なつさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

なつ

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シャークネード(2013年製作の映画)

3.5

このところ観ていたB級とか勢いが全て系の映画がどれも「製作側もネタとわかってやってます」みたいなノリのものが多かったので、最初から最後まで雰囲気だけはずっとシリアスなのがなんかめちゃくちゃツボに入って>>続きを読む

ブレア・ウィッチ・プロジェクト(1999年製作の映画)

3.0

ずっと観たかったけどなかなか機会がなく、ようやく観られたおかげか謎の安心感が…(笑)
モキュメンタリー、ホラー演出との相性がいいし臨場感・スピード感も得られるので今では珍しくないけど、公開当時は斬新だ
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返校 言葉が消えた日(2019年製作の映画)

3.8

ゲームプレイ、ドラマ視聴済。
モチーフやストーリーが原作準拠で、雰囲気も近く描写が簡潔なので自分はドラマよりも完成度高いなーと思った。
ゲームはかなりリリカルというかポエティックというか、フワッとした
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RRR(2022年製作の映画)

5.0

ハチャメチャに面白かったのだが、見終わったら見てる間に「感想こう書こう…」と思ってたものが色々吹き飛んだので、円盤出たらもう一度見て冷静にあれがこうよかったみたいな感想書きたい…と思うけど、二回目も脳>>続きを読む

ブロークバック・マウンテン(2005年製作の映画)

3.4

時代背景がどんな形であれ、人間という生き物が社会の中に在る以上、本当に二人だけの世界で生きていくことなんて誰にもできないんだろうね。「一緒にいる」ただそれだけのことが、愛だけでは成り立たない理由が丁寧>>続きを読む

ミリオンダラー・ベイビー(2004年製作の映画)

4.0

「誰も幸せにならない」という話だけを聞いて視聴。途中までかなりイーストウッド味だな…と思ったし締め方もイーストウッド味だったけど、自分はイーストウッド作品の中ではこれかマディソン郡の橋かというくらいト>>続きを読む

LAMB/ラム(2021年製作の映画)

4.0

観終わった直後はわりと混乱したけど、余韻が考えさせてくれるタイプの映画かな?
ヒエラルキーの円環というか…なんて言ったらいいのかわからないけど、「連綿と続く一方的な支配」みたいなお話だな〜と思った。受
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ズートピア(2016年製作の映画)

4.0

おお〜面白かった。
物語の言いたいことが一貫していて且つわかりやすいし、動物世界である必要性を感じるし、各キャラクターも良い。
色んなところでビースターズを思い出した(笑)でも似てるようで一番の核心は
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ベイマックス(2014年製作の映画)

3.8

子供の頃に観てたら凄まじくハマっていたに違いない。いい大人になったいま観ても面白かったけど、子供の頃観てみたかった〜と強く思った。

ムーラン(1998年製作の映画)

3.8

ディズニーのアニメーションらしさは残しつつ、絵柄・煙のエフェクト・音楽など中国っぽさが表現されててよかった。
結局最後は恋愛的エンディング…みたいな要素は弱めでその辺はサッパリした描き方だったし、これ
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呪詛(2022年製作の映画)

4.0

怖かったし不快感すごいんだけど、ホラー好き特有の「良い」タイプの恐怖と不快感だったな…。
気持ち悪い!怖い!不快!って思うのが楽しいって感覚、なんなんだろう?

ものすごくうるさくて、ありえないほど近い(2011年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

多分、オスカーはお父さんが生きていた頃から自分が人とは何となく違うことを理解していて、お父さんが自分に課題を出してくれることも「普通に近付くための道」みたいに感じていたんだろうなと思った。
でもお父さ
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クルーシブル(1996年製作の映画)

3.5

ダンサーインザダークとかゆりかごを揺らす手とかこういう「善人が信じてもらえない」系の作品、物理的に息が上がるし動悸がしてめちゃくちゃ身体に負担をかけて鑑賞してるな…と感じる。
でも、「そもそもこの世に
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シェイプ・オブ・ウォーター(2017年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

画の見せ方、仄暗いけど主人公本人にとってはわりと光の差した物語、ギレルモ・デル・トロ節炸裂!って感じでよかった〜。
歌と踊りが好きだけど自分の喉で音を発することのできない主人公が、何足も持っていたタッ
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マザー!(2017年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

完全なる人間・地球・社会・宗教への風刺!と思えなくもないけど、ともすれば一番はそれこそ現実に在る漠然とした「神」への怒りとか当てつけなのでは?とも思える。どう見ても夫は単なる被害者側ではないのだし。>>続きを読む

小さいおうち(2013年製作の映画)

3.4

すごく雰囲気がよかった。語りすぎないのも、人間が生きるってこうだよなあ…と感じてじんわり染み入るお話でした。
役者さんがみんな合ってたけど、黒木華さんがどう歳を取っても倍賞千恵子さんにはならんやろ…が
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カラー・アウト・オブ・スペース 遭遇(2019年製作の映画)

4.0

クトゥルフにとても明るいわけではないけど、ラヴクラフトの全集を3冊読んだ程度の知識で鑑賞。宇宙からの色は未読。
映像に陳腐な部分はあるものの、演出は思ってたより普通にホラー映画として怖かった。地球外か
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キングスマン:ゴールデン・サークル(2017年製作の映画)

3.4

「ゆりかごを揺らす手」を見たばかりだったのでジュリアン・ムーアはいつ見ても美しいな…という感想が一番強かった。

(500)日のサマー(2009年製作の映画)

3.6

本質的には愛とか運命について説きたい映画ではないんだろうなーって感じがよかった。恋愛に限らないけど、他者との関係って死ぬまで相互に学び続けるものだよね。

ペイ・フォワード 可能の王国(2000年製作の映画)

3.4

自分は鬱エンドとか理不尽な展開とか悲しい余韻とか好きな方だけど、この映画に関しては別にその終わり方じゃなくても良くない?と思った。この結末だからこそ主題に意味が増す、という感じでもないし。