natsumiさんの映画レビュー・感想・評価

natsumi

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そして誰もいなくなった(1945年製作の映画)

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アガサ・クリスティ「そして誰もいなくなった」のおそらく初の映画化。登場人物の名前に聞き覚えがあったので割と最近読んだのを思い出したくらい原作の内容は覚えてないけれど、オチは違かった気がする。と思ったら>>続きを読む

ヤン・シュヴァンクマイエルの部屋(1984年製作の映画)

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こっちの方がまだわかりやすい。映画やアニメーションについて教える先生とその生徒。可愛い。

人工の夜景(1979年製作の映画)

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クエイ兄弟、わからん!けど教会が出てくるあたりのトラムと駅のシーンの造形が良くて雰囲気出てる。

ジャッリカットゥ 牛の怒り(2019年製作の映画)

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脱走した水牛を捕まえるため村中の男たちが集まり、過去に追放された銃を使える村人も呼び戻されるが対立が起こる。舞台がインドのキリスト教の村というのが新鮮。最初はちゃんと水牛も怖いけれど人間怖い路線になる>>続きを読む

サムライ(1967年製作の映画)

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孤独の殺し屋が依頼でホテルの経営者を殺したが、事件担当の刑事が彼のアリバイをしつこく崩そうとし彼は精神的に追い詰めてられていく。オチが良い。侍よりはロボットっぽいかな…

デモンズ(1985年製作の映画)

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ホラー映画の特別上映イベント開催中の映画館で展示されていた小道具からの感染(呪い?)が原因で始まるモンスターパニック。マリオお父さん経由のコネで製作陣が豪華。80年代ポップスとクラウディオ・シモネッテ>>続きを読む

バトル・ロワイアル(2000年製作の映画)

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久しぶりに再鑑賞。ひとクラス40人という大人数の登場人物を上手く2時間の映画の中で描いてる。中学生には見えないけど柴咲コウのアクションがすごい。たけし怖すぎる。山本太郎は今も昔もかっこいい。

東京流れ者(1966年製作の映画)

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解散したヤクザの倉田組出身の哲也は存続するライバルの大塚組にスカウトされるも、倉田組に忠実心があるため断ったら暗殺のターゲットにされる。相変わらずヤクザ物は登場人物の関係全然わからないと思ったけど、こ>>続きを読む

ファウスト(1994年製作の映画)

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悪魔に魂を売る男の話。ほんと話は意味わからないが、現実と人形劇の世界が切り替わり、交わっていく表現が凄すぎて楽しい。相変わらずシュヴァンクマイエルのASMR的な音のこだわりが好き。

A KITE~INTERNATIONALバージョン~(2000年製作の映画)

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両親が殺されてから孤児になった高校生の砂羽は探偵であり殺し屋事務所?のボス赤井に凄腕の殺し屋に仕立てられる。アニメーションならではのぶっ飛んだアクションシーンは面白いけど、それ以外はただエログロを描き>>続きを読む

レニングラード・カウボーイズ・ゴー・アメリカ(1989年製作の映画)

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シベリアのド田舎のバンドがアメリカに行って売れようとしたが、とりあえず現地のプロデューサーの従兄弟の結婚式にバンドが必要とのことで開催場所のメキシコを目指す。完全なるフィクションかと思ったらレニングラ>>続きを読む

映画よ、さようなら(2010年製作の映画)

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25年間勤めていたミニシアター(というか映画アーカイブ的な施設かも)が閉館するため、映画一筋だった主人公のホルへは少しだけ新しい人生を歩み始める。前半は誇りを持って仕事をするホルへの様子をドキュメンタ>>続きを読む

知られぬ人(1927年製作の映画)

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サーカスで怪力男のセクハラに悩まされ男性の腕恐怖症になった団長の娘ナノンと両腕がない男アロンゾの愛の物語かと思いきや、実はアロンゾは腕があることを隠してサーカス団に逃亡してきた犯罪者だった。勝手にロマ>>続きを読む

Remember the Night(原題)(1940年製作の映画)

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ジュエリーの万引きで捕まったリーは裁判が新年に持ち越されクリスマスを刑務所で過ごすことになるが、そんな彼女を気の毒に思った弁護士ジャックは行く宛がない彼女を連れて実家に帰る。ありえないシチュエーション>>続きを読む

暗殺者の家(1934年製作の映画)

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スイスのスキーリゾートに娘と遊びに来ていたローレンス夫妻。ある晩のパーティーで会場にいたスパイが目の前で殺害された際に彼のもつ機密情報を知ってしまい、その情報を目当てに娘を誘拐されてしまう。コンサート>>続きを読む

The Pirate's Fiancée(英題)(1969年製作の映画)

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フランスの小さな村で魔女呼ばわりされ、地元の人々にこき使われる移民のマリーは母親の死をきっかけに持ち前の美貌で村の男たちを惚れさせ売春で金を巻き込み村に復讐をする。最初は男たちに囲まれたマリーが危ない>>続きを読む

メコンホテル(2012年製作の映画)

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映画を撮影しているというメタ設定を観終えたあとに知ったので困惑しながら観ていた。

Hideous(原題)(2022年製作の映画)

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Knife + Heartのヤン・ゴンザレスがthe xxというバンドのアルバムに合わせて作られた短篇映画。MV的なものでもゴンザレスらしさを感じられる。

キートンの蒸気船/キートンの船長(1928年製作の映画)

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大学卒業後、幼少期ぶりに蒸気船主の父に会いにいった息子が父の手伝いに苦戦する話。とにかく台風の日の一連のシーンがやばすぎる。どうやって撮ったの… 今回キートンのアクロバティックさは控えめでも舞台のスケ>>続きを読む

The Witch's Mirror(英題)(1962年製作の映画)

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医者のエドゥアルドが妻エレナを毒殺したので、実は魔女だった家政婦サラが魔力を使いエレナの仇を討とうとする。よくあるB級ゴシックオカルトホラーを期待していたら中盤くらいで急に方向転換したり展開に意外性が>>続きを読む

枯れ葉(2023年製作の映画)

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労働階級者たちの不器用だけどまっすぐな恋愛。仕事運悪い(というかホラッパはアルコール依存症で仕事中の飲酒がバレてクビにされている)二人だけどちゃんと仕事すぐ見つけてくるので安心する。同僚たちも良い人で>>続きを読む

ミツバチと私(2023年製作の映画)

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性自認に迷いがあるルシアが夏休みに家族で親戚の家に遊びにいき、優しい大叔母と話すうちにその迷いが確信になる。迷いもあったかもしれないけど、それより確信があってもそれを認めることができる環境にいなかった>>続きを読む

偉大なるアンバーソン家の人々(1942年製作の映画)

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1870年代アメリカ、大富豪のアンバーソン一家の堕落の物語。モノクロでこの時代設定の群像劇、余計に人の見分けがつきにくくて難しい。スタジオに勝手に編集された作品にしては楽しめたけれど、やっぱり登場人物>>続きを読む

Wasp(原題)(2003年製作の映画)

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4人の子供をもつシングルマザーのゾーイが元彼とバッタリ出会い急にデートに誘われたので、子供達をどうするか悩むも待ち合わせのパブに向かう。子供がいなかった頃の自由を取り戻したいけれど、ちゃんと子供たちも>>続きを読む

ポトフ 美食家と料理人(2023年製作の映画)

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郊外の陽当たりのよい家に同居する男女が二人で最高の料理をひたすら作る。映像がとても美しく、わかってたけどめちゃくちゃ飯テロ。温かい日光が降り注ぐ大きな厨房も絵的に綺麗。ただ食べ物を通した愛情表現がスト>>続きを読む

窓ぎわのトットちゃん(2023年製作の映画)

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黒柳徹子さんの自伝の映画化。じっと座っていられなくて退学させられたトットちゃんは新しい教育法を取り入れている学校トモエ学園に転校する。あまり内容は覚えていませんが原作の本は小さい頃読みました。戦争によ>>続きを読む

翔んで埼玉 ~琵琶湖より愛をこめて~(2023年製作の映画)

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全力でふざけてる。関西(関東もそこまで)詳しくないけど地元ネタは楽しめました。前作に続き男性設定のキャラを女性に演じさせて同性愛回避してる感があったり、恋愛シーンをドラマチックにして気持ち悪く見せるよ>>続きを読む

ベバのセルフポートレイト(2021年製作の映画)

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ニューヨーク生まれ育ちでアフロラティーナの若い女性ベバが何世代にも渡り受け継がれてきたトラウマと自分のアイデンティティを家族とのインタビューなどを通して理解しようとするドキュメンタリー。少しまとまりが>>続きを読む

ピーター・パン(1953年製作の映画)

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幼少期以来久しぶりに再鑑賞。家にビデオがあった気がするけどワニで開脚するフック船長以外あまり記憶になかった。長さは当時の他のディズニーアニメと同じくらいなのに比べるとめちゃくちゃ内容が薄い… ピーター>>続きを読む

ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)

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全然焦らさず冒頭からゴジラが出てきて驚いた。ツッコミどころは多いけれど、シンプルな王道路線でとにかくゴジラの恐ろしさを前面に出してきてて迫力がすごかった。佐々木蔵之介さんのキャラがくさくてありがちだけ>>続きを読む

ザ・イースト(2013年製作の映画)

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過激派エコ活動家団体「ザ・イースト」の情報提供を任されたテロ潜入捜査官ジェーン。スパイという正体を隠し入団するが、彼らと生活をともにするうちに彼らの活動に共感を覚えていく。サスペンスものしては楽しめる>>続きを読む

眠れる森の美女(1959年製作の映画)

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小さい頃家にビデオがあったのでそれ以来の再鑑賞。プーさんほど観てないので殆ど覚えておらず。今作のミッドセンチュリーなコンセプトアートがめちゃくちゃ好きでそれらがどのように使われているかを確認したのだが>>続きを読む

くまのプーさん/クリストファー・ロビンを探せ!(1997年製作の映画)

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小さい頃家にビデオがあって何度も観ていた覚え、それ以来改めて鑑賞。ストーリーはそこまで覚えてなかったのに細部はめちゃくちゃ覚えてて自分でビビった。プー健気で可愛すぎて泣いた。キャラに影がないのが気にな>>続きを読む

ナイトメアー・ビフォア・クリスマス(1993年製作の映画)

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小さい頃見た以来初鑑賞。小学生の頃流行っててキャラが好きだったからその頃公開された作品だと思ってたけど、実際はその10年くらい前だった。ジャックのクリスマスへの憧れは可愛らしいけれど、今見ると異国の文>>続きを読む

風車小屋のシンフォニー/丘の風車(1937年製作の映画)

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見覚えがある気がするので小さい頃ビデオで見たのかもしれない。全く古さを感じないアニメーション。

VORTEX ヴォルテックス(2021年製作の映画)

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認知症の症状がどんどん進む女性と心臓病を患った男性の老夫婦の日々を追った作品。ギャスパー・ノエがこんな優しい(けど残酷で辛い)作品を撮るとは思わなかった。主演二人ともとても上手だった、特に夫役のアルジ>>続きを読む

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