あささんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

スピーシーズ/種の起源(1995年製作の映画)

3.8

クリーチャーデザインを『エイリアン』のH・R・ギーガーが担当したことでお馴染みの映画
グロテスクでエロティックな氏の特徴が遺憾なく発揮されている

宇宙の彼方から送られてきたDNA配列を組み込んだ、人
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アビエイター(2004年製作の映画)

3.8

強迫性障害の金持ちが巨額の映画作ったり馬鹿でかい飛行機を作る実話ベース
少し気にする程度だった潔癖症がどんどんと酷くなっていくのが観ている側も苦しくなる
神経質だと特に
長いんだけどやっぱり画力(えぢ
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ロボコップ3(1992年製作の映画)

3.4

血が!!!!流れ!!!!!ない!!!!!!
死体は出るけど全く血が出ない3作目
続編だいたい重要メンバー死にがち
脚本の迷走は2作目よりもなくまとまりはあった方かと
変なサムライロボットは要らんかった
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Mr.ノーバディ(2021年製作の映画)

3.9

手を出した相手が実はやばい奴だったジョン・ウィック系映画
血生臭い殴り合いからド派手な銃撃戦まで、スカッと観たいもの観せてくれる

主人公ももちろん強いけど結構血だらけボロボロになるのに対して無傷で銃
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エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス(2022年製作の映画)

4.2

スイスアーミーマンのダニエルズ新作
完全に前作の規模をデカくした正当進化
馬鹿をやるとその分遠くの世界と繋がれる設定から、ちょこちょこと挟まれる下ネタ、冒険を通じて深まる愛情、ラストに残る余韻
カンフ
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ザ・ワン(2001年製作の映画)

3.8

最近話題のマルチバースを20年先取りした映画
次元の壁越えていつでも殺りに行く
別宇宙の自分を殺すとそのエネルギーが他の自分に分配されるので、他の124人の自分を殺して唯一の自分になって「全能」になろ
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クレイジー・ヘア(2018年製作の映画)

3.6

妻子持ちのおじさんが昔捨てられた産みの親に会いに行く話
どちら側からしてもはるか昔の話で、母親も家庭を持っていて子供もいて、だから会ったとて何かが大きく変わるわけでもないけど、自分の中で決着をつけるた
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ジョーイ(2020年製作の映画)

3.8

たった10分ちょっとで起承転結がきちんとまとまっている良作
しっかりと驚きの展開もあり、ラストでしっかりオチがついている

炎の少女チャーリー(1984年製作の映画)

3.8

チャーリー鬼つええ!このまま逆らうやつら全員ブチ燃やしていこうぜ!
という感じで画面を埋め尽くす炎にいやが応でもテンションを上げられる

政府の投薬実験により超能力者にされた両親の間に産まれた少女チャ
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バグダッド・カフェ<ニュー・ディレクターズ・カット版>(1987年製作の映画)

3.9

寂れたモーテルが旅行に来たドイツ人女性が泊まりに来たことで少しずつ活気が出て行く
マジック練習し始めたと思ったらそれ目当てでどんどん盛り上がっていく流れが面白い
パッケージにもなっているタンク掃除も印
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ロボコップ2(1990年製作の映画)

3.6

ポリ公のストのせいで終わりきった治安が底を抜けたデトロイト
シリーズものとして見るとがっかり続編、単体で見るとまぁまぁ

火薬の量はちゃんと多いし、ロボコップ2とのストップモーションを多用した闘いなど
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TATTOO「刺青」あり(1982年製作の映画)

3.8

右肩 イレズミ 明け方 残像
ではなく

実際の立て籠り銀行強盗の犯人像にフォーカスした映画
事件そのものではなく、そこに至るまでの経歴や生活の描写に終始する
30までにデカいことをしたい、そう思って
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(1961年製作の映画)

4.0

具体的にどこが好きとは説明しにくいのだけれど、カメラワークだったり間だったり風俗描写だったり、流れている空気感が心地よい

アバター:ウェイ・オブ・ウォーター(2022年製作の映画)

4.3

最強の非日常を映した環境映像にでっけー画面と3Dの相乗効果で無敵
海のクオリティ高すぎてちょっと泣きそうになったもの...
おまけでなんかストーリーがついてくる
前作と違って主役が完全にアバターに人格
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東京湾炎上(1975年製作の映画)

3.7

原油タンカーが環境テロリストにシージャックされ、自衛隊の鹿児島の石油基地爆破を要求する
東京湾か鹿児島、どちらを選んでも沿岸一帯はまともに住めなくなることは必至の状態で、政府が選択したのは...

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ブルークリスマス(1978年製作の映画)

3.8

ある日地球の各地で目撃されるようになったUFO、そこから発せられる光を浴びた人間は血が青くなってしまう
UFOの目的も、青い血となった人間がどのような害をもたらすかも分からぬまま、国連では青い血を掃討
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スーパー!(2010年製作の映画)

3.8

ジャンル:コメディが正しいかと言われたら、正しくはあるけどそれよりも全体的に漂う悲壮感の方が強いなぁという印象
手作りのコスチュームを纏ってペンチで殴りつける姿は完全に不審者なのに最後は少しかっこよく
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哀しき獣(2010年製作の映画)

3.8

キム・ユンソクがバケモノすぎる映画
1vs多でも問題なくナイフ🔪やらオノ🪓やら骨🦴で制圧する
ハリウッド式カーチェイスもあるけどやっぱり細かいカット割は見にくくなるので好きじゃない

後半似たような名
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ドラえもん のび太の日本誕生(1989年製作の映画)

4.0

映画10周年記念でアバンの作画からして明らかに力の入った第10作
平成一作目でもある
広い世界を自分たちの好きなようにできる全能感や、「日本誕生」という壮大なタイトル、土偶の不気味さ、記念作品として充
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ドラえもん のび太のパラレル西遊記(1988年製作の映画)

3.7

西遊記を基にした危険があぶないホラーちっくな第9作
F先生存命時に大長編が描かれなかった唯一の作品
ゲームの中から現れた妖怪に世界が支配され、人間の歴史が妖怪にとって変わられてしまった
家族や友人が妖
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ドラえもん のび太と竜の騎士(1987年製作の映画)

3.8

地下世界で生き延びた恐竜と出会う第8作
助けてくれた優しい人たちが実は敵(かもしれない)なのは初か
いくらドラえもんでも出来ないことはあるけど出来ることをやったら神の使いになった話

ドラえもん のび太と鉄人兵団(1986年製作の映画)

4.1

青少年の性癖を歪めにくる第7作
今度のドラえもんたちは冒険する側ではなく防衛する側なのでスケールは大きくとも意外と街から出ない
ラストの決め手が少しズルいけどラストの余韻のせつなさまで含めて私鉄人兵団
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ドラえもん のび太の宇宙小戦争(リトル・スター・ウォーズ)(1985年製作の映画)

3.9

小人の星で宇宙戦争な第6作
ミニチュア映画撮影からの映画パロOP、やけに力の入ったしずかちゃん監督
小さくなって過ごすという誰でも夢想したことを見せてくれたところからのどんどんスケールが大きくなり迫力
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ドラえもん のび太の魔界大冒険(1984年製作の映画)

3.9

魔法の世界が舞台の第5作
もしもボックスはタイムマシンと並んで夢の道具だと思う
ドラえもんとのび太そっくりな石が降ってくるという掴みからこれはなんなんだろうと期待感が膨らむ
ドラミちゃんの登場が少し唐
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ドラえもん のび太の海底鬼岩城(1983年製作の映画)

3.9

大山ドラお馴染みの芝山監督に変わった第4作
恐竜時代、宇宙、ジャングルの次は深海の大冒険
遂に小学生に地球の命運が託された
人類未到の地を歩くワクワク感、そしてメインキャラとの別れ、今なお人気の高い一
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ドラえもん のび太の大魔境(1982年製作の映画)

3.9

犬の国で大冒険な第3作
映画でジャイアンが漢をみせるいつものやつの原点
終盤の鮮やかな伏線回収の驚きは流石
ドラえもんではたまにあるけどあそこで貰わずに帰る方法があったのかは謎(笑)

ドラえもん のび太の宇宙開拓史(1981年製作の映画)

4.0

宇宙が舞台の第2作
コミカルで軽く楽しめるが舞台はなかなかに生々しくハードな世界
ラストの別れの感動といい、なかなかすきな作品

エスパイ(1974年製作の映画)

3.6

NTR物に出てくる竿役の黒人概念!?この頃に既に存在していたのか......

愛こそすべてな小松左京原作の超能力バトルもの映画
人が銃で爆発四散しながらワシワシ死んでいく

宇宙怪獣ガメラ(1980年製作の映画)

3.5

絶対にペットは野生にかえしてはいけません!!!!!!!!!!!!!!

9年ぶりの新作にして昭和ガメラシリーズの最終作となる総集編
この映画はかなりすごい(すごい)
総集編なんで当然各映画の特撮のトロ
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ガメラ対深海怪獣ジグラ(1971年製作の映画)

3.5

ついに大映倒産!旧大映のラストガメラ
子役が小学生から幼稚園児になり、外人のセリフは前作と逆で流暢な日本語とカタコト英語
最初宇宙旅行がどうの月面基地がどうのと出てはくるものの本編ずっと鴨川シーワール
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ドラえもん のび太の恐竜(1980年製作の映画)

4.0

記念すべき大長編第一作
現在まで受け継がれる大長編ならではの魅力が全て詰まっている名作

ガメラ対大魔獣ジャイガー(1970年製作の映画)

3.6

宇宙から一転、今度の舞台は日本は大阪万博
当時の時事が窺える
今まで以上にカタコトの子役とガメラの中を冒険だ!

今作の敵怪獣ジャイガー
四足歩行でツノを飛ばして攻撃、尻尾の管を刺した相手に卵を産みつ
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長沙里9.15(2019年製作の映画)

3.8

識別番号もなく、学生帽のまま戦場へ出た学生兵の悲劇をこれでもかと描いている
非戦闘時にみせる年相応の姿がより悲惨さを際立たせる

アーカイヴ(2020年製作の映画)

3.7

牛天国

割と雑なところも目につくラストシーン一本背負いみたいな映画ではあるけどまあまあ面白い
ロボットの擬人化がうまくて喋らないJ1にすら愛着が湧く
J3は肌はともかく髪は黒でいいと思いました

RRR(2022年製作の映画)

4.2

最初から最後まで圧倒的な密度!
あまりに濃すぎて半分まできた時まだ半分!?と感じた
初っ端から群衆と揉み合いながらの乱闘
その後も虎との追っかけっこやらダンス対決やら息つく間もなく進み、前半の山場の襲
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ガメラ対大悪獣ギロン(1969年製作の映画)

3.8

まず一つ言いたい

バイラス星人は!!!!?????

ガメラ鬼はええ!突然宇宙に現れて太陽の反対側までひとっとび
あの速度でぶっ飛んだら絶対ウラシマ効果がうんたらかんたらだけどちっちゃいことは気にす
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