青さんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

トレインスポッティング(1996年製作の映画)

3.8


クズだなんてそんな 自分がいちばんわかっている
罪悪感 背徳感 わかってる 知ってる 死にたくなるけど死にたくないから がんばってみる 逃げたい 間違える 巻き込まれる これでいいのかなっておもう
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別離(2011年製作の映画)

3.9


あなたを守るため 一緒に居るためってついた嘘は 結局誰のための嘘だったのか

ひととひとの諍いを 正しく判断するのには無理があるよな 子どもの喧嘩と何ら変わらない

認知症の父の身体を洗いながら涙し
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ママボーイ(2022年製作の映画)

3.8


とても真っ直ぐな初恋をみてしまったなァ

歳の差がとか どんなお仕事とか 人となりとか 一回全部取っ払って 相手をみること とても大事なこと

将来性とか 世間体とか 常識的とか いろんなものがもの
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ぬいぐるみとしゃべる人はやさしい(2023年製作の映画)

4.0


傷つきたくない 傷つけたくない
やさしくありたい だからこそ関わり合うのが怖い
すきで居てほしい 嫌わないで居てほしい
だいじょうぶじゃない でもだいじょうぶだよって笑って見せたりして

それでも
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宝島(2018年製作の映画)

4.2


バカンスの中で溢れ出る幸せの部分と 鋭い社会風刺が垣間見えていて 例えばそれが生きることとか死ぬこととか そういうものが凝縮されていて 考えさせられる
人間だけでなく動物もそれは同じで 光があって闇
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WANDA/ワンダ(1970年製作の映画)

3.8


出来ないのって泣いたのは これから行う犯行に対しての恐怖ではなく 自分の覚えが悪くて 失敗してしまうこと自体が怖かったのねと気づいたとき 今までの周りのひとの ワンダに対しての扱いはどんなものだった
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Calling(2012年製作の映画)

3.5


うるさいほどの蝉の音 気だるい暑さ 死の匂い

いつでも終わりを考えていて でも終わらせられなくて ふとした彼女の涙で最期を思いついてしまった

笑いあってきれいに死にたかったのに それでも 彼女が
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クレマチスの窓辺(2020年製作の映画)

3.4


おばあちゃん 全部を大切にしていたんだなァって伝わるようなお家だった

ひとの日記を読むのって 背徳感がある

靴職人は気色悪いし わたしは全然ゆりちゃんのことすきになれない
けれど えりちゃんが羨
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スタンド・バイ・ミー(1986年製作の映画)

4.0


押し付けられた環境から外れて 4人で居るときは それが関係なくおもえた 子どもで居られた
それがたまらなく切なかった

ほんとにどこまでも親と子って関係は絡まって 離れない

ひどい父親だったとして
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PERFECT DAYS(2023年製作の映画)

4.2


変わらぬ日々などないんだとおもう
毎日同じように過ごしていたって きっとどこか違っている
自分で決めた変わりない生活のなかでも ひとはひとの生活に混じり込んでいく ひとが居る限りそれは仕方のないこと
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To Leslie トゥ・レスリー(2022年製作の映画)

3.7


強がるしか戦い方がわからないから みんな離れていく
ひとを傷つけてしまうのにもきっと理由があるのだろうけど なくすものばかりだ
軌道修正って簡単にできるものじゃない

ほんとうはひとがよかったんだよ
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ゴースト/ニューヨークの幻(1990年製作の映画)

3.8


それはあの時のシャツだとか 大きく編みすぎたセーターだとか 僕があの時あげたピアスだとか
たくさんの思い出がサムとモリーを繋いでいて なんで死に別れなきゃならなかったのか ずっと 切ない

急に修行
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醒めてまぼろし(2021年製作の映画)

3.7


"大切なものをたくさん持っているひととは付き合えない わたしは ひとつをちゃんと持っていることだって難しくてできない"

吉田のこと ほんとにすきだったんだよなァ
一緒に寝て醒めて 帰る場所になって
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ギルバート・グレイプ(1993年製作の映画)

4.0


ギルバート きみが泣いたのは たった一度だけだったから とても胸がくるしかった

だいすきだから逃げられなくて どこか諦めてしまって 誰も責めなくなる その閉鎖的な愛をわたしも知っている

あなたの
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ゴーストワールド(2001年製作の映画)

3.8


やだよね わかる 変わっていくのがおもしろくないよね 自分がどうしたいのかさえ わからなくて嫌になる

ふっと消えたくなるのって言って それをわかるよって ぼくもそうだったよって 肯定してくれるおと
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戦場のメリークリスマス(1983年製作の映画)

4.0


生きていることが 誰かをすきになることが恥
許されたくて逃げた 許されたくて死ねなかった 生きたかった
正しいことなんて なにひとつないって 抱きしめてほしかった
それが叶わなかった 戦争が時代がそ
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ドラえもん 2112年ドラえもん誕生(1995年製作の映画)

3.9


ドラちゃんとセワシくんが一緒に過ごす日々が とてもやさしくていいな

帰ってきたドラえもん(1998年製作の映画)

4.1


ふたりで一緒の布団でねむったりするものだから なんだかそれだけで切なくてたまらなくなってしまった

ジャイアンとスネ夫のことは許せねえからなという気持ち 何か抱えてんのか お前ら

みんなで夕飯をた
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女っ気なし(2011年製作の映画)

3.9


もっと自分のための愛を大事にしてほしいのに

シルヴァンは ひとのために怒り ひとの涙を見過ごさない なんとも不器用でやさしいだけの男だったな

変に甘党なのも 相談相手がおばちゃんなのも クラブの
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遭難者(2009年製作の映画)

3.8


垣間見える人間らしさがたまらない
ヤケになって投げつけた自転車を 冷静に拾い上げるリュックも
道すがら見過ごせないシルヴァンがお菓子たべる?って聞いたのも
そんなふたりが暗い部屋でぼそぼそ話す姿 サ
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愛にイナズマ(2023年製作の映画)

5.0


どうしよう ずっと愛していく気がする この映画を

みんな 俳優なんだよって 演じてるんだよって
くるしいのも つらいのも 何かを守るために演じてる
地位 名誉 生活 はたまた自分 何を守ってるんだ
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ソウルメイト/七月と安生(2016年製作の映画)

3.8


愛していたから憎んだ 正反対だったから憧れた 自分にはないものをあの子は持っていたから 悔しくって でも だいすきでたまらなかった

忘れたくないからと 綴る小説が どうか彼女に届きますよう

あの娘は知らない(2022年製作の映画)

3.5


死は 時間も想いも存在も 置き去りにしていくから
生きている人間はどうしても そこに留まってしまう

すきなひとの煙草って たしかに呪いだ
変わりたいから関わったんでしょうって言葉
本能的に生きてる
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わたしの叔父さん(2019年製作の映画)

3.7


すべてなくしたあとのクリスに 光が射し込みますよう

叔父さんがステートをプレゼントしたところで泣いちゃった しあわせを願っているのは本当
髪を切るシーン とてもかわいらしかった ふたりで生きてきた
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シェフと素顔と、おいしい時間(2002年製作の映画)

3.3


めずらしく吹替で観たところ
"この豚は無駄死にだッ" が大分おもしろかったな 使ってこ

CLOSE/クロース(2022年製作の映画)

4.3


ずっと言えないだいすきとごめんねを背負って生きていくんだろーな レオくん 忘れちゃだめだよ

観終わってもずっと 眠れないって言ったレミくんのために レオくんがしたアヒルと蛇の子の話が忘れられなくて
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アステロイド・シティ(2023年製作の映画)

3.6


"目覚めたければ眠れ"
"時々 地球外のほうがくつろげる気がする"
"挑戦しないと 僕の存在なんて…"
のんびり観てると 急にビンタしてくるような台詞が飛んでくるよな

超秀才たちのあそび やばかっ
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君は行く先を知らない(2021年製作の映画)

3.8


端々から伝わる緊迫感に 弾ける弟くんの無邪気さ
感情か溢れんばかりの音楽 静かに流す涙

テントを張って ありもしない別れを待つ家族たち
この悲しい旅を どのくらいの家族が経験してるのだろう

おに
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君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

3.9


"どうせ忘れてくんだから"
そう なくしてしまった 消えていった記憶って たくさんあるのでしょう 大切なものでさえ 朧げに

死と生を司っているのは海であること 火は生きるための道標であること ひと
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嘘八百 なにわ夢の陣(2023年製作の映画)

3.5


中身があるかないかは別としてな

何度でも言うけど おじさんたちがやいのやいのして わちゃわちゃして なんだかんだ真剣勝負すんのだいすきなんだ〜〜〜

中井貴一氏の老眼具合かわいいし 佐々木蔵之介氏
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DEATH NOTE デスノート the Last name(2006年製作の映画)

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誰もしおりちゃんに言及しない………

Lが延々とスイーツたべててかわいい スイーツの串刺しかわいい

全て計画通りィ
最後の藤原竜也氏の演技よ

DEATH NOTE デスノート(2006年製作の映画)

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月くんの正義がだんだん犯罪者から 邪魔者抹殺に変わっていくことよ

少年の君(2019年製作の映画)

4.4


いじめる者 いじめられる者 無関心は罪か否か
自分の守り方がわからないから 傷つける傷つけられる 自分がわからなくなっていく

家庭環境 学校という名の小さな世界 ひとりで生きていくための術 警察が
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レオン 完全版(1994年製作の映画)

4.5


あんなにやわらかいおやすみを あんなにやさしい愛してるを 忘れたくないよな ずっと

サマーゴースト(2021年製作の映画)

3.8


夏 暮れなずんで 花火 死に惹かれる また会える
4人だったこと 忘れたくないこと
3人の花火が 長く続きますよう

長崎の郵便配達(2021年製作の映画)

3.8


戦争が終わったあと みんなに笑顔が戻ってきたと聞いて そうだよなァとおもった
勝ち負けはおおきな結果なのだろうけど どちらの国にもひとびとが居て 生活があって 安心のもと生きていけることがとても大切
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