フランスで観た一本
社会性が強く、善良な貧困層と格差社会、高騰する生活費等々各国に共通する点が面白いのだけど
これが今年のパルムドールかと思うと、現代のヨーロッパ社会(あるいは欧米社会)出身の人はどん>>続きを読む
ルイガレルを観るための映画
視線、が欲望を語る
ということにかけてはルイガレル上手い
人生の真理を探し求めようとした時、一番の道は
笑っちゃうくらいド純粋な疑問。
そうやって見えてくる"掛け間違い"には、みんなも賛同せざるを得ない。というかみんな、聞かれてみればそういう疑問絶対持って>>続きを読む
パリのcinémathèqueで。
Moi, je crois qu'on est toujours responsable de ce qu'on fait.
会話が云々愛が云々、でもこっちの方>>続きを読む
D'où venons-nous ? Que sommes-nous ? Où allons-nous ?
言葉のない詩的な映画。言葉のない原始的な人間。
手描き、というアニメーションの原点に立>>続きを読む
グローバル化に教育現場はついていけるのか?みたいな記事も挙げられていたけれど、根幹的な部分はそんな客観的な問いかけじゃ済まない。
日本にはない日常風景。でも私は、こっちの方が心地いい。
この風貌を一切変えずに作品に出続けるからヴァンサンマケーニュ好き。
もう一回観たいなあ
オードリーの肉声が聞ける。哲学カフェ怪しすぎる。青赤緑と変わりゆく照明は、タイピスト!なんかでオマージュが捧げられてる。
ルイガレル、ヴァンサンマケーニュ、ゴルシフテファラハニ… まさに今っぽいフランス映画人たち。
映画という形の記録。プロパガンダとして残された映像と、多くの人が眠る土で作られた泥人形とのモンタージュ。これだけのことがアジアの国で起こっていたのを私は知らなかったし、だからこそ見てよかった。
映画>>続きを読む
シルヴァン・ショメ監督の作品はだいたい好きだけど、これはいただけない。罪悪意識のない罪は苦手。個人的に。絵本の『大きな木』に通ずるものがある
タイトルからすると身構えてしまうけど、ミュージカル風になっているおかげで思っているよりずっとゆるやか。ミシマとセップクは見逃せない。映画のラストこそフランス的。軽い中毒性があって、何故かときどき見たく>>続きを読む
響く人には(それはきっと女性に多い)忘れられないほど響くだろう作品。
フェミニズム映画として有名だけど、一般的にフェミニズムという言葉から想像できるようなメッセージは含まれてない。
女性性というジ>>続きを読む
フランスって本当に面白い国だな、と改めて思った。表象不可能性について学んだことのある人ならすぐに読み取れるコードが、作品中にぱらぱら散りばめられている。
だからこそこの映画は消費されつくしたありきた>>続きを読む
コミカルなキャラクター、『愉快』を具現化したようなカラー。フレームワークが全体の引き締め役なのかな。
ウェスアンダーソン全開、眼がすごく愉しい
カラックス青春三部作。
汚れた血の方が好きかなあ
青春というエッセンスを振りかけた芸術って感じ。練りこんだんじゃなく、振りかけた感じ。
そこが好きだな
映画というよりは
あの年でこれだけの話を書きあげた原作者に、若干の恐怖と多大なる興味が湧く。
"満たされなかった"ことがあれば、きっとわかる、そのこわさもつらさも。
何言ってるか本当によく聞き取れないんだけど、流れはわかるし、大泉洋のキャラ立ちは最高。
ちょっとしたメロドラマなんだけど、観客が違和感なく上手に感情移入できるよう仕組まれてる感じ。
その手腕こそ粋>>続きを読む
どこまでいってもウディアレン!笑
脚本に負けない、映画に吸い込まれない、けれど浮いてるわけじゃない。彼の存在はさすが。
ウディアレン全開。
さらっとしたユーモアで世の中の真理を言い当てるからハマる。
音楽も好きだった気がする
聾唖の世界は、残虐な暴力の音も聞こえない。
音のない暴力がこれほど戦慄するとは思わなかった。
いま私たちが生きている目の前の現実が、夢でないという証拠は、ないですよね。
メタフィクション的、フロイトの夢の作業的。今さんの作品は本当に面白い。まだまだ作品、観たかったなあ