ちよめさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

ちよめ

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アレックス(2002年製作の映画)

4.2

初ギャスパー・ノエ
前情報皆無で観たのだけど例のシーンはあまりにリアルで長くて凄惨で胸糞の悪さについ目を背けてしまった。カンヌで途中退場が続出するのが理解できるものの、これまでこんなに正面から向き合っ
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(1974年製作の映画)

3.4

タルコフスキーの作品は『惑星ソラリス』とこちらしか観ていないわけだけれども、彼は特に自分自身との哲学的対話によって内から出たものを映像として表現しているように感じる。本作はタイトルが『鏡』であることに>>続きを読む

惑星ソラリス(1972年製作の映画)

4.5

この景色みたことあるなと思ったらまさかの首都高
火の鳥を読んだときと同じ感覚になった

ミンボーの女(1992年製作の映画)

3.5

初っ端が綺麗すぎて1番面白い
街宣車のシーンとか撮影時を想像すると結構ハラハラする

ファンタスティック Mr.FOX(2009年製作の映画)

3.8

隙のない画作りはしっかりウェスアンダーソンだしアニメーターコープスブライドやコララインを手掛けた方達だというから納得しかないし間違いない
本当にかわいい
シードル片手に観たいな

ローガン・ラッキー(2017年製作の映画)

3.7

絶対にクライド(弟)(アダム)好みのカリカリ具合にベーコンを焼いて振る舞いたい

ミステリー・トレイン(1989年製作の映画)

4.1

『パルプ・フィクション』から暴力を取り上げるとこうなるわけですね

相変わらず登場人物たちは奇妙で魅力的で、いくつかの要素でゆるく繋がった3部構成のオムニバスはオフビートでジャームッシュならではの心地
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ブリグズビー・ベア(2017年製作の映画)

4.5

友情
受け入れること
夢を追うこと
映画の力

好きなものは、好きなままでいていいよ

犬猿(2017年製作の映画)

3.9

完全に偏見でしかないけど同性の兄弟姉妹って子どもの頃は仲良くて成長するにつれてギクシャクするイメージがある
少し尺長くして兄と姉、兄と妹の絡みをもっと観たかった感はあるけどあまり見ないテーマで本当に面
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バッド・ジーニアス 危険な天才たち(2017年製作の映画)

3.8

タイの学歴社会と教育制度の闇が想像以上に壮大な体を張ったカンニング劇を通して知ることができる

ドロステのはてで僕ら(2019年製作の映画)

4.1

このアイデアを思いつき、しっかりと形にしたのがすごい…日常系SF(?)で好きだな
エンドロールのメイキング映像や観賞後の特典映像をみて自分の中の創作意欲が湧いてきた

偶然にもロケ地のカフェに訪れたこ
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アルプススタンドのはしの方(2020年製作の映画)

3.6

全員が愛おしい
彼女達と同じ歩幅でこちらも熱くなっていくのが分かり楽しい
のだけど、自分と重ね合わせてしまうのはよくないな。高校生活の環境にも抱える悩みのベクトルにも共感出来ないし、どちらかと言えば自
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ベティ・ブルー/インテグラル 完全版(1992年製作の映画)

4.2

全てがシネマの一部でも
リアルだったって思うから
幸せなままそばにいて
そんなFin.など似合わないよ

東京タワー オカンとボクと、時々、オトン(2007年製作の映画)

3.2

原作未読
何故か度々観てしまう
この樹木希林さんはもうみんなのオカン

ほえる犬は噛まない(2000年製作の映画)

3.7

迷子犬ポスターの画質の悪さが秀逸
ペ・ドゥナが光りまくってる
ポン・ジュノは初期からずっと一貫したテーマでもって毛色の違う作品を作っていて本当に凄い

涼宮ハルヒの消失(2010年製作の映画)

4.0

長門回で歓喜
いつからだろう「SF」と「青春」がこの上ない大好物ジャンルになったのは小学生の頃に貪るように見、読んだあの『涼宮ハルヒの憂鬱』が全ての発端だったんだろうと今になって思う
あの頃から私の世
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ミツバチのささやき(1973年製作の映画)

4.3

内戦の影と大人たちの抱える孤独、無垢で幼いアナの曖昧な世界…独裁政権が続く情勢下検閲逃れの手段故の詩情豊かな描き方で何気無いシーンひとつひとつが本当に美しい
蜂蜜色でハニカムな窓🐝

フィツカラルド(1982年製作の映画)

3.6

すごい、まずこの作品を作ろう撮ろうという執念がすごい
夢は見続けるが勝ちだな

マッドマックス 怒りのデス・ロード(2015年製作の映画)

4.8

みんな!車は満タンだし、スーツケースには爆弾詰めている。人生は短くて 行く道は危険が多い だから 踊ろう!!!!!!!!!!!

私が、爆発する!!!!!!!!!!

全然関係無いだろうマイケミの曲の
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家族ゲーム(1983年製作の映画)

4.0

音楽を一切使用せず現実音を誇張した音処理が独特で脚本も演技も構図も気持ち悪い!最高!!

予告編がまた良いんだよなこの作品は

ガンモ(1997年製作の映画)

3.0

微睡んで観るハーモニー・コリン作品は格別
分析したら負け ライフイズビューティフル

新聞記者(2019年製作の映画)

3.5

日本の女優さんが軒並みオファーを断りシム・ウンギョン起用になったという話の真偽は定かでなくとも、こういった政権批判と取れる映画の主演に韓国の女優さんを起用したことでやはりこの国は忖度大国だということを>>続きを読む

CUBE(1997年製作の映画)

3.3

低予算・アイデア勝ちのソリッドシチュエーションスリラーではあるがキューブ内側壁面の幾何学模様にそこはかとない拘りを感じる

チワワちゃん(2018年製作の映画)

3.0

脳みそシワゼロ〜〜

チワワちゃんが可愛い
俳優が好きな人ばかりで嬉しい

序盤がスプリング・ブレイカーズっぽいなあと思ったら監督がこの作品を作る上で影響を受けた映画ベスト3の2位に挙げていたので納得
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劇場(2020年製作の映画)

3.5

原作未読
トリウッドで観たい感すごい
これは、、なるほど寺山修司

ぼくらと、ぼくらの闇(2017年製作の映画)

3.5

雰囲気めちゃくちゃ欧州映画っぽい
聖書破って巻紙にするの良いな〜

ボックストロール(2014年製作の映画)

3.7

スタジオライカ長編映画の3作目
悪役の表現があまり好きではないけど、全体的に可愛くて、3DCGと錯覚してしまうKUBOほど超ぬるぬるでもないところが好み
最後のメタ自虐ネタも最高だな
声優が豪華過ぎて
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アス(2019年製作の映画)

3.9

面白さでいえば自分としてはゲットアウトの方が上だと思うけど、やっぱすごいな
予備知識ないと味わいきれないので観た後で考察読めばいい(映画ってそういう手順も愛しいよね)として、エンターテイメント映画とし
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ニワトリ★スター(2018年製作の映画)

3.4

監督のやりたいことが全て表現できている感じが伝わってくる
成田凌ってどの役でも素でやってるようにしか見えないから良い俳優なんだなってやっと気付いた

WAVES/ウェイブス(2019年製作の映画)

3.6

長いけど
スタイリッシュでありながらも力強くて感情的な、新しい映画表現の可能性を感じて嬉しくなった

カーテンをあの色にしたのが凄いし
照明がめちゃくちゃに良い