南さんの映画レビュー・感想・評価

南

籠の中の乙女(2009年製作の映画)

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ヨルゴス・ランティモス なるほど この人の作品は全部好きかもしれないと思ったんだけどな 私には受け止めきれない濃度だった

怪物(2023年製作の映画)

4.0

「なんで」を大切にしたい あそこで飛び降りた理由、水筒に泥が入った理由、何回も本人に聞けるタイミングはあった 大人になると違和感があっても経験から色々推測してしまう 「〇〇?あるいは△△?」の言い方が>>続きを読む

市子(2023年製作の映画)

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東大阪で生まれて18年間住んでたから、なんか「生駒山かぁガチやな。団地なぁこれどこの地域にもあるやつな、雰囲気そのままやな。男の子と仲良く話した後の女同級生の温度感なわかる」て感じてた。「東大阪」って>>続きを読む

バービー(2023年製作の映画)

3.7

始まりの既視感とテンションが最高に良かった。メッセージは特に新しくもなく、でもドストレートやったから、私の叔父叔母とか父母が見たらどう感じるんかなぁ。私の親は見ても特にハッとしたりはしやんのかなぁ

SHE SAID/シー・セッド その名を暴け(2022年製作の映画)

3.7

怒りたいときに怒れるのがかっこいい パブかどこかで話しかけてきた人にも、良くないことをしてる人にも「うるせえやめろ」な直接的表現はこの先ずっとできそうにない

ロブスター(2015年製作の映画)

5.0

だめだ 心から好き

追記

主人公は兄を大切にしてたし、同じように自分も大切にしてると思った。ショートカットの女性に合わせた性格を繕ってみたけどこんなんじゃないってやめたし、目をつぶさずにいたから(
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女王陛下のお気に入り(2018年製作の映画)

4.5

!?なんで?なんでや?!めちゃくちゃ好きやった、長年「ストーリー想像出来るしまぁ今見やんでも良いか」と後回しにしてたのに。映画はそうだなストーリーの展開じゃないんやな、漫才コントがオチをそこまで重んじ>>続きを読む

MONDAYS/このタイムループ、上司に気づかせないと終わらない(2022年製作の映画)

3.9

会社の自分とプライベートの自分は全く違う 話す方言から違うし身の上話なんて職場でしたこともないし、とにかくただ繰り返し仕事をこなすだけ。でもアパレル業界も業務内容も好きやし良い人多いし、特に不満もない>>続きを読む

search/#サーチ2(2023年製作の映画)

3.8

なんかTikTokの延長映画みたいに感じた。すごい詰め込まれてて展開が沢山あって飽きないから面白い。search1よりもワクワクさせられた気がするし本当にすごいなと思った。でも鑑賞後に思い返すと浸って>>続きを読む

カモン カモン(2021年製作の映画)

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0歳の娘が話せるようになることが楽しみで仕方ないけど、気持ちを気持ちに近い表現で伝えることができるようになってくれたらいいな、と思う。期待は圧力にもなりうるしある程度の希望で留めておくべきだけど、そう>>続きを読む

グランド・ブダペスト・ホテル(2014年製作の映画)

3.9

これ見た後に行ったホテルでロビーボーイがいて、まじまじと制服とか荷物運ぶ姿をほろほろする目で見つめた

エターナル・サンシャイン(2004年製作の映画)

3.9

菩薩さんのコメントがこの映画の全て以上でした

https://filmarks.com/movies/34849/reviews/41362276

ウインド・リバー(2017年製作の映画)

3.7

殺人も病死も、天寿を全うして死ぬことさえもまだ分かっていない。26年生きてまだ身近な人の死が起こってない。だから「苦しみ続けるけど痛みには慣れてくる」っていう娘の死への表現がかなり恐い

ノクターナル・アニマルズ(2016年製作の映画)

4.3

物質主義で豪華な生活を手に入れて、For Susanの小説でさえ消費しているような姿が悲しい。一度手放した愛は戻らない、人間は捨ててはいけない、新しいものを作り続けるファッション業界のトムフォードが作>>続きを読む

歩いても 歩いても(2007年製作の映画)

3.8

昭和・平成くらいまでの嫁姑関係であってほしい。家父長制が強い家での姑のいじわるは、まんま母が体験してそうな場面やった。私は〇〇さーん!って遠くから数回呼ばれるだけで嫌になりそう、耐性弱い、令和では絶滅>>続きを読む

さくらももこワールド ちびまる子ちゃん わたしの好きな歌(1992年製作の映画)

4.3

映像かっこよ〜〜!さくらももこのコジコジ哲学要素ってまる子でも表現されてたんやな。昔はまるちゃんしか見えてなかったから、他の登場人物ってこんな感じやったんかと面白かった。関口くんとかプー太郎のキラキラ>>続きを読む

さかなのこ(2022年製作の映画)

3.9

好きを突き詰めるほどかっこいいことはないな、自由!好きなことを仕事にできても「なんか違う」っていう感覚がリアル。魚が好きでも水族館はちゃうかったとか、めちゃくちゃわかる

初めの「男も女も関係ない」で
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ブルー・ジェイ(2016年製作の映画)

3.5

かなり通じ合ってた元カレ・元カノに偶然1対1で再会したとする。そのとき話しかける方って、現状にある程度満足してて、でもどこか少しの不満や不安があるような人なのかもと思った。もし心から幸せマックスはっぴ>>続きを読む

妻の電池切れ(2023年製作の映画)

3.6

あのときの自分の発言が良くなかったとよく後悔する。でも家族に対してはあんまり無いかもしれない、頼って、甘えてて、距離ができたときに纏めて倍の量で後悔するのかも

ナニー・マクフィーの魔法のステッキ(2005年製作の映画)

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いたずらする道を通ってないからか、見てたら可哀想になってまう😂

パンチドランク・ラブ(2002年製作の映画)

3.5

映画の良さを感じ取れなかったとき、まだ早かったとか今は合わなかったとか、大体はそう考える。でもこれは、今度改めて見ても好みじゃないやろうなと思う。ビッグフィッシュでも感じた。自分の好みじゃないラブスト>>続きを読む

AIR/エア(2023年製作の映画)

3.9

Amazonが制作、配給をするとこんなに配信が早いのか!?実話ベース、誰もが知ってるNIKEの話、いま全く集中力のない私でも見やすかった!

サバカン SABAKAN(2022年製作の映画)

3.7

母役は尾野真千子が一番好きだと確信。去年、公園におった小5の男の子たちと遊んだあと、お互い見えんくなっても「バイバーイ」って言い合ったの思い出した。小5のとき自分のこと大人やと思ってたんやけどな

ミッドナイトスワン(2020年製作の映画)

3.9

『人の言う「愛」や「生活」や「人生」に自分が含まれていないことを、あと何度思い知れば期待せずに生きられるのだろうか』と言ってる人がいた。その通りだと思った

余命10年(2022年製作の映画)

3.6

小松菜奈見たさと、藤井さんの新聞記者が好きだったので。寿命を気にして気持ちを押し殺して、冷たく接する前半シーンがつらかった

地上の星たち(2007年製作の映画)

3.7

もうちょい尺を短くしてクレメンスー!”every child is special”!

L.A.コンフィデンシャル(1997年製作の映画)

3.7

ロロ・トマシ…?登場人物が多くて把握するのが大変な映画を、2本連続で見てしまいました。記憶力がほしいなり

スティング(1973年製作の映画)

3.7

ブラピってブラピしか存在しやんと思ってたのに!この時代に!

この世界の(さらにいくつもの)片隅に(2019年製作の映画)

3.6

嫁いで夫の家に入る時代。おばあちゃん両方お見合いやったけど、これから産まれてくる子たちはそんな風習あったこと私よりも信じられへんのかなぁ

コロンバス(2017年製作の映画)

3.6

モダニズム建築って目の前にすると迫力に圧倒されるしすごい好きやけど、いざ自分で写真におさめると全然伝わらん。そのかっこよさを映像で感じさせてくれるのすごい

アイ・オリジンズ(2014年製作の映画)

4.3

小学生の頃たまに「夢で見た!この場面、完全にみた!」っていう体験してた。この次の行動の選択肢ABがあって、Aをしたらこれ、BをしたらあれになってまうからAを選ぼうって感じてた。私自身は本気で体験してた>>続きを読む

ダージリン急行(2007年製作の映画)

3.7

三人兄弟ってこんな感じなんかな。完全なる2対1があるわけじゃなくて、2人チームがタイミングによって変わる感じ。1番目と3番目が手を組むのね、とおもった次には3番目が2番目に告げ口してたり。皆で大笑いす>>続きを読む

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