恋愛ドラマの往年的なノスタルジーと現代的な手触りが溶け合い、ジャンルにとって新たなスタンダードとなり得る可能性すらも感じる、良いドラマだった。
節々でシンデレラストーリー感が強いのは否めないものの、>>続きを読む
大河の大枠に収まらぬ伝説を残した、一生に一度出会えるか分からない大傑作。
脚本を志す者として、この作品にリアルタイムで出会えた事は生涯の誇りです。
自分だけでなく、様々な視聴者の人生における『替わ>>続きを読む
人の弱さを弱さのまま描く強さ。
どんな職務の元にあっても地続きである生活。
その営みを初回から最終回まで終始前面に見せる事で、人が人である優しさを弱さを通して再認識する。
安直に葛藤を乗り越える人の>>続きを読む
連続ドラマ時には展開に押され淡白気味だった別れの言葉がしっかりと描かれ、より二人の結末に対しての強度が増した。
作品全編を通し実は数多く内包されているメッセージは、二人の幸せ無くしては成立しない。>>続きを読む
「人の感情が人を動かす」という事を全力で信じ抜いた物語は、その想いを一人の少女の脚へと託してノンストップに駆ける。
理屈も時空も少々軽々し過ぎる程に跳び越えていくその少女の姿に思うのは、世を動かすの>>続きを読む
涙腺で繋がる人と人。
綴られる言葉は、一つ残らずそれを揺らしていく。
言葉の力が、可笑しくも愛しい寒空の東京で、僅かな温もりを灯す。
実写作品でなければ体現出来ない演技による「自然体」の結晶。
生身の人間が交わす掛け合いだからこその挙動、仕草、現実的かつネイティブな台詞回し、アドリブ。
主要人物を演じた黒島結菜さん、菊池風磨さん>>続きを読む
自分の高校生活(当時)、そしてこれからの人生を突き動かす金言と名シーンが大量に散りばめられた人生の一作。
この作品との出会い自体もまた、青春であり宝物。