加瀬さんの映画レビュー・感想・評価

加瀬

加瀬

マッドマックス2(1981年製作の映画)

3.6

何もかも派手で破天荒な世界感が見ていて楽しかった。他作品に影響を与えるのも納得だった。
何も考えずに見られる映画。96分と短めなのがまた良い。

名探偵コナン 黒鉄の魚影(サブマリン)(2023年製作の映画)

3.7

前年の玄人向けコナンより今作のような大味なコナンが個人的には楽しめる。
この映画にスピッツの主題歌はミスマッチな気がしていたが、ラストの展開を考えるとなるほどと納得した。

シティーハンター(2024年製作の映画)

3.6

原作は未読でシティハンターというコンテンツに初めて触れるが、無難に楽しめた。鈴木亮平の功績が大きい。ギャグシーンもシリアスなシーンも演じ分けが見事でメリハリがあり楽しめる。
序盤はアニメの実写化感が強
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マッドマックス(1979年製作の映画)

3.5

「マッドマックス怒りのデスロード」だけ1度見たことがある。だからこそ意外と地に足の着いた今作は想像と違い驚いた。
ストーリーも明快で時間も90分と見易い。今の映画にも見劣りしないカーアクションが凄まじ
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名探偵コナン vs. 怪盗キッド(2024年製作の映画)

3.2

映画を見るだけのコナンライト勢だからこのような作品を作ってくれることがありがたい。怪盗キッドの大まかな私情をしれたのも大きな収穫だった。

オッペンハイマー(2023年製作の映画)

3.5

日本人ならではの感情だと思うが、見ているのがきつかった。結末がわかっている分、その日に近づいていく過程が居心地悪くて映画館出たくなった。足音や爆発音等の轟音や広島、長崎という単語が出るたびに嫌な感覚を>>続きを読む

名探偵コナン 緋色の弾丸(2021年製作の映画)

4.1

次作「ハロウィンの花嫁」を見た後だからかコナン映画らしいコナン映画だと楽しめた。
それぞれに場所でそれぞれに活躍する赤井家に痺れる。

ホーム・アローン(1990年製作の映画)

3.7

現代に新作映画として公開されていたら、これ程楽しめなかっただろう。30年前に作られていたからこそ楽しめる良作。
不思議とひと回り成長を感じられるのも凄い。

名探偵コナン ハロウィンの花嫁(2022年製作の映画)

3.1

従来のコナン映画を考えると比較的地味だった。世間の評価を考えると映画だけを見ているライト層には刺さらず、原作を好きなファンに向けた映画だった。
音楽監修も人が変わりガラリと雰囲気が変わったのが個人的に
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市子(2023年製作の映画)

4.5

感情を爆発させることが殆どなく、どこか俯瞰で見ているような市子を見ているのが辛かった。感情の揺らがなさが市子の人生の地獄を表している。
全てを知った気になる北くんもかなり暴力的に見えた。

アメリカン・フィクション(2023年製作の映画)

3.4

アカデミー作品にしてはコメディ色がかなり強い。テーマは重たいものの2時間弱と見易く、気軽に見れる。周りに振り回され、テンポよく話が進んでいく様には笑ってしまった。

モンクは理屈的で傲慢だった。だが、
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デューン 砂の惑星PART2(2024年製作の映画)

4.1

1作目は政治色が強く、世界観は面白かったが、アクション面や展開を考えるとあまり面白いとも思えなかった。世界観で楽しませる前回を踏まえ今作はエンタメ映画の色が濃くなり、映画としての満足度は自ずと高くなる>>続きを読む

レザボア・ドッグス(1992年製作の映画)

3.0

タランティーノらしさがまだピンときてない。再鑑賞したい。

犯罪都市 NO WAY OUT(2023年製作の映画)

4.0

物語の展開にはそれほど変化はないのに楽しめるのはマドンソクを見に来ているからだろう。アクションが見ていて気持ちいいし、それに合わせてあるSEがいい仕事してる。
こんなに安心感のある状態で見ていられる韓
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ガンズ・アキンボ(2019年製作の映画)

3.5

内容自体は良いとも言えないが、90分の見やすさだからテンポ良くて見てられる。

ダンジョンズ&ドラゴンズ/アウトローたちの誇り(2023年製作の映画)

3.7

予備知識なしで楽しめるエンタメ快作だった。予備知識必須のファン向けの作品が多い中、このような作品が上映されることには意味があると思う。
差し込まれるコメディ要素にもクスッと笑ってしまう。

パルプ・フィクション(1994年製作の映画)

3.5

ポルターの女性を主人公としたひとつの物語だと思い込んでいたから、オムニバスと気づいた時には驚いた。それぞれのストーリーが繋がっていく様は見ていて気持ちいい。

アナザーラウンド(2020年製作の映画)

3.4

デンマークの映画を鑑賞するのはラース・フォン・トリアー監督の「ダンサーインザダーク」に続き2本目だと思う。
2作に共通している不穏な雰囲気が引き込まれるが、怖かった。これがデンマーク映画の特色というに
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長ぐつをはいたネコと9つの命(2022年製作の映画)

3.5

前もって見たことはあったけど序盤のアクションシーンには釘付けだった。
何も知らずにこのアクションを見せられたらさらに評価は高かった気はする。

ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー(2023年製作の映画)

3.7

マリオというコンテンツをこれでもかと言うほどに使った贅沢な映画だった。ファンムービーかと思えるがここまでビックコンテンツだと内輪なものにも思えないのがすごい。
マリオというコンテンツが作った歴史を追体
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(2023年製作の映画)

4.2

グロに極振りした時代劇だと思って見に行ったが、思っていたものとは違う作品だった。その肩透かし感も落胆させられるものではなく、何故か見ていて心地よかった。
一言で言うと変な映画で、戦国版アウトレイジを想
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アバウト・タイム 愛おしい時間について(2013年製作の映画)

3.8

タイムリープ映画ではあり、SFというジャンルであるはずだが、どこか地に足がついてるようなリアリティがあった。
個人的に感じた感覚的な事だが、今作はヒューマンドラマを軸にタイムリープ要素を追加した作品に
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355(2022年製作の映画)

3.4

各国のエージェントが集まる設定は面白いが、そこがピークに感じた。
サイモン・キンバーグが監督だと後で知り、少しヒーロー映画みを感じたのにも納得できる。

あと1センチの恋(2014年製作の映画)

3.3

すれ違い続ける2人がもどかしくて見ていて苦しかった。
そのひとつのタイミングがズレてたらもっと早く結ばれていたのかと思わされる。「あの時のあれが、」と後悔に駆られるのも見ていて苦しい。

最強のふたり(2011年製作の映画)

4.0

おとこ2人のブロマンスものが好きな私にはぴったりだった。
ドリスが持つフラットな目線やコミュニケーションが必要だとは思うがそうなるには勇気がいることだと思わされる。

そして、バトンは渡された(2021年製作の映画)

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母親が2人、父親が4人という家族構成だけを聞くと、男女の関係のもつれがあったのだろうと考えていた。蓋を開ければ悪者のいない映画でとても優しい雰囲気が心地よかった。全てのキャラクターが他人を尊重した善人>>続きを読む

ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル(2011年製作の映画)

3.3

トム・クルーズのアクションも徐々にヒートアップしていく。
ジェレミー・レナーが出演するとは知らず、不意の登場に嬉しくなった。好きな俳優同士の共演はそれだけで見る価値がある。

マイ・エレメント(2023年製作の映画)

3.6

火や水、風などの物質の特性を利用した追いかけっこなどのギミックが良かった。
CGの水の質感が凄まじかった。場面によっては実写と見紛うほどでびっくりした。

MONDAYS/このタイムループ、上司に気づかせないと終わらない(2022年製作の映画)

4.4

タイムループものは国内外問わずやり尽くされたと思っていたが意外と新しいものが残っていた。我々が普段の日常生活に感じていた「同じ日々の繰り返し」は思えばタイムループ映画にピッタリだと気付かされる。
低予
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ホーンテッドマンション(2023年製作の映画)

3.1

映画というよりはアトラクションの印象が強い。主人公達の受け身な要素が多く感じたからだろう。
本家のアトラクションに明るい人はさらに楽しめると思う。

マーベルズ(2023年製作の映画)

3.4

強さだけにフューチャーされてきたキャプテンマーベルの内面を見せてくれたことは個人的に有り難い。
3人の入れ替わりアクションは面白かったが、もっと大きなアクションに繋げて欲しかった。面白いギミックだが上
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ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)

3.6

鑑賞済みの作品はレジェゴジ、ギャレゴジ、シン・ゴジラ程の浅いゴジラ歴だが、概ね楽しめた。主人公の心情を考えると-1どころじゃない絶望感に満ちており、監督の本気度が伝わった。
銀座に上陸したゴジラは満を
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ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド(2019年製作の映画)

3.8

予備知識なしに観たのだが2人のブロマンスものとして楽しめた。主演がレオナルド・ディカプリオとブラッド・ピットのキャスティングなので常に目が離せない。
鑑賞後に調べて分かった、シャロンテートの殺害事件。
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ミッション:インポッシブル2(2000年製作の映画)

3.1

ナイアのこの扱いは今の映画には出来ない。ヒロインの役割だったりに時代を感じさせて、懐かしくなる

名探偵ポアロ:ベネチアの亡霊(2023年製作の映画)

3.4

ジャンルを織り交ぜてホラー要素を足すことはいい事だとは思うが、ホラーとしては単調でつまらなかった。ジャンプスケアの一点張りで怖いというより定期的に驚かされる。

ミシェル・ヨーの降霊術は少し笑ってしま
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ジョン・ウィック:コンセクエンス(2023年製作の映画)

3.8

ジョンウィックが日本にいることや真田広之やドニーイェンと共演していることには何かに似た高揚感を覚えた。MCUなどに感じる作品間のクロスオーバーするときと同じ気持ちの高ぶりだった。

ツッコミどころも多
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