ナツコさんの映画レビュー・感想・評価

ナツコ

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バーバリアン(2022年製作の映画)

3.8

ビル・スカルスガルドって悪役のイメージだし、つるっとした色男でいい人そうだけど実は悪い奴だったり、と思ってたらえっ?そんなことに⁈で、そういう展開?えーっそう来る⁈という感じ、とてもおすすめ。
もう暗
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シティーハンター(2024年製作の映画)

4.0

原作もアニメも見てなかったけど、とにかく鈴木亮平がカッコ良すぎる。アクションシーンも、邦画はどうしてもテンポが悪くて見ていられないことが多いけど、これは本当にテンポ良くて見応えあり。鈴木亮平が引き締ま>>続きを読む

フリークス(怪物團/神の子ら)(1932年製作の映画)

3.7

モノクロではあるが、画質はそれほど悪くなく見やすかった。CGや特殊メイクではなく、本当の身体障害者が演じる迫力。嵐の夜の場面、稲妻のフラッシュに照らされて迫ってくるフリークスたちのおそろしさ。内容は現>>続きを読む

ブレット・トレイン(2022年製作の映画)

3.8

テンポがよくカット割やアングルも凝ってて楽しく観られた。やはりブラッドは華があるなぁ。真田広之は、セリフは英語も日本語もぎこちない感じがあったけど、アクションがカッコ良すぎてすべてがチャラになる。トン>>続きを読む

SISU/シス 不死身の男(2022年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

最後までしゃべらない主人公がしぶい。
ワンコが無事で本当に良かった🥲

デューン 砂の惑星PART2(2024年製作の映画)

4.6

IMAXシアターで鑑賞。
やはりIMAXで観るべき映画だった。音圧がすごくて、観るというより体験する感じだった。ポールがフレメンの言葉でみんなに語りかける場面、若きティモシーとポールがダブって見えて感
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暗殺の森(1970年製作の映画)

3.8

現在と過去のフラッシュバックを混在させる手法はよくあるけれど、悲劇を予想させながらも淡々と進む冷たさが良い。ステファニアとドミニク、黒髪と金髪、など色々と真逆な感じでどちらも美しい。マルチェッロはファ>>続きを読む

DUNE/デューン 砂の惑星(2020年製作の映画)

4.1

パート2公開前に予習で。
音楽がこんなに印象的だったのだな、と再確認できた。素晴らしい世界観。ストーリー的には、そこで終わる?という感じだったが、その分丁寧に描いているということで。ダンカンがカッコ良
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クローバーフィールド/HAKAISHA(2008年製作の映画)

3.3

あの状況でカメラは回さないと思うが、ひょっとしてインスタやXに画像を上げる人はいるかもしれない。状況からリアルな怖さが伝わってきた。
怪物の造形は悪夢をそのまま形にしたようでよかった。

プラットフォーム(2019年製作の映画)

3.2

料理を作っている人たちの場面があったが、セリフがないので意図が分からず。ラストにもモヤモヤが残る。あの状況でさらに食べるものも満足にないとか、精神的におかしくなって当然だろう。自分なら何を持って入るか>>続きを読む

ナイトメア・アリー(2021年製作の映画)

3.8

ブラッドリー・クーパーの映画は初めて見たが、ものすごくジューシーな男っぽさに息が止まりそうになった。ストーリーは単純なだけに、ラスト近くは辛くて目を背けたくなる。デル・トロ監督なのでハッピーエンディン>>続きを読む

イビルアイ(2022年製作の映画)

3.5

主人公ナラが可哀想すぎてパンズラビリンスを思い出した。邪眼はまったく関係ないので邦題はなんとかして欲しい。とにかく女性が美しく、男は存在感がなさすぎる話だった。

ジョン・ウィック:コンセクエンス(2023年製作の映画)

3.9

さすがに長い。ドニー・イェンの大阪コンチネンタル厨房でのファイトシーン、むかしのカンフー映画のようなちょっと可笑しさのある演出が楽しかった。映画に出てるときのキアヌのビシッとしたカッコ良さよ。

バイオハザード:ウェルカム・トゥ・ラクーンシティ(2021年製作の映画)

3.1

ゲームを知らない立場で見ても、ゲームっぽいな、と思うつくりだった。キャラが薄くて入り込めない。暗い屋敷のステンドグラスなどのセットは良かった。

ハンニバル(2001年製作の映画)

4.0

ドラマ版を見てる途中で見たくなったので。
オープニングで鳥がはばたいた跡にハンニバルの顔が形づくられているところが印象的だった。ラストの飛行機のシーンも。アンソニー・ホプキンスの丁寧なしゃべり方、「ク
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コララインとボタンの魔女(2009年製作の映画)

3.2

主人公はあまり可愛くなくて感情移入できないが、天使の羽根がはえたテリア犬のフォルムがかわいかった。目がボタンになるだけで、不気味さMAXになるのは不思議。

NOPE/ノープ(2022年製作の映画)

3.4

セリフによる説明が少なく、空に潜むモノの正体も分かりにくいが、匂わせる構成が上手く、なんとなくストーリーが分かるようになっていて絶妙。今までにない「未知との遭遇」ものだった。

X エックス(2022年製作の映画)

3.8

往年の名ホラー映画へのオマージュがたくさん。笑えるほどたやすく殺されてしまう犠牲者たち。老婆パールのメイクと演技は凄いの一言。3部作になるとか、楽しみすぎて必ず見たい。

ボーンズ アンド オール(2022年製作の映画)

3.8

ロードムービーの牧歌的部分とは対照的に、マレンと母、リーと父のエピソードがつらい。それでもリーは妹を気遣って離れて生きていたのに。マレンと出会って人生が狂ってしまった。しかしこの監督は本当に多様な映画>>続きを読む

キング(2019年製作の映画)

3.7

ハル王子の父王も、フランス王もどこか病んでる感じの顔が良かった。ベラスケスの描くフェリペ4世の顔のような。ハル王子もただのイケメンではなく、自ら剣をとって泥まみれで戦う強さがよく出ていた。しかしあの妻>>続きを読む

ポーラー 狙われた暗殺者(2019年製作の映画)

4.5

マッツファンの私には必見の映画でした。もっと早く見れば良かった。ハンニバルよりこちらのマッツの方が、色気があっていいです。色気というかほとんど色香。若い殺し屋たちもキャラが立っていて、ストーリーもテン>>続きを読む

ザ・キラー(2023年製作の映画)

3.5

ローレンス・ブロックの小説の映画化かと思ったが違った。無口だけど心の声がうるさい殺し屋。うっかりミスで大変なことになって、元締めや依頼人を返り討ち。Amazonで色々買って準備するところなど、現代的で>>続きを読む

ラ・ヨローナ~泣く女~(2019年製作の映画)

3.0

カメラワークなど、凝ってるなーと思わせる部分はあったが、ストーリー的に引き込まれるものではなかった。ラファエル元神父がもっと活躍しても良かったな。

イット・フォローズ(2014年製作の映画)

3.3

あらすじから予想してたのは、主人公がうつされたものを他人にうつそうと奮闘する姿、だったんだけど、全然違う話だった。青春映画っぽくもあり、主人公に寄り添ってくれる友達がたくさんいていいな。音楽も印象に残>>続きを読む

ガンパウダー・ミルクシェイク(2021年製作の映画)

3.3

ミシェル・ヨーがクールでカッコよかった。テンポが悪くダレる部分もあったけど、アクションシーンはなかなか見応えあり。何より高年齢の姐さん方がバチバチにたたかう迫力と、ファッションや小物のカラフルさにしび>>続きを読む

君の名前で僕を呼んで(2017年製作の映画)

4.0

アラン・ドロンの古い映画を見ているような、名作を見たという実感。なんて素晴らしい両親、なんて素晴らしい恋だろう。見終わってしまいたくない、終わらせてしまいたくない物語だった。父がエリオに話すシーンが心>>続きを読む

子ろも(2016年製作の映画)

3.6

YouTubeの英語字幕で鑑賞。
かそけき恐怖。白い肌と紅いマニキュア、みずみずしい緑色が印象的だった。ハロウィンにぴったりなホラーだな。

岸辺露伴 ルーヴルへ行く(2023年製作の映画)

3.0

ルーヴル側キャストの演技が残念だった。木村文乃の日本髪がよく似合っていて素敵だった。若き頃の露伴はピュアで可愛い。高橋一生がいなければ成立しない映画だった。もう少し、物語に引き込まれたいものだ。

スマイル(2022年製作の映画)

3.8

久しぶりに怖かった。ジャンプスケア的な怖さと、メンタルにくる怖さ。精神科にかかわる仕事をしてる人は、覚悟して見ないといけないのでは。不穏な音、音楽も良かった。元彼がいい人すぎて…

オールド(2021年製作の映画)

3.6

展開が早くてサクサク見れた。最後まで見てオチにびっくり。時間は大事、家族も大事。

アステロイド・シティ(2023年製作の映画)

3.7

映画サービスデイでほぼ満席。そんなに一般受けする映画じゃないのに。案の定、寝てしまったという声がちらほら聞こえた。
意味があるのかないのか、筋を追うのは難しい。むしろ一貫した意味などないのかも。天才少
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ヘンリー・シュガーのワンダフルな物語(2023年製作の映画)

3.9

アンダーソン監督ならではの左右対称な画面、砂糖菓子のような淡い色合いがかわいい。早口のセリフとともにセットがぱたんぱたんと立ち上がっていくのも楽しい。ストーリーは意外だったが、後味よく終わった。原作も>>続きを読む

ダンケルク(2017年製作の映画)

3.8

戦争映画は避けていたが、ノーラン監督作なので挑戦してみた。SFのような乾いた色調で淡々と進むのが良い。しかし戦争のむなしさや、たやすく壊れてしまう命もしっかり描かれている。

バード・ボックス(2018年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

ジョン・マルコビッチに似てる人がいるな、と思ったら本人だった。サンドラ・ブロックが強すぎてまったく勝てる気がしない。物資を探してるときに、きれいなランジェリーを見つけて持って帰るところ、切なくてつらい>>続きを読む

ヴィーガンズ・ハム(2021年製作の映画)

3.9

やってることはホラーだけど、ストーリーはコメディ寄り。テンポよく面白かった。ラストは、フランス映画っぽく皮肉な終わり方でよかった。動物愛護も分かるが、人に強要するのはダメだよね。

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