Nekiさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

グレタ ひとりぼっちの挑戦(2020年製作の映画)

-

1人での座り込みのストライキから、ボートで海を渡ってのHow dare youのあのスピーチまでのドキュメンタリー。

私たちは事実を事実だと分かっていても素通りすることができる。
彼女には、事実があ
>>続きを読む

⻘いカフタンの仕立て屋(2022年製作の映画)

3.3

モロッコ〜🇲🇦この監督の作品は初鑑賞。とりあえず近いうちに前作も見たい。


仕立て屋を営むモロッコのとある地域の夫婦。画面に映る建物や道の寂れた中東の田舎感がなんだか心地よく、ほんのりバックパッカー
>>続きを読む

僕と頭の中の落書きたち(2020年製作の映画)

3.8

仄かにグッドウィルハンティングモーメントを期待している統合失調症の高校生が主人公。

扱うのが統合失調症だから観る側も少し身構えるけど、幻視や幻聴を恐ろしく描いている訳では全くないので、万人が見れます
>>続きを読む

アシスタント(2019年製作の映画)

-

Metoo運動が起こる原因となった問題に実際に直面していた女性たちが何を見て何を感じていたのか、たった1日を切り取った短い映画の中に詰め込まれている。

鑑賞後に怒りや憎しみではなく疲労感が勝るのが、
>>続きを読む

名探偵コナン 黒鉄の魚影(サブマリン)(2023年製作の映画)

3.8

小さい頃から大好きで
とっても楽しみに待ってたのですが
ついに観てきました🍭

ファンなら誰もが観たい、哀ちゃんの正体がついに組織にバレてしまう展開の今作。

組織のメンバーもコナン側のメンバーもフル
>>続きを読む

ザリガニの鳴くところ(2022年製作の映画)

3.2

映画の日だったからか、おやつの時間に観に行ったけどほぼ満席だった。平日だけど。

映画としては個人的に悪くなかったけど(美しかったし、自然も彼女の絵も)家族に捨てられた彼女の孤独や、自然界の残酷さに対
>>続きを読む

夜の来訪者(2015年製作の映画)

-

かつての英国の階級主義を取り扱ったミステリー。ミステリーというよりはヒューマンサスペンス?的な雰囲気。

ちょうど最近エノーラ・ホームズシリーズを観たのもあるけど、この映画でも扱われているのは階級によ
>>続きを読む

エノーラ・ホームズの事件簿2(2022年製作の映画)

-

前作が可愛かったので続けて2も観ちゃいました。2も面白い!
シリーズもののドラマと映画の間って感じなので、きっと3とか4もあると思う。そしてシリーズものの強み、続編もちゃんと面白い。

より女性解放の
>>続きを読む

エノーラ・ホームズの事件簿(2020年製作の映画)

3.5

物語全体の明るさや主人公の芯の強さ、メッセージ性を見てると、新しいディズニープリンセスかな?って思いたくなる。

シャーロック・ホームズというミステリーの金字塔を舞台に借りた、可愛らしいエンタメ💐🇬🇧
>>続きを読む

ナイル殺人事件(2022年製作の映画)

-

なんだか王道ミステリーが観たくなったのでふらっと視聴。ガルガドット美しい🫠

前作に続き今作も壮大にお金かかってそうな映像美でしたが、ストーリーはもっとドロドロの愛憎劇。

人は愛のためならなんでもで
>>続きを読む

複製された男(2013年製作の映画)

-

象徴も行きすぎるとシュールな風貌を呈す。

フィルマークスのあらすじにあるようなアイデンティティクライシスの話でもなく、英語の解説読むともっと男性的な欲求と女性性のシンボリックな話だった。ギリシャ神話
>>続きを読む

ディナーラッシュ(2000年製作の映画)

3.8

フィルマークスのTLで何度か見かけて、あこれ絶対好きなヤツだわと思ったらやっぱり好きなヤツでした。

アマプラで気軽にすぐ見られて良かった。

うん、私もこの映画の"後味"は好みのタイプです。

ベス
>>続きを読む

DUNE/デューン 砂の惑星(2020年製作の映画)

-

ブレードランナー2049然り、じっとりゆっくり画面の中に広大な世界が広がる。
いやぁ、ほんとにドゥニ・ヴィルヌーヴ。

ついでにホドロフスキーのDUNEも鑑賞した。

運命を背負う選ばれしものがいる世
>>続きを読む

アムステルダム(2022年製作の映画)

3.8

字幕で鑑賞。個人的には結構好きな部類。

史実をベースに、イギリス映画ほどではないけどアイロニカルなジョークも多数織り込んで映画が進んでいく。

どうなるの?どうなるの?!的なハラハラ度数は比較的高く
>>続きを読む

カモン カモン(2021年製作の映画)

5.0

こういう映画を DVDで棚にコレクションして 時たまふらっと見返す人生がいいんだ📽🍿📼

音楽 ジェシーの言葉 9歳の子供にたじろぐ不器用さ 大人 子供 そして時々挟まれる子供たちのインタビュー。
>>続きを読む

チャーリーとチョコレート工場(2005年製作の映画)

-

ジョニデ、また映画で観たいなあ...な一本。

ウィリウォンカ、ウィリウォンカ、が頭から離れなくなる...な一本。

ウンパルンパって名前が思い出せなくてシリキウトゥンドゥが出てきちゃう...な一本。
>>続きを読む

ファインディング・ドリー(2016年製作の映画)

-

号 泣 🥹

感 涙 🥹

映像作品で見かけるThe・いい家族みたいなの好きじゃないけど、これだけは泣いちゃう。

泣かせにくる映画はあんまり感情持ってかれないのに、これはやっぱりジーンとしちゃう。
>>続きを読む

マレフィセント(2014年製作の映画)

-

とってもアナ雪☃️❄️

アンジーはほんとにヴィジュアルがはまり役だったけど、思ってたより面白くなかったな、、🤔短いし。
続編の方がもしかしたら面白いかも?

シザーハンズ(1990年製作の映画)

-

人間ってこんなもんだよね〜と、人間そうであってほしいなあの2種類。わりと前者がリアルで、後者の存在が余計ファンタジー感増すのがシュールで面白かった。

ストーリーは王道の美女と野獣タイプ。
それが完璧
>>続きを読む

ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密(2022年製作の映画)

-

配信でレンタルして観ました🥺

全体的に物静かな3作目。
あ、締めにきたな〜というかんじ。
イェーツだけど綺麗なハッピーエンディングで、続きは無事撮られるのかな〜と心配になってしまいそう。

原題では
>>続きを読む

トップガン(1986年製作の映画)

-

画面のざらざら感とか登場人物たちの汗、進んでいくテンポ感がわあまさにひと昔まえの映画っぽい〜と思いました。

ヒロインのファッションがよかった🥹
カーリーなブロンドとレッドリップ、肩感強めのジャケット
>>続きを読む

名探偵コナン ハロウィンの花嫁(2022年製作の映画)

-

渋谷で観ましたがめっちゃ良かった。ゼロの日常も好きで観てるので、なお良かった。ぜひ、1200万人の人質回を観てからご覧ください。

さらに言えば、観れる人は渋谷でぜひ🙈

SING/シング:ネクストステージ(2021年製作の映画)

5.0

ああ、楽しかった〜🎙☀️

ファンタジー、SFなどなど映画ジャンルを跨いだ有名映画の諸要素+ロックやミュージカル等々音楽的にもかなり跨いだ諸要素の詰め込みがすごい。文化も。
すさまじいパッチワーク。
>>続きを読む

小説家を見つけたら(2000年製作の映画)

-

天才少年と彼を導く大人、その大人も少年に影響を受けて変わっていくという構図なので、グッドウィルハンティングが好きな人はそのまんま好きな空気を楽しめると思う。

今度の天才少年は文武両道の16歳。人種問
>>続きを読む

LETO -レト-(2018年製作の映画)

-

ユ・テオと鮮明なモノクロ画面、シーンごとに加えられるアニメーション。神の視点を持ったまま登場する謎の人物。アートやってる人が作った映画。
当時の抑制も絶望もぼやけている。皮肉にも見える「これはフィクシ
>>続きを読む

危険なメソッド(2011年製作の映画)

-

キーラ・ナイトレイがユングの病院へ向かう馬車の中で絶叫しているシーンから映画が始まる。そして最後には涙を流しながら、車で彼のもとを去っていく。

最後には3人それぞれの人生の顛末が示されるので、あ、こ
>>続きを読む

レイニーデイ・イン・ニューヨーク(2019年製作の映画)

-

映画に出たことをInstagramで後悔するほどひどい映画じゃない。まあ、映画としては、なんだけど。

歳を取って
丸くなって
過去が懐かしくなったのかしら、ウディアレン。えぐみが取れてる。
画面キラ
>>続きを読む

ホット・ファズ 俺たちスーパーポリスメン!(2007年製作の映画)

-

アクション映画が大好きな人が作ったであろうバディムービー・パロディ。

撃たれても撃たれても死なない主人公にはマシンみたいな警察官のエンジェルと、バディにはアイスが大好きなオタクのダニー。

撃っても
>>続きを読む

ラストナイト・イン・ソーホー(2021年製作の映画)

-

もしもホラー映画をやろうとするなら、自分が実際に怖いと思うものを入れなくては。と、脚本を共同執筆したクリスティ・ウィルソン=ケアンズがインタビューで話していた。

その彼女にとって怖いものは、toxi
>>続きを読む

アニー・ホール(1977年製作の映画)

-

グサグサって観客の感情をスクリーンの中から刺激しにくるんじゃなくて、グイグイって(第四の壁を壊すことで)自分の世界にポーンって放り込んでおいて、あとは放置。

さぁめくるめく喜劇、漫談をご拝聴あれって
>>続きを読む

ムーンライト(2016年製作の映画)

-

ポスターが3人の俳優から成るように、少年時代、思春期、成人後の3章仕立てで描かれる自伝的映画。ポスターが良いな、うん。色合いが。映画の画面もだいたいこの色合い。

どこかに発表するつもりもないまま書か
>>続きを読む

地球の静止する日(1951年製作の映画)

-

SFと呼んでいいのか迷っちゃうくらい初期も初期の宇宙船と宇宙人😂もうなんだかかわいらしい。

でもいいのです。とにかく、冷戦下のアメリカで、今社会が直面している危機に対して映画を通して声を上げているこ
>>続きを読む

パラダイス・ナウ(2005年製作の映画)

-

神のご意志だけではなくて、どちらも加害者であり被害者となってしまったパレスチナとイスラエル両者間の格差、狭間で生きる青年の怒りや苦しみを台詞に織り込んでいたのが印象的だった。

銃撃の音も、ほとんど実
>>続きを読む

ジョーカー(2019年製作の映画)

-

いつか必ず観ようと思っていた一本。あの『ハング・オーバー』シリーズ撮ってる監督さんだけど、同じ「笑い」というテーマで、質感も内容も全く異なる映画を撮ったんだな。人生、笑えなくなる出来事があったんかなと>>続きを読む

パターソン(2016年製作の映画)

-

コーヒー&シガレッツ以来のジム・ジャームッシュ作品。カンヌ国際映画祭でパルム・ドッグ賞受賞。そんな賞あったんだ。

Les Deux Amis でびっくりするほど映像映えする美人がいるなと思ったゴルシ
>>続きを読む