にゃんこ先生さんの映画レビュー・感想・評価

にゃんこ先生

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Influencer(原題)(2022年製作の映画)

2.4

怖い…けれど、こんなふうにいく⁇
こんな展開になる⁇
これ、マンガとかで読んだら面白いだろうなあ、などと、観ながら考えてしまいました…
考えていたら、途中寝落ちしましたが、話はだいたい繋がっていました
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Book Club: The Next Chapter(原題)(2023年製作の映画)

3.3

前情報無しで見始めたので、美しいお姉様方がまさかの70歳設定とは‼︎ こういうお話は女性に希望を与えるよね。
私も70歳になったら、親友達とこんなふうに旅をしたいなぁ、と単純に思ってしまった。エアーで
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マン・フロム・トロント(2022年製作の映画)

3.7

ハマりました‼︎ 思わず吹き出すことが、声立てて笑ってしまうことが多々…
リズムが良い。下手に引っ張っらないのが良い。構えず笑えるのは良いね。

ホールドオーバーズ 置いてけぼりのホリディ(2023年製作の映画)

3.8

衣装や髪型とか車とか音楽とか、時代考証すごいなぁ。エアーで、前情報無しで観始めたため、てっきり古い映画だと思い込んで観ていました…アメリカのこの時代知らないけれど、タイムスリップして観ているみたいに、>>続きを読む

夜ごとの美女(1952年製作の映画)

4.0

クリスマスの夜に、思いがけなく素敵な夢を見てしまった! ルネ・クレールやはりいいなあ。

ジーナ・ロロブリジーダを観たくて選んだ一本。おまけにジェラール・フィリップが主役!と、楽しみに観たら、期待以上
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花咲ける騎士道(1952年製作の映画)

4.0

古い映画だし、どうかなあと思っていたが、思いがけなく面白かった!

リズムよく早いテンポで、どんどんストーリーが進み、飽きなかった。
そして、ジーナ・ロロブリジーダの横顔がため息が出るほど美しい。ポン
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愛人 ラマン/恋人・ラマン(1992年製作の映画)

4.5

なんと言っても、レオン・カーフェイの演技力!この人、ホントに何にでもなれるのだなあ!と今さらながらにしみじみ感心しました。

公開当時に原作も読んで、映画も観ていたけれど、大人になり記憶も薄れると感じ
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気狂いピエロ(1965年製作の映画)

2.2

学生の頃に、何度も観ては最後まで観れず…
その理由が、今になって鑑賞してやっとわかったわ。

前半、逃避行の頭までは、リズムも色彩もデザインも、ワクワクするようなテンポで進んでいく。初頭の導入の子供と
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パリ・オペラ座 『白鳥の湖』(2016年製作の映画)

4.7

このレビューはネタバレを含みます

再開した恵比寿ガーデンシネマへ‼︎

この白鳥の湖の演出は、ヌレエフバージョンとのこと。
とにかく、ロッドバルトに全てを持っていかれた!オペラ座の演出は斬新だと友人に教えてもらっていたけれど、予想外の
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緑の光線(1986年製作の映画)

3.5

こじらせ女子のデルフィーヌ、おかたくて、頭でっかちで、傷つきやすくて、そして自分で判っていないがかなりの自己中…

そうそう世界共通、女の子は若いときのある期間、こんなこと言うもんだ。それが12歳なの
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私はあなたのニグロではない(2016年製作の映画)

4.0

いくつもの新しい視点を与えられた。

「差別」について理解がある、
と思っていた自分は甘かった。

「アメリカ」について、あまりにロマンチックな幻影をフィルターにしていたことに気付いた。

アメリカ4
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海辺のポーリーヌ(1983年製作の映画)

4.2

15歳のポーリーヌの、
弾けるような「若さ」と、
そして花開く直前の、
まるで彫像のような、もう絶対的な美しさに、ただただ目を奪われるばかり…

青いパパイヤの香り(1993年製作の映画)

4.5

初見は前世紀だったか… 二十数年ぶりの鑑賞。

映像が美しい印象で内容はほとんど憶えていなかったのだけど…

観始めたら、夜更けの、細い弦の調べと遠く近く響く虫の音… その序盤から、グググと引き込まれ
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鉄コン筋クリート(2006年製作の映画)

3.4

原作に忠実で、原作の世界観を壊していない、と感じるけれど…
原作のマンガの方が、やっぱり、ずぅっと好きなんだよね。
松本大洋の作品の中でも、1番?2番?どちらか?くらい好きな作品だから、思入れが強すぎ
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レネットとミラベル/四つの冒険(1986年製作の映画)

4.5

レネットのクソ真面目で不器用なのがまたかわいい。クールなミラベルとのやりとりがまたよい。

劇中、ミラベルが棚から取り出した雑誌が、ナショナルジオグラフィックなのだけど、
表紙が、スティーブ・マッカリ
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外科室(1992年製作の映画)

5.0

桜が舞い散る中、吉永小百合と加藤雅也がただすれ違うだけシーンが、心に焼きついて忘れられない。

短い映画なのに、万事隅々まで、糸を張ったような美しさと緊張感が!

日本の美が集結したかのような1本。
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紅夢(1991年製作の映画)

5.0

美しい映像と、中国の山村の貧富による悲哀の相対。コン・リーの初々しさと胸を裂かれるような哀しさが余韻となって、ずっと残る。

紅いランタンが幻想的。
このレビューを書いていて思ったが、私の「映像の中の
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天国の口、終りの楽園。(2001年製作の映画)

4.2

キラキラした、どこか儚い、極上のロードムービー。また劇場で観たい1本。

コックと泥棒、その妻と愛人(1989年製作の映画)

4.8

いつ観たか覚えていないけれど、学生のときに何度も観たなあ。ゴルチェの衣装が印象的。場面転換で同じ衣装なのに色だけ変化させるとか、とにかく演出が格好よかった。また劇場で観たい。

ラ・ポワント・クールト(1955年製作の映画)

3.5

猫、猫、猫
長回しの中で、どうしてこんなに上手く猫が動くの!猫が猫らしくてよい。最近、東京は野良猫減ったね…。

フランスの漁村を生きる人々の生活の、やたらとリアルな風景と、離婚の危機の渦中の夫婦の哲
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北の橋(1981年製作の映画)

3.7

オジェ親子の共演を観に…
パスカル・オジェ、脚長いなぁ。こんなに素敵なのに、若くして急逝だったとは…

ストーリーはあるようでないようで…
マリアの衣装の、黒いコートに赤いスカーフと赤い手袋、赤いスカ
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ハモンハモン(1992年製作の映画)

4.5

約30年ぶりに観ました!
映画館が、ほとんどおじさんばかりで、みんな、同じ時代を生きてきた仲間なんだなあ、と、なんか感慨深かった…

ペネロペのデビュー作だったのか!ペネロペ、撮影時はなんと16歳だっ
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ノルウェイの森(2010年製作の映画)

1.2

雨降りのシーンが、ひたすら美しい。

原作に忠実に作るのは難しいことだと理解はするが…
どうしても納得がいかない、いろいろモヤモヤがたくさん残ってしまった…。

麗しい東京と京都を観るもの、として捉え
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