ねぎとろさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

蒸気船ウィリー(1928年製作の映画)

3.3

もちろん観たことあるよ、の記録。映画学科だったら多分必須。ディズニーは技術的にも、映画史に与えた影響が大きい。
ミッキー初登場の作品。1928年ってすごいね、ほぼ100年前。短編なので、観直す価値あり
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花と木(1932年製作の映画)

3.4

古典的で良い。そこここにどことないアシッド感。ま、ディズニーですしね。知らんけど。

ほかの方のレビューを読んで知ったけど、1932年の世界初のカラー映画らしい!すごい!

旅立ちの時(1988年製作の映画)

4.2

え!めちゃ良かった。リバー・フェニックスが画面に映ってるだけで頬が緩むのに、かなり好きな演技で終始幸せでした。お母さん役の人も好きだなぁ。FBIから逃げているというだいぶ非日常的な設定でも、家族の温か>>続きを読む

僕が跳びはねる理由(2020年製作の映画)

3.4

原作の東田直樹さんが好きなので、観てみた。五感から得る刺激が強い世界を、自分で制御できない体をもって生きるって、どんな感じなのだろう。程度はあるにせよ、私もそういう感覚を覚える時があるなと思った。
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十二人の怒れる男(1957年製作の映画)

3.9

ひとつの部屋で起こる会話劇。12人の男性がただずっと議論してるだけなんだけど、90分もっちゃう凄さ。しかもかなり面白い。シドニー・ルメット、これが監督デビュー作なのか…。天才。

ヨーロッパ横断特急(1966年製作の映画)

3.5

映画の構想を練っている人たちとその映画の登場人物が同じ世界軸にいるのが面白い。現実とフィクションを行き来して交差する物語構築が良かった。内容は全然違うんだけど、感覚としては『メメント』初見に近い後味。>>続きを読む

エル・トポ(1970年製作の映画)

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これ観てたわ、の記録。東京に来たばかりの頃、新文芸坐のオールナイトショーで観た。って言っても、映写機が壊れるわ、夜中の上映で寝ちゃったわで、覚えてないのでもう一度観た方がいい。カルト映画。

ロッキー・ホラー・ショー(1975年製作の映画)

3.3

これ観てたわ、の記録。ドラッグクイーンのイベントで観たので、はちゃめちゃで楽しかった思い出しかない。映画の内容は覚えてないのでもう一度観てもいいな。

ピンク・フラミンゴ(1972年製作の映画)

2.9

これ観てたわ、の記録。2回目はないけど、一度観ておいて良かった映画かな。お下劣・最低・キモグロなんでもありっすね。ま、ジョン・ウォーターズだし…。

I Am a Sex Addict(原題)(2005年製作の映画)

2.9

これ観てたわ、の記録。この映画の監督カヴェ・ザヘディが大学時代の教授だったw 『スキャナー・ダークリー』とかにも出てる。面白いドキュメンタリー映画を結構観せてくれたけど、最後の授業を撮影して映画に使う>>続きを読む

ラストタンゴ・イン・パリ(1972年製作の映画)

2.5

動機は弱いのに行動が飛びすぎてて、ちょっとついていけない。かっこいいはずのマーロン・ブランドが、自惚れたキモ性癖男になっててなんか悲しかった。ダンスホールからのシーンは悪くないので、それまでをもう少し>>続きを読む

ザ・スーサイド・スクワッド "極"悪党、集結(2021年製作の映画)

3.4

バンバン死ぬし、目を背けちゃうほど暴力的だけど、ピュア・エスケイピズム的なエンタメ作品。観ている間はずっとわちゃっとした流れに没頭しちゃう。振り返ると、現実世界(特にアメリカの)に対する皮肉だなぁと思>>続きを読む

クリーン(2004年製作の映画)

3.3

同じく観てたわ、の記録。こちらもマギー・チャン×オリヴィエ・アサイヤス(離婚後)の作品。マギー・チャン観たさに観たけど、おじいちゃんも印象的だった、、気がする。

イルマ・ヴェップ(1996年製作の映画)

3.5

これ観てたわ、の記録。オリヴィエ・アサイヤスとマギー・チャンが付き合ってた頃の映画。内容を思い出そうとすると、キャットウーマンみたいな格好のマギー・チャンがパリのアパートメントの屋上を歩いているビジュ>>続きを読む

ダウン・バイ・ロー(1986年製作の映画)

4.1

三人のキャラが良い。ジム・ジャームッシュのこの雰囲気好きだわー。ずっと観ていたい。なんてことないシーンでも、細かいところが思わず渋っ!って言いたくなる瞬間が満載。観る前から何となくわかっていたけど、観>>続きを読む

生れてはみたけれど(1932年製作の映画)

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途中まで観てたんで観直そうと思ったら活弁入りがアマプラでレンタルのみになってた。90分間無音で画面だけ観るってことができない自分の現代人さに切ないw

ちゃんとレンタルしてあとで観直します。それか無音
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ブルー・アンブレラ(2013年製作の映画)

3.7

雨が降ってきたところからの音楽の入りが最高。アニメーション部分以外は実写ベースなのも良い。ベタな展開だけど、なんかほっこり。やっぱりピクサーやばいな。

デイ&ナイト / Day & Night(2010年製作の映画)

4.5

うんわ!奥深っ。透けたキャラの体の中で昼と夜の様子が展開するのもそうだし、キャラに起こってることが昼と夜の世界とリンクしてるのがすごい。ありそうでなかった発想。唯一のセリフであるアナウンスも良い。数分>>続きを読む

つみきのいえ(2008年製作の映画)

2.9

セリフなしの12分短編アニメーションとしてはよくまとまっていると思う。評判どおり心に響くかというと、まぁ普通。効果音が良いので、音楽よりもそちらを際立たせた方が良さそうなシーンもあった。海面の水位が上>>続きを読む

たぶん悪魔が(1977年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

非凡を求める心、人より少し良い頭、なんでか癒せない渇望。最初は「そんなこと言ったって」と大人なふりして主人公に感情移入したくない自分と葛藤して、途中からこのもやもやは同族嫌悪かと自分を許して映画に集中>>続きを読む

リアリズムの宿(2003年製作の映画)

3.7

監督・山下敦弘、原作・つげ義春、加えてこのキャスト陣ということで、3/31のU-NEXT配信終了前に滑り込み。
つげ義春の漫画はちらっと読んだことしかないんだけど、これがつげワールドなのかしら。奇妙だ
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ブラック・ミラー: バンダースナッチ(2018年製作の映画)

3.2

これ観てたわ、の記録。途中で出てくる選択肢を選んで物語を進めていくインタラクティブ映画。友人と観たので、全部の選択肢観ようと頑張った覚えがある。世界観はきらいじゃない。

銀座化粧(1951年製作の映画)

3.8

戦後すぐの銀座が垣間見れて良い。大人もそうなんだけど、とくに自立した子どもがここそこで描かれていて、個人という枠について考えさせられた。戦後の時代背景も強く影響してそう。それか、この映画自体が成瀬の幻>>続きを読む

ナオトひとりっきり Alone in Fukushima(2014年製作の映画)

3.3

題材に興味を惹かれた。監督と飲む前に、横浜まで行って観た記憶。

THE BATMAN-ザ・バットマンー(2022年製作の映画)

4.3

初っ端のタイトルの出し方から、ちょっとしたレトロ感があり、面白い映画になると思った。その予感通り、新作バットマンだけど新しすぎず、ゴッサムもガジェットも荒削りで、自身を模索中のブルース・ウェインと重な>>続きを読む

ジュディ 虹の彼方に(2019年製作の映画)

3.8

淡々と観てたのに、Over the Rainbowが流れたあたりから、涙が勝手に顔をつたった。
レネー・ゼルウィガーが良い。昔から好き。

ラッキー(2017年製作の映画)

3.7

『パリ、テキサス』もそうだけど、この人砂漠地帯を無言で歩く演技が似合う。気合を入れずに観たけど、なんか良かった。会話の中にいろいろ散りばめられてる感じ。
どうでもいいけど、デヴィッド・リンチに似てる人
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マグノリアの花たち/スティール・マグノリア(1989年製作の映画)

3.9

女って愉快でかっこよくて、そしていざとなると本当に強い!

重めな内容もあるんだけど、わちゃわちゃっとしたやりとりを通して暗くならずに描いているのがとても良い。さらっとしてるけど奥深さもある映画。名女
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青いパパイヤの香り(1993年製作の映画)

4.1

「好きだと思う」とおすすめされて観たら、はい、好きでした。
まず、映像美。前景と後景の使い方がすばらしい。単純なシーンもその構図のおかげで、不思議な色気と緊張感が生まれていると思う。また転換となるシー
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マノロ・ブラニク トカゲに靴を作った少年(2016年製作の映画)

3.3

憧れの靴。彼の人生と生活が面白かった。いつか履きたい。

ティナ・チャウという人がとても気になったのでメモ。

君さえいれば/金枝玉葉(1994年製作の映画)

3.5

展開は唐突でドタバタなんだけど、最後の方でいきなりぐっときた。レスリーが美しくて見とれる。本当なら今も渋く年を重ねてるんだろうなぁ。会いたいよ。

ただひとつ、虫のドアップは勘弁して下さい…笑

ブエノスアイレス 摂氏零度(1999年製作の映画)

3.1

ここのところずっと本編が観たくて、とりあえずこのドキュメンタリーで我慢と思ったら、もっと観たくなった。
アルゼンチン行きたいなー。

ソイレント・グリーン(1973年製作の映画)

3.9

未来を描いたSF映画だけど、舞台は今年2022年。女性を“家具”、知識人を”本“と呼び、”ホーム”という公共安楽死施設が存在する世界観が妙にリアルで、観たばかりの『アース』も相まって、じわりとくる。特>>続きを読む

アース(2007年製作の映画)

3.5

何度目かの鑑賞は軽く流し見。デイビッド・アッテンボローのナレーションがやはり良い。単純に、地球ってすっごいなー!って感想ですね。最後のメッセージの前のホッキョクグマの広角撮影が印象的。

モンキー・ビジネス(1952年製作の映画)

3.6

古典的なスクリューボール・コメディ。ポスターからマリリン・モンロー主演だと思って観たら、完全に脇役でした。でもその存在感はやはり凄い。まずスタイルが飛び抜けてる。物語はテンポよく展開していくので、さら>>続きを読む