

西多摩市が舞台だったり森谷帝二の弟子が出てきたり、映画1作目のエッセンスが強め。
トリックはそれほど凝ったものではないが、演出で魅せてる。
黒の組織が映画に出始めたのもここから。

機動戦士ガンダム 逆襲のシャア(1988年製作の映画)

4.5

アムロとシャアの物語の完結編。
長い因縁にようやく決着がついた。
MS戦の描写はアナログ作画の極み。

バイプレイヤーズ~もしも100人の名脇役が映画をつくったら~(2021年製作の映画)

4.0

よくこれだけ集めたなってくらい見たことのある役者さんが沢山出てる。
位置付け的にはシーズン3の続編なのでドラマ版を見ていた方が楽しめる感じ。
最後の写真でぐっときてしまった。

機動戦士Zガンダム III -星の鼓動は愛-(2006年製作の映画)

3.5

混沌としていて勢力間の立ち位置が目紛しく変わる終盤が総集編的に圧縮されたことでさらにスピード感のある展開に。
この密度にねじ込むのは無理そうだけど、ロザミアのエピソードは少しでいいから欲しかった気もす
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ゲド戦記(2006年製作の映画)

3.0

背景美術と手嶌葵の歌はいい。
物語の起伏が乏しいのでジブリ的なワクワク感を期待していると肩透かしを喰らうかも。

ARIA The CREPUSCOLO(2021年製作の映画)

4.5

ARIAのその後の話。オレンジぷらねっとの回。
声優さんの交代はほぼ違和感なし。
新規エピソードながら過去エピソードの振り返りもあり、ファンには嬉しい作り。
次回の3部作完結編も楽しみ。

機動戦士Zガンダム II -恋人たち-(2005年製作の映画)

3.5

アクシズの介入まで。
地球が舞台の話はかなり巻き気味で、アフリカの辺りは丸々カット。
ダカール演説くらいは欲しかった気もする。
新規作画は相変わらず良いがやっぱり既存部とのギャップは気になる。

ハウルの動く城(2004年製作の映画)

4.0

ごちゃごちゃしたデザインの城がガチャガチャと動くだけで楽しい。
カルシファーがとにかくかわいい。
キムタクの演技はキムタクでしかないけど、当て書きがされてるのでそんなに違和感はないと思う。

ARIA The AVVENIRE(2015年製作の映画)

4.5

テレビシリーズのその後の話。
原作の未アニメ化エピソードが現在の話とリンクしている。
エピソードの区切り毎に各シリーズのOPが流れるのもよかった。

超電影版 SDガンダム三国伝 Brave Battle Warriors(2010年製作の映画)

3.5

時系列は序盤の対董卓戦辺り。
テレビシリーズのプロトタイプ的な作品。
子供向けアニメ映画のお約束みたいな演出も。

機動戦士Zガンダム -星を継ぐ者-(2005年製作の映画)

3.5

Zの総集編1作目。
新規カットの出来はかなり良く、ラストのギャプラン&アッシマー戦の迫力はよかった。
旧作流用部分との作画ギャップがかなりあるので、出来れば全編新規作画でやってもらいたかったところ。

シン・エヴァンゲリオン劇場版(2020年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

ちゃんと、しかもエヴァらしく終わってくれた、というのが率直な感想です。
抽象的な言い回しでわかりにくかったところもあるけど、撒いた伏線はあらかた回収しているとは思う。
完全には明かされなかった破とQの
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名探偵コナン 緋色の不在証明(2021年製作の映画)

3.5

緋色の弾丸の予習として。
赤井ファミリーを中心に振り返った総集編。
人間関係が複雑なので改めて振り返れたのはよかった。
赤井秀一バージョンのいつもの自己紹介もよかった。

プリンセス・プリンシパル Crown Handler 第1章(2020年製作の映画)

4.0

TVシリーズの続編なので最低限の知識は必須。
心理戦に重きが置かれていて、スパイものとしては見た目に反して中々硬派。
全6章の1章目なので今後の展開にも期待。

マイリトルゴート(2018年製作の映画)

4.0

モルカー監督の卒業制作作品。
羊毛フェルト作品でこれほどの生々しさが出せるとは。
寓話的な作品なので色々な解釈が出来そう。