Hinaさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

Hina

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刑事物語(1982年製作の映画)

4.0

純粋にストーリーや撮影で評価すると3.4くらい。:^)

今となってはありえない名優達の贅沢使いに加点。
格安で豪華なフレンチが食べられた気分🤤

主演の武田鉄矢さん以外はみんな本当に少ないシーンの出
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幸福の黄色いハンカチ(1977年製作の映画)

4.4

出所明けの朴訥な男、都会に被れた未熟者、都会に馴染めなかった内向女。
他人が乗合い、互いの人生に干渉し合うロードムービーの骨頂。

とにかく皆さん演技が申し分なく、映画であることを忘れたまま、私も4人
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ラッシュアワー(1998年製作の映画)

3.4

酔拳2を見て、植民地解放後のジャッキーの映画はどう変化したのかと思って鑑賞。

あとで調べたところ、ジャッキーはそれまでに2度ハリウッド進出に失敗していて、1995年レッドブロンクス(酔拳2の次作)で
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酔拳2(1994年製作の映画)

4.0

「マジか。」って映画観て久しぶりに思った。🫢

子供の頃に、金曜ロードショーとかで祖父とジャッキー・チェンの映画をよく観ていたけれど、その頃、ジャッキーの凄さにはもちろん殆ど気づいていなかった。

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L.A.コンフィデンシャル(1997年製作の映画)

3.6

「暴力」、「エリート」、「汚職」と三様の行動指針を持つ警官のバランスが見事。
それぞれの捜査の仕方には個性があり、かつ、どの方法も真相へと近づいていくという脚本も冴えている。

さらにストーリ上で技あ
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ザリガニの鳴くところ(2022年製作の映画)

3.4

原作を読んでいないため、映画に対しての意見になっているか分からないが、“湿地”という特殊な環境設定をうまく活かしきれていない感が残った。

裁判映画はこれの他にもあるし、オチとしてもよくあるパターンだ
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ノクターナル・アニマルズ(2016年製作の映画)

3.8

夢を追い掴んだ人間と、夢を諦め現実に負けた人間の対比。
トム・フォードが言うからこそ説き伏せられた気になる。
私にまだ追える夢はあるかと鑑賞後に考えさせられる。まだ夢を追えているだろうか?と。

不眠
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チャーリー・ウィルソンズ・ウォー(2007年製作の映画)

3.4

極秘戦争とは言うものの、実際は、この時アメリカに戦争をする元気はなかった。

ベトナム戦争直後の国民の憤りもあり、戦争をするには潮合いが悪く、最小限の関与で、最大限にソ連を消耗させようと、武器の提供に
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昼顔(1967年製作の映画)

4.5

私はこの映画は、とっても純粋な美しい女の物語に思う。

冒頭、不感症とピエールに言われる(夢で)セブリーヌだが、あれは彼女が自分を訝っているということ。

それまでどんな経緯があったのかは分からないけ
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ライフ・オブ・デビッド・ゲイル(2003年製作の映画)

2.8

死刑という重いテーマを考えさせようと映画を作ったら、思いの外軽めのミステリーに仕上がってしまったといった感じ😅💦

というか重いテーマにしておけばある程度評価されるという陶酔も感じられた:_(

オチ
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秋刀魚の味(1962年製作の映画)

3.8

残念だけれど、現代映画のほうが私達にとっては面白い。ꉂꉂ

では昔の映画は観る価値が無いのかなぁ?と思えばやっぱりそうじゃないなーと思わされる。

カメラは定点、廊下と部屋を行ったり来たり。
会話にな
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Vフォー・ヴェンデッタ(2005年製作の映画)

4.2

アメリカ、イギリス、ドイツ合作。

これぞ映画!って感じ。ಇ

考察という程でもないけれど、政府の圧制によって、個性が削られてしまった民衆が、みんなでVのマスクをつけて押し寄せるラストシーンについてー
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お墓がない!(1998年製作の映画)

4.0

日本映画史の宝の一人である岩下志麻さんをコメディに引っ張り出したという功績に於いて、かなり価値の高い映画であると思う。:^)

ラスト5分を切った直後、川嶋に「お客様が待ってますので」と別れを告げられ
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LAMB/ラム(2021年製作の映画)

3.3

映画っぽいアングルの映像が続くから名作感がある。し、特に悪い点も無いけれど、グッと掴まれる何かに欠ける。

みたいな映画:*)

展開に意外性が無かったから?
間延び感があったから?

うーん、原因も
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Swallow/スワロウ(2019年製作の映画)

4.3

視覚だけで伝える技術が凄いーっ:^)

冒頭からタイトルの「swallow」が出るまでの約2分で自然に多くの情報を与えてくる:-0

灰色の雨と海を見つめる後ろ姿で、もちろん明るい映画ではないこと、ま
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クローズZERO(2007年製作の映画)

4.1

20歳くらいに映画館で観たけど、久しぶりに鑑賞して私の中で評価が跳ね上がった:^)

あの頃は映画を観る目も今より無かったし(今でも無いけどw)、当時の彼に着いてって観ただけだったので「男の子の映画だ
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大怪獣のあとしまつ(2022年製作の映画)

4.0

低評価が多いけど個人的にはめちゃ良かったʬʬʬ
色んな映画を観ている人ほど楽しめるかも?:D

まず主人公の名前(アラタ)がハヤタ隊員に似ていて、光の中に消えたという伏線から、言うなればこの映画は最初
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陽はまた昇る(2002年製作の映画)

3.8

日本ビクターの家庭用ビデオ規格「VHS」の誕生物語。

鑑賞後Wikiで色々調べるキッカケになり、勉強になった:D

史実としては、SONYのベータは競争には負けたものの、SONYの技術がVHSを支え
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キューティ・ブロンド(2001年製作の映画)

3.5

誰の事も不幸にしないハッピー映画代表的作品:^)
ミュージカルにもなっている。

わざとらしいくらいのバービーファッションが後半の大人になったエルを引き立てる。

リース・ウィザースプーンの憎たらしい
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8 Mile(2002年製作の映画)

3.3

今となっては白人でヒップホップアベンジャーズでパフォーマンスしちゃうエミネムは、やっぱり伝説の一人だから、それ踏まえるとこの映画の点数は跳ね上がるけど、

純粋に映画としてちゃんと判断すれば、ヒップホ
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イースタン・プロミス(2007年製作の映画)

3.0

タイトルの通り、人身売買系の事件の話。

特に以外な展開もなく、今までもあった何処かのストーリーのリサイクル品の一つという感触。

イギリス、カナダ、アメリカ合作らしいけど、それでこの平凡なストーリー
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フレンチ・ディスパッチ ザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊(2021年製作の映画)

4.0

監督はプエルトリコ人のベニチオ・デル・トロ。

ヨーロッパ映画のような撮り方だけれどアメリカ映画。

今はアメリカ領だけど元はスペイン領だったっていうプエルトリコの感じが出てる?のかな?ꉂꉂ

一個の
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パリ、テキサス(1984年製作の映画)

4.0

誰の予想も裏切らないシンプルなストーリーで、どの時代にも通用する感じ;)

ただ、こんな綺麗な女優さんを知らなかった自分に引くくらいのナスターシャ・キンスキーに出会えた幸せはヤバいʬʬʬ

マジックミ
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スモーク(1995年製作の映画)

4.8

ハーヴェイ・カイテルの格好良さが詰まっていて、この映画を観れば彼の他の作品も観たくなる。

そして、彼だけにフォーカスを当てさせない、全員の存在感。
現在の役者には失われてしまったと言える程の1999
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