nawaさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

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ディアボロス 悪魔の扉(1997年製作の映画)

3.0

豪華キャストの割に評価が低いので
観るのを敬遠してたが…
普通におもしろかった。

法廷劇を期待すると
ちょっと違うって感じるだろうけど、
コンスタンティン的にも
クリスマスキャロル的にも個人的には
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囚われの美女(1983年製作の映画)

2.7

ロブグリエ監督作の鑑賞は2作目です。

ルネマグリットの絵画をモチーフにしつつ
現実か夢かわかんない
シュールレアリズムな展開が続く

入れ子構造と反復されるシーンで
頭が痛くなってくる
風邪のときみ
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ヤクザと家族 The Family(2021年製作の映画)

2.7

しんみりおセンチヤクザ映画

ヤクザの人権問題 
やるせなさが溢れる一本

出所したらお迎えの車が
プリウスなところに
この映画のリアリティが詰まっている

社会の落ちこぼれの受け皿として機能していた
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ドライブ・マイ・カー(2021年製作の映画)

3.0

普段この手の作品はあまり観ないので
重い腰をあげてようやく鑑賞したが、

春樹で度々取り上げられる
ノルウェイの森や多崎つくるのような
喪失と再生の物語で
そこまで純文的なとっつきにくさは
感じなかっ
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シン・ウルトラマン(2022年製作の映画)

3.0

ウルトラマン世代じゃないが
特撮愛を感じる良作

若干のカタルシスに欠けるが
神永と同僚の関係性をより深く描写したり
1クールのドラマや3部作にしたら
それはそれで冗長に感じられるのかも…

特筆すべ
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ジェントルメン(2019年製作の映画)

2.8

個人的にハマらないガイリッチーにしては
面白かった笑

プロットもツイストしすぎず
ファッショナブルなおじさん悪党たちの
小粋な裏のかきあいに終始していて
わかりやすく楽しめた。

イギリスの不良って
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68キル(2017年製作の映画)

2.7

くだらねぇバイオレンス映画かと思いきや
なかなかどうしておもしろかった。

ヘタレの主人公がイカれ女たちに
振り回されて酷い目にあう

サイコ兄妹の兄が変態すぎて最高
ホンモノの変態ってあんな感じで
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SHAME シェイム(2011年製作の映画)

2.6

ファスベンダーのイチモツが見れる作品
ご立派…

話はヘビーで虚しい
ポルノ依存症って本当に深刻な人いるよね

キャリーマリガンこういう役似合う

音楽はグールドのバッハで
ちょっとベタすぎない?って
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あのこは貴族(2021年製作の映画)

2.7

洒落臭くて反吐が出るが
こういう世界もあるんだろうね…

当方田舎もん故、東京のボンボンの描写のリアリティはわからないが…
東京もんの描写も田舎もんの描写も
ギリギリ露悪的に感じたり
感じなかったりす
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アイリッシュマン(2019年製作の映画)

3.0

さすがに3時間超えのハスラームービーは
しんどいと思って敬遠してたけど…

ハスラームービーの皮を被った
頑固ジジイたちの
周りくどい言い回しバトルだった笑

デニーロは板挟み中間管理職みたいだし
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テリファー(2016年製作の映画)

2.0

2作目がスゴいと風の噂で聞いて
まずは見てみることに

よくあるB級スプラッターでした笑

なんでみんなテイクダウンした後
トドメ刺さないかわかんないし
あんなちゃちなノコギリで
人体は割れないわ笑
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バイオハザード:ウェルカム・トゥ・ラクーンシティ(2021年製作の映画)

2.6

ミラジョボの映画も2ぐらいまでは
面白かったがしっちゃかめっちゃか。

ネトフリのドラマは脚本、キャラクター、ポリコレ臭さが酷すぎて一話切りしました。

酷評されてることを知りつつ見た今作ですが、原作
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コンジアム(2018年製作の映画)

2.7

結構前に話題になってた時に
観るタイミング失って敬遠してたが…
1時間半でちゃんとおもしろくてよかった

ホラー描写的には目新しいものは
あんまりなかったけど

横歩きの全裸ジジイで変な笑いが出て
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ヴァルハラ・ライジング(2009年製作の映画)

2.7

レフン監督×マッツの激渋の一作

相も変わらず寡黙で台詞も説明も少ない
マッツにいたっては一言も喋らない笑

神話ベースっぽい感じで
マッツ演じる奴隷戦士は隻眼だし
なんか予知能力みたいなの持ってるし
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ストレイト・アウタ・コンプトン(2015年製作の映画)

3.3

事実と脚色を織り交ぜつつ
NWAの興亡を描いた名作
DR.Dre、イージーE、アイスキューブの
3人にスポットが当たっていて
物語としておもしろい

顔は似てないけど声は似てたり
声は似てないけど雰囲
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ザ・ファブル 殺さない殺し屋(2021年製作の映画)

2.6

前作より脚本の粗も取れて、
鑑賞に耐えるクオリティになっている

やはり岡田くんの
アクションとアイデアがかなり
作品の質に貢献している部分はある。

悪役としての堤真一の演技は
言うまでもないが、
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愛のコリーダ(1976年製作の映画)

2.8

藤竜也の
現代言葉っぽい自然な演技がすごい

終盤の死に取り憑かれたような雰囲気も
妖しい魅力がある

お国の為に兵隊となる若者の隊列と
反対方向に進む放蕩三昧の藤竜也の対比は
秀逸

色狂いの男女の
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快楽の漸進的横滑り(1974年製作の映画)

2.6

前衛っぽいものが見たくなって鑑賞

前衛アートポルノって感じで
連想ゲームのごとく
モチーフが反復して現れては消えていく

メタファーと官能

わけわかめだが
おっぱいがいっぱいで良い笑

クライ・マッチョ(2021年製作の映画)

3.3

菊次郎の夏× バグダッドカフェ
的なハートウォーミングなロードムービー

最近のイーストウッドの重い社会派映画や
いつものビターなエンディングを期待するとちょっと拍子抜けするくらい
何も起こらないが…
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サマー・オブ・84(2017年製作の映画)

2.7

80年代アメリカの郊外で暮らした
存在しない少年時代の記憶が蘇る笑

音楽も小道具も懐かしく
スティーブンキング的な
ジュブナイルものの形をとってるのに
ラストは容赦がなくビターなエンディング

ボウ
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ブロンド(2022年製作の映画)

2.6

華々しい成功と破滅の対比を描くでもなく
全編にわたって陰鬱で気分の悪い映画に
したのは何故…

史実とフィクションの割合がどれくらいか
知らんけどトラウマと搾取と性的消費の話がひたすら続いて伝記映画と
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嘘喰い(2022年製作の映画)

1.0

智暴入り乱れる原作漫画の良さが
まるで感じられないチープなお遊戯会

横浜流星だけが作品をなんとか形にしようと努力しているのが感じられた

中田秀夫って監督は
観客を馬鹿にしてるのか、はたまた、
大真
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凶気の桜(2002年製作の映画)

2.8

話の筋も演出も尖ってる
ダブル洋介と須藤元気も
脂が乗ってギラギラしてて良い

青臭いが
外連味タップリでカルト人気も頷ける一本

ヒップホップのMVとしても秀逸

機動戦士ガンダム ククルス・ドアンの島(2022年製作の映画)

2.6

富野ガンダムではなく
あくまで安彦ガンダムなので
まぁいろいろとテレビシリーズとは
整合性がつかない部分はあるが
ファーストガンダムおじさんは
文句言いつつ見ちゃうという
良くできた集客モデル笑

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カラー・アウト・オブ・スペース 遭遇(2019年製作の映画)

2.8

すごく良質なB級超常現象スリラー

極彩色とアルパカ
そして我らがニコラスケイジ

ジワジワと狂気に呑まれる家族と
最初からけっこう変なニコラスケイジ

原作はラヴクラフトらしいが
現代風にアップデー
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ラスベガスをやっつけろ(1998年製作の映画)

2.8

ハゲてるヤク中の記者ジョニデと
太ってるヤク中の弁護士ベニチオデルトロの終始クスリ漬けのトリップムービー

テリーギリアムって12モンキーズの出来がけっこう良いだけで他の作品は
支離滅裂でわけわかんな
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サマリタン(2022年製作の映画)

2.5

設定にぜんぜんノれなかった

プロットにひねりを効かせたつもりが
どこかで観たような感じの
寄せ集めになってしまってる💦

っていうか普通に
対象年齢低めで作ってあるのかも…

それはそうと元気なスタ
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網走番外地 決斗零下30度(1967年製作の映画)

2.6

シリーズ何作目か知らんけど
もうしっちゃかめっちゃかで
なんだかマカロニウェスタン風でもある

高倉健が意外とお茶目で
男臭さと青年のような優しさが同居してる

話は散らかりほうだいで
田中邦衛は
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工作 黒金星と呼ばれた男(2018年製作の映画)

3.6

ファンジョンミンの
ぜんぜん目が笑ってない笑顔の演技に
『アシュラ』からハマってしまいました。

史実に基づく南北朝鮮の諜報ものだが
ジョン・ルカレのスパイものに劣らない
渋い出来栄え

メガネとステ
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サークル(2015年製作の映画)

2.3

低予算シチュエーションスリラーで
設定とセットのビジュアルはいいんだけど

トロッコ問題的な話、
人種、世代間闘争、
イニシアチブの取り合いが
延々と続いてかなり飽きちゃう

そして肝心の投票による
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カーター(2022年製作の映画)

2.3

アクション映画は
緩急が大事だとわかる一本
動と静があるから楽しめるわけで

ずっと
ジェットコースターだと疲れちゃうよ…

物理法則を無視したトチ狂ったアクションはおもろいけど
ドローン撮影とグルグ
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ファーザー(2020年製作の映画)

3.8

下手なホラーより怖い
もはやサイコスリラー
恐ろしくも物悲しい

認知症の人間の追体験をできる
まったく新しい見事な映画である
映画を見る者は
アンソニーホプキンスと同じ困惑を感じる

傷ついたCDの
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バトル・ロワイアル(2000年製作の映画)

2.8

公開当時、中学生が殺し合うという内容やバイオレンス描写から
物議を醸した映画。
意外とちゃんと見たことなかったので鑑賞

まぁ、色々と演技や設定にツッコミどころ
はあるが
バトルロワイアルもの先駆けと
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2046(2004年製作の映画)

2.8

器用なようで不器用な
プレイボーイのトニーレオンと女たち

監督過去作からの名前や設定の引用もあり
どこか全体的にごちゃついてるが
それも味があっていい

作家の主人公が描く
劇中劇は押井守というかブ
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麻薬王(2017年製作の映画)

3.3

100%ソンガンホ映画!

情けないソンガンホ
狂人ソンガンホ
いろんなソンガンホが一本で楽しめる
まんまスカーフェイスな
ハスラームービー

KCIAでイ・ビョンホンが
大統領を殺してる裏では
ソン
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欲望の翼(1990年製作の映画)

3.3

ウォンカーウァイ初期作
豪華キャストが一堂に会する
奇跡のような作品

前半はレスリーチャン演じる魔性の男と
2人の女の痴情のもつれで
ややスローなテンポだが
後半はめまぐるしい展開に

ラスト一瞬だ
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