Nさんの映画レビュー・感想・評価

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夜明けのすべて(2024年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

優しい人しか出てこなくて泣きそうだった
画面の質感もずっと柔らかい雰囲気で、あったかい気持ちのまま観終わった

パニック障害やPMSみたいな病名がつくもの以外にもみんな何かしら抱えていて、それを遠ざけ
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名探偵コナン 100万ドルの五稜星(みちしるべ)(2024年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

次々と訪れる主人公達のピンチを力技で救っていくシーン好きすぎる 特にスタングレネードを公道にばら撒く紅葉さん
あと子供たちの身体能力が異常でそれもおもろかった、セスナの上で居合いしてんのなに???
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ヤンヤン 夏の想い出(2000年製作の映画)

3.7

前半ちょっと寝ちゃったけど大変良かった
ヤンヤン可愛すぎる

老若男女それぞれの世代の人生模様をヤンヤンの目がみずみずしく捉えていく
「お互いに見えているものがわからなかったとしたらどうやってわかり合
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牯嶺街(クーリンチェ)少年殺人事件 デジタル・リマスター版(1991年製作の映画)

4.0

いや〜この内容で4時間〜バカ疲れた〜
恋愛映画でもあり青春映画でもあり時代物でもあった

白色テロ時代(後から勉強した)の息苦しさと不安が凄く伝わってきた 正しさを守ろうとするお父さんがそこに絡め取
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ロング・ショット 僕と彼女のありえない恋(2019年製作の映画)

3.5

いぇー最高〜!!!
ちゃんと笑えるしいい話、エンドロールで花火打ち上がるのめっちゃわかる
フレッドのダチはまじでいいやつ

映画ドラえもん のび太の地球交響楽(シンフォニー)(2024年製作の映画)

2.3

別におもろくはないんだが、観てるうちにのび太みたいな向上心もなければ全部人任せで特殊能力もない主人公を今どう描くかってかなり大事なのではという気持ちになってきた
のび太の良いところとか煌めきって、今一
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ミラベルと魔法だらけの家(2021年製作の映画)

2.9

こま切れで観たせいであんまり入れなかったかも〜

家族の中でわかりやすい才能がないために居場所がなくて苦しむ主人公と同時に、才能があるが故に家族に「貢献」しなくてはいけない義務感で苦しむ姉妹も描かれて
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アメリカン・フィクション(2023年製作の映画)

3.5

形骸化したポリコレへの揶揄が面白おかしく描かれてて笑えたけど、爆笑コメディというよりは少し切ない気持ちになる映画だった
世間から向けられるステレオタイプ的な目線や商業主義的な「売れるか」「売れないか」
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ハッピー・ブラザー(1992年製作の映画)

3.5

邦画や西洋圏の映画のどれでも観ない笑いを感じてすごかった、新喜劇とかに近いかもしれない エッフェル塔キスってなに????
香港で旧正月に家族で観に行く映画として定番、と聞いて、やっぱ感覚として年末の
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レザボア・ドッグス(1992年製作の映画)

3.5

タランティーノだしほぼみんな死んじゃうんだろうな...と思いながら観たら本当にそうなった

冒頭の会話劇、まじでどうでもいいことをダラダラ喋ってるだけなのにかっこいい
倉庫でのホワイト、ピンクのやりと
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コカイン・ベア(2023年製作の映画)

3.2

金のかかった良いコメディでした...

最初に出てくるクマの説明の、出典:Wikipediaで一気にコメディに引き込むの上手いな〜と思った

落下の解剖学(2023年製作の映画)

3.0

ポスターが『FARGO』すぎるしタイトルもあってごりごりのミステリーかと思ったらそういうことじゃなかった

『怪物』的な、視点によって真実や守りたいものが違うために証言が食い違う話というよりは、人の記
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オッペンハイマー(2023年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

日本人という立場で考えると「原爆を落とされた」という意識が先にくるけど、世界全体を変えてしまった、自分達を滅ぼせる破壊時代に突入してしまった、というのが身に染みた映画だった

オッペンハイマーの作って
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パスト ライブス/再会(2023年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

ノラが終始向上心と自信を持った自由な人で、アーサーとヘソンがノラに惹かれていることに説得力があってよかった
江國香織の『冷静と情熱のあいだ』を思い出したりしたけど、この映画はノラが揺れながらも地に足が
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デューン 砂の惑星PART2(2024年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

映像体験としては相変わらず素晴らしく、特に縦構図のショットと太陽の使い方が圧巻で、砂虫のシーンだけでも観る価値があるなと思った
ハンス・ジマーの音楽もとにかく凄かったな....砂虫を呼ぶ起震杭の振動が
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俺たちに明日はない(1967年製作の映画)

3.1

実話を元にした映画だったんだ......
ボニーとクライドの関係性は素敵だった
クライド兄夫婦との関係性も含めて青春映画としても見れたし、逃走劇だけどロードムービーとしても楽しかった

最後の死を覚悟
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イージー★ライダー(1969年製作の映画)

3.1

アメリカの何もない道路をバイクで爆走する絵面がたくさん見れてよかった
よかったけど、早々に爽快感には影がさして寂寥感に覆われる映画だった
自由であることを恐れて変わってしまったアメリカへの憤りややるせ
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マーベルズ(2023年製作の映画)

2.7

このレビューはネタバレを含みます

最後のX-MENの顔出しとマルチバース展開への布石のための映画という感じが強すぎて、ストーリーの説得力がガバガバでちょっとキツくなってしまった........モニカをツールとして使わないで欲しい...>>続きを読む

白鳥(2023年製作の映画)

3.1

話辛すぎるんだが.........いじめというか普通に殺人未遂

原作は新聞に載っていた実話を元にしたらしいので、ダールなりに寓話に作り替えたんだろう
やっぱダールの作品は結構残酷だよね

ネズミ捕りの男(2023年製作の映画)

3.1

子供に見せる紙芝居とか人形劇的な良さがある(それにしては内容がキショいが)

(2023年製作の映画)

3.0

カメラのアングルと舞台セットが、この短い間でライブでクルクル変わっていくの面白かったな
クルクル変わるのにカットが全部きっちりキマってるの、ウェス・アンダーソンの潔癖さ感じた

ヘンリー・シュガーのワンダフルな物語(2023年製作の映画)

3.8

大好きな原作をウェス・アンダーソン監督とベネディクト・カンバーバッチで実写化してくれて嬉しい

「全知の語り手がいる」という小説の語り方の手法を崩さず、コミカルにテンポのいい短編映画にまとめていて面白
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ロブスター(2015年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

私達の生きる現実の管理社会的なキモさを抽出して、それを荒唐無稽な話に落とし込んだ映画
パートナーがいることが義務化され、そこから外れた人は捕まって、45日以内に新しい相手を見つけないと動物にされるとい
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女王陛下のお気に入り(2018年製作の映画)

3.8

三者三様の傲慢さと気高さと悲しみが満ち満ちてて凄かった、人間の解像度高すぎ
『哀れなるものたち』にも通じる女性の主体性が、三者別々の方向性で表現されていて、男のキャラクターは意図的に全員後景化されてい
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哀れなるものたち(2023年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

一人の女性が、色々なところから押し付けられる支配を跳ね除けて自由に前向きに生きていく様が描かれていてとても嬉しかった
ごく小さいことから人生を左右する部分まで、自分の意志でやりたいことを選んでいいし、
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ブリジット・ジョーンズの日記(2001年製作の映画)

3.2

コリンファースとヒューグラントの殴り合いの喧嘩を観る映画
ブリジットの友達3人はマジでいいやつ

脚本家の人は、BBCでやってた『高慢と偏見』のダーシー役だったコリンファースが大好きで、同じ原作を下敷
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ゴーストバスターズ(2016年製作の映画)

3.3

元々のゴーストバスターズ観てないけど全然面白かったな

シスターフッドを正面からやっててありがたかったな〜ガジェットも好きだった
受付にマッチョでかっこいいけど頭が空っぽの男を持ってくるのとっても皮肉
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フェリスはある朝突然に(1986年製作の映画)

3.9

このくらい一日を誠実に、絶対に楽しむんだという気概を持って過ごしたい

かっこよくて学校中のヒーローで、頭の固い大人を華麗に翻弄する、頭が良くて気の利いた、フェリスというキャラクター

このフェリスと
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人生は小説よりも奇なり(2014年製作の映画)

3.9

原題のLove Is Strangeがぐっさり来た

BGMが全部ピアノだったのと、光の映し方が良かったな

オーシャンズ8(2017年製作の映画)

3.4

最高〜〜!!!
都合の悪いところは映さない!!深い理由や重い背景がなくてもいい!!かっこいい女達の華麗な犯罪劇にただただ痺れていればいい!!
このあっけらかんとした話を女だけでやってくれたの本当にあり
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クルーレス(1995年製作の映画)

3.2

そこでキスしだしちゃうんだ😅😅😅とは思ってしまったけど、オースティンの『エマ』が元ネタと知りあ〜なるほどね〜と

お洋服が本当に可愛かったな

すてきな片想い(1984年製作の映画)

3.7

ジョン・ヒューズ、本当に脚本が上手い....
ベッタベタなテンプレラブコメでしかも80年代仕草もすごいのに、ちゃんと物語として面白い
全部がご都合主義で進んでいくんだけど全然不自然じゃなく、ちゃんと笑
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マッチ工場の少女(1990年製作の映画)

3.2

冒頭の、マッチ工場の機械が無機質に淡々とマッチ箱を製造していくシーンが象徴的

最終そうするしかないよねもうとなってしまったし、どこまでも絶望的だけどやり返せたのはよかったな

劇場版 SPY×FAMILY CODE: White(2023年製作の映画)

3.0

ほんとに意図的に子供向けにシフトしてるんだなあと思ったし、💩パートはちゃんと前列の子供が笑ってたから、ある程度は成功してるんだなあ

冷戦中が舞台でスパイと殺し屋の偽装夫婦の話なのと、容赦なく銃火器と
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