ネギトロさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

ネギトロ

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ビルとテッドの時空旅行 音楽で世界を救え!(2020年製作の映画)

3.3


無茶苦茶なのに勢いに持っていかれる
理由が分からないまま高揚するラストのライブシーン

約束のネバーランド(2020年製作の映画)

3.2


浜辺美波エマがかわいすぎヒロイン
ノーマンの気持ちがよくわかる

実写版として最重要ポイントは、ラスト塀の上の対面である
皆がほいほい渡っていったロープが、そして手にしたハンガーが、この対面によって
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ワンダーウーマン 1984(2020年製作の映画)

3.9


ワンダーウーマンがスーパーマンばりに空飛んだり、ギラギラの鎧で仁王立ちドヤ顔してくれりゃ最高。

100日間のシンプルライフ(2018年製作の映画)

3.6


モノを見直しシンプルライフを目指すシンプル設定と思いきや、
脱線脱線のごちゃっとした展開
先が読めない中、何故か知らんがまとまったエンドに?

燃ゆる女の肖像(2019年製作の映画)

3.8


視線をじっくり

見えない、視線が合わない
ちらりと視線が合う
視線で語る
視線を描く

待ちきれなくて…(1998年製作の映画)

3.5


至る所に"アメグラ"
パーティでごったがえす家の中にほぼ全ての展開が詰め込まれている

オール・マイ・ライフ(2020年製作の映画)

2.5


ジェシカ・ローテのドアップを見に


開始3分で出会ってキスする薄っぺらラブストーリーに余命云々の難病もので、見どころはほぼ無し。
実話ベースなのに、本当にそこらへんにありそうな話にしかならないとい
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バクラウ 地図から消された村(2019年製作の映画)

3.9


エグいが爽快
一体これはなんなんだ

冒頭からスクリーンのあちらこちらに映る意味深な物体の数々
不穏な空気に戸惑いながらも好奇心に駆られ入り込んで行くと、段々と刺激度の増していくシーン
驚くと同時に
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エイブのキッチンストーリー(2019年製作の映画)

3.8


全編に横たわっているのは、料理と宗教を通して見えるフュージョンのテーマ

パレスチナのムスリムと、イスラエルのユダヤという真っ向からの対立を孕んだ家族を極端なベースに、
決してわかり合うことはできな
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シラノ・ド・ベルジュラックに会いたい!(2018年製作の映画)

3.7


終盤、大団円が約束されている舞台の本番。
奇跡が起こるような舞台上と、緊張の舞台袖を、するりするりとかき分けるカメラが良い。
戯曲のクライマックス、劇世界に入り込んだかと思うと、一瞬にして喝采の劇場
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パラノーマン ブライス・ホローの謎(2012年製作の映画)

3.5


ストップモーションアニメと、不気味なストーリーが化学反応を起こす。

もはや動かない死体と活発な幽霊

羅小黒戦記 ぼくが選ぶ未来(2019年製作の映画)

4.3


この驚きは、中国アニメーションの発見か

しかし日本アニメで育った我々が慣れ親しんだアニメーションが見て取れる。
可愛くてかっこいい魅力的なキャラクター。緩急のついたテンポ良く、時に漫画的なギャグ。
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ウルフウォーカー(2020年製作の映画)

3.5


ラフな線をあえて残すという新たな試み。
ヒトの魂にオオカミの身体、オオカミの魂にヒトの身体、という形をもって描かれる融和、共存のテーマにもマッチする画風だろう。

パピチャ 未来へのランウェイ(2019年製作の映画)

3.6


アメリカ映画の少女たちと何ら変わらないだろうはつらつとした彼女達。しかし、その周りの環境は根本的に異なっている。
彼女達のエネルギーを一切遮断してしまう障壁は、寮を囲む塀のように目に見える物だけでな
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私をくいとめて(2020年製作の映画)

4.4


ずっとふっふっふ状態でへっへっへ
こりゃあくいとめられん

勝手にふるえてろ仕込みの立ち上がりから
変速ギアでぶっとんで
ちゃっかりご近所に着地する

独特のへんてこりんノリがのんの演技とびったり噛
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ミッシング・リンク 英国紳士と秘密の相棒(2019年製作の映画)

4.0


ライカのアニメーションの核になっているのは、スクリーンに映っているカメラの前にあるモノそのものと、絶対的に揺るがないそのモノへの愛なんだと思う

酒場での乱闘に、船上での追跡劇と爽快アクションシーン
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佐々木、イン、マイマイン(2020年製作の映画)

3.7


粗削りの若さが垣間見える


学生時代めちゃくちゃに面白かった奴、ギラギラに輝いていた奴
を土台に
いつのまにかそこから離れた所に立っているようなあいつ、と俺

魔女見習いをさがして(2020年製作の映画)

3.6


おジャ魔女世代ねらいうち

どれみちゃん達のストーリーではなく、どれみちゃんを観ていた人のストーリーで成立させるなんて、それがもはや魔法的だ


つまづいた時、困った時に、助けてくれるのは、慣れ親し
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トゥルーノース(2020年製作の映画)

3.9


北の実態をアニメーションで。

あまりにも酷い世界と、微かに、僅かに、見える希望
「リアル」と距離をおいたアニメーションにすることで、やっと我々の心が受け止められる作品になっている

レディ・マクベス(2016年製作の映画)

3.8


フローレンス・ピューが、英国貴族で暴れ回ってる

上品であり下品であり、エグい

シェルブールの雨傘(1963年製作の映画)

3.5


終始リズムのあるセリフ

こちらはラストにかけての展開がララランドにいってるのね

ロシュフォールの恋人たち(1966年製作の映画)

4.4


圧巻のオープニング
なるほどトップクラスのミュージカル映画とはこういうもんか

フランスらしい色彩で終始鮮やかな画面で歌って踊って

ドラマとミュージカルとが限りなく一体となって、生まれたひとつの"
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アラビアのロレンス/完全版(1988年製作の映画)

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超スケール砂漠にラクダの大行進、馬の激走、列車の破壊

前半と後半のロレンスのギャップが凄い

サポート・ザ・ガールズ(2018年製作の映画)

3.6


ヘイリーの底抜けハツラツガール

泣いて、笑って、騒いで、叫べ

博士と狂人(2018年製作の映画)

3.5


エグめのイングリッシュ版「舟を編む」

重厚かっこいい台詞がちらほら

ミッドナイトスワン(2020年製作の映画)

4.0


草彅剛も周りも丁寧なお芝居

丁寧な芝居の裏には社会の闇的なグロテスクがあり、何度も揺さぶられる

並行するバレエシーンの衝撃


改めて考えても、
社会問題があるが故にこれがエンターテイメントとし
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スパイの妻(2020年製作の映画)

4.0


やっぱり撮り方が別格

緊迫の芝居がじりじりと展開
蒼井優の緩急に魅入ってしまう

繰り返すモチーフの妙
フィルムへの偏愛


スパイ?の妻か
スパイの、妻か
スパイの妻か

星の子(2020年製作の映画)

3.0


芦田愛菜は良いが、

宗教に踏み込みつつも、着地点がよくわからないストーリー

82年生まれ、キム・ジヨン(2019年製作の映画)

3.5


ほぼ全てのシーンが"女性"にまつわる問題を孕む
男としては終始居心地が悪いのだが、キム・ジヨンの痛々しくも強い姿に見入ってしまう

ラストブラックマン・イン・サンフランシスコ(2019年製作の映画)

3.3


格差、貧困、差別、環境汚染、
アメリカが(そして世界が)、抱える問題を、サンフランシスコのとある「家」に絡ませる