最後の最後まで、"ライオネル"と呼ばなかった"バーティ"だったけれども、最後のエンドロールを見て、あれが友情の始まりなのだと理解した。
コリン・ファースの演じる吃音は脱帽ものだったし、あのジェフリ>>続きを読む
むむむむ、たしかにファンタジーロマンスなんですけども、んんん、結局はヒロインの子の犠牲の上に成り立つ恋人関係だよな~~~~
もういっそ人のあんまりいない遠くの遠くへ逃げ出しちゃえば、っていう期待を>>続きを読む
何に、何のために、何の恨みがあって、人々はその愛を侮辱するのか、同性愛者というだけで、何故にこんなにも批判されるのか。
その憎しみの先にはきっと自分の先入観と自己満足の塊しかないのに。心が痛い。>>続きを読む
「心も体も男の子で生まれてきて、君は、ラッキーだ」と言ったレイの気持ちを、わたしは知ることはできないだろうなあ。
複雑、なんとも複雑。
こういう人生もあるのね、と一言では済まされないよなあ。
スケ>>続きを読む
それぞれ自分のやり方で己を守っていて、お互いの懐に足を踏み入れるのはなかなか難しいよなあ~
妻夫木聡の汚ならしい学生な感じも、池脇千鶴の闇が深い感じも、不思議とすごく綺麗に見えた。
もう昔ほど、オタクだからどうだこうだというのはなくなってきたような気がする。
わたしだけかな、どうだろ。
「お前ら観てるか~~~~!」と蔵之介が尼~ずに喝を入れるところが秀逸なのと、ペットショップ>>続きを読む
恋とか愛とか、みんな、自己中心的になっちゃったりして、でも、それもいい思い出だね、っとか言っちゃったりして。
透き通るような恋を、観た。
新しいことへの一歩ってすごくすごくすごく勇気がいるよね。
今の自分の土台が、しっかりしていればしているほど、緊張する。
ひたむきに服に打ち込む市江でも、不安に揺れる姿がまたいい。
服のことしかでき>>続きを読む
その人にとっての絶望は、その人の物差しでしか計れないから、誰かにとっての"そんなこと"で簡単に人は死んじゃったりする
もっと苦しんでる人がいる、とか、もっと悲しみの中に埋もれてる人がいる、とか、よく>>続きを読む
ゆるゆる×ゆるゆるコメディ?
上野樹里で、よかったな。
なーーーんにも考えずに観たい映画。
みーんな孤独で、みーんな迷子で、みーんな、簡単に死んだりする。
都会にいるだけで、寂しくなったり、なんだか安心したり、ちぐはぐになっていく心が垣間見えて、共感した。
死にたくないのに死にたくなっち>>続きを読む
「世界」を知ったから、すべてがしあわせ、って訳じゃないあたりが、すごくリアルだった。
空が青くて、でも、絵にかいた青じゃなくて、少し雲がかった青で、それがまたリアルで。
実際にあった出来事なのだと>>続きを読む
互いに覗かせる生活音が、お互いを繋いでくお話。
心地よく描かれているあたりが、この作品のすごいところと思う。(現実じゃなかなかうまくはいかないよね)
実際に観ている側も心地よいのだ。コーヒーを挽く音>>続きを読む
あ~~~!そう!これが邦画!!!って感じ!日本人でよかったナ~~~~!
新宿裏路地に立つラブホテルのたった1日のお話。
最初から最後まで非常に人間臭くて、汚くて、惨めなんだけど、だからこそそのなか>>続きを読む
愛のたくさん詰まった"フィッシュストーリー"が本当に本当に愛しい。
みんなに愛されるエドワード・ブルームだけれど息子であるウィルだけがひとり、違う感情を抱いている。
親の"その人自身"がわからない>>続きを読む
突然現れた、父親の愛人、洋子さんと娘、薫が過ごす、まぼろしのような夏休みのはなし。
ここに、正しい大人はひとりも出てこない。
出てこないけれど、洋子さんが、薫の世界を変えていく様は見ていて気持ちいい>>続きを読む
雨が降ると海ができるんだねって リンと千尋 ふたりで饅頭を頬張るところ
銭婆の家に行く道のり だいすきなシーン たくさんある
元気になれる 心があたたかくなる 音楽も沁みていく
これほど原作をまるっと、映画にした作品はなかなかないんじゃないかと思う。
原作の人間臭さが、映画だとクリーニングされてすごくきれいになってしまったように感じられて、すこし残念。
黒幕が最初から絞られていて、なんとまああっけなくわかってしまったのが、すこし残念だなーと思った。
とてつもない覚悟を決めて生きる"遥"の姿に、そしてまっすぐで一生懸命に彼女を見つめる岬洋介から目が離>>続きを読む
本当に 空っぽな男の人生を見せつけられて それに感情移入してしまう
自分の空っぽな部分に共感してしまったりして
エル・ファニングちゃんと 視線だけで会話を交わすところに これが親子だと思った
どん>>続きを読む
なぜか毎夏観るんだよな~~~!
start of something new がいっちばんすきだ~~
シャーペイの嫌~~~なやつだけど、憎めない感じ、あとはみんなの眩し~~~い感じが、夏を感じさせて>>続きを読む
人が放つ、前向きな光って本当に元気をもらえるんだなー、と。
あと、想いは、ちゃんと言葉にしないと、いけないね。
アニーのひたむきな笑顔にぐっときた。
一目惚れしたときの高揚感、バンドを組んで一体となって作り上げてくわくわく感、すきですきで仕様がないというこの甘酸っぱい感じ!
弱々しい主人公が"自分"というものをしっかりと見いだしていく姿もよかった>>続きを読む
金魚がプールに放されるシーンがとてもすきで、ずっと眺めていたい。(実際に何度も巻き戻してた)
人間らしさが、汚ならしい。汚ならしいんだけど、人間らしいというのかな。すごいリアルで、現実を突きつけられ>>続きを読む
不器用だけど、とっっっっても純粋な兄弟愛がすてき!
真っ直ぐにシモンを見つめる、イェニファーに、本当の愛を感じる。
音に、映像に、音楽に引き込まれていく感覚がなんとも心地よい。
高木正勝、シガーロス、大自然、街の人々、すごく心が踊る映画だと思う
全体的にぱーっとしなくて観るのにつかれてしまった。
「世の中の出来事のほっとんどが大したことないし、人間、泣いてる時間より、笑っている時間の方が圧倒的に長いし、信じられないものも見えるし、一晩寝れば>>続きを読む
心のガードがちがちおじいちゃんと記憶がある地点で止まってしまった少女。
生きていくのに不器用な大人たちが、力を会わせていく様、パコちゃんの健気さに涙が出てくる。
猫の気まぐれさに気が気でなかった記憶。
当時観たわたしの感想は加瀬亮の白衣姿と上野樹里のかわいさにぐっっっときてた(不純)
珈琲豆を挽く音、唐揚げが揚がる音、食器が鳴る音、見るからにやわらかそうなシナモンロール、人々の笑顔、北欧ならではの澄みきった空気感。
視覚と音に支配される映画。
大げさに聞こえるけど、本当なのだ。
定期的に観たくなるのだ。
原作を知らないので、ゲド戦記というよりはこの作品自体を気に入っている。
「死ぬことがわかっているから命は大切なんだ。
アレンが怖がってるのは死ぬことではないわ。生きることを>>続きを読む
音楽と映像の合わさり方が、とても滑らかで心地よい。
歌がまた、強くメッセージを発信しているのが印象的だった。
きっと誰も悪くはないのだ。
けれど確実に、着実に家族の絆には大きなキズがついていて、みん>>続きを読む
くるくるくるくる流されていく七海に、同情するわけでもなく、馬鹿にするでもなく、ただ、目が離せなかった。
なんとも複雑、なんともフクザツな映画なのだ。これは。
七海の立場に立ったとして、わたしは誰を憎>>続きを読む
なんとも歪んだ、師弟愛をばしっと見せつけられる、そんな映画。
当事者たちは、歪んでいるとはきっと思っていない。お互いにのめり込んだ結果で生まれた、ただの師と生徒の関係。
認められたくて、認められた>>続きを読む
オタクが世界を救う。ほんとに救う。
曲の使い方がなんともよい。
なんともアダム・サンドラーがかっこいいのだ、、、。
都合のいいときばかり称賛されるオタクたちの心情はきっとフクザツだろうと思うけど、>>続きを読む
憎しみが、絶望が、例えばその人にとっての"希望"が、ここまでも心を支配して、蝕んで、その人自身、或いは世間を突き動かす様はなんとも恐ろしい。
目の前で愛する人の絞殺を見せられ、殺されず"生かされた者>>続きを読む