ねんまにさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

ザ・ウォーク(2015年製作の映画)

3.9

高さという恐怖を丁寧に描いた演出が見事。まあでもそれ以前に、これはもうこんな狂った男がいた時点で凄すぎた。

夜は短し歩けよ乙女(2017年製作の映画)

3.3

原作知ってるし微妙かなー、と思ったけど四畳半の湯浅監督なので見た。秋のミュージカルや、冬の風邪の蔓延の演出が面白い良い映像化でした。

アベンジャーズ/エンドゲーム(2019年製作の映画)

4.7

10年以上かけてシリーズを作り上げるというある種の賭けにマーベルスタジオは勝ったということでしょう。どうしようもないレベルで面白いし、感情移入度も高すぎた。でもこのあとのフェイズ4はどうするんだろうと>>続きを読む

アントマン&ワスプ(2018年製作の映画)

3.6

序盤の展開に前作のような軽妙さがなくてちょっと退屈だった。アクションも、みんな小さくなったり大きくなったり空間すり抜けたりして、状況がつかみづらいです。だいぶ頑張ってるとは思うのですが。

アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー(2018年製作の映画)

3.8

どんどん仲間が揃っていくところは面白いが、あくまで前後編の前編という感じ。

ブラックパンサー(2018年製作の映画)

3.3

このタイミングでなぜこれをぶっ混んできたのかよく分からない。アフリカを舞台にしつつ韓国を登場させる作品が必要だったのかもしれませんが、内容は凡庸でアクションやヒーロー性にも面白い点はなく退屈だった。

マイティ・ソー バトルロイヤル(2017年製作の映画)

3.6

うーん、無理やり作った三作目という印象。色々事情があるのでしょうが、アベンジャーズシリーズという風呂敷を広げた以上、途中で俳優の都合がつかなくなって無理やり劇中の人間関係をねじ曲げるようなことはしない>>続きを読む

スパイダーマン:ホームカミング(2017年製作の映画)

3.9

新シリーズということでまたクモに刺されるところからかな…めんどいな…と思ってたらまさかこんな繋ぎ方とは。スパイダーマンの時点で既に面白いのに色々なサプライズがあってよかった。子供を通じてトニーも成長し>>続きを読む

ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス(2017年製作の映画)

4.2

アベンジャーズシリーズはどれも満遍なく面白いが、これはその中でも頭ひとつ抜けてる。ほぼ完璧なお手本のようなシナリオに、魅力的なキャラクター、ビジュアルの見せ方もセンスが素晴らしい。さらにはクレジットま>>続きを読む

ドクター・ストレンジ(2016年製作の映画)

3.7

タイトルから想像してたのは緊急病棟24時的な話だったのですが、まさか魔術とは!戦いや設定の幅が広がって、シリーズに更なる深みをもたらしたので良いのではないでしょうか。でもバトルはルールが分かりにくく、>>続きを読む

シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ(2016年製作の映画)

4.0

うおお、非常に熱く悲しい展開。これまでのような癇癪持ちたちの内輪揉めと違い、理由に納得感がありシナリオもシリアスだったので嫌な感じはなかった。豪華なメンツによる共演で、ソロ作品とアベンジャーズの垣根が>>続きを読む

アントマン(2015年製作の映画)

3.9

ヒーローが義賊というのはよくありますが、普通に犯罪者というのが面白かった。小さいサイズでのアクションって地味というか、侵入くらいにしか使えない能力じゃんと思って見始めたけど、拡縮を切り替えながら蟻と一>>続きを読む

アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン(2015年製作の映画)

3.7

廃業したアイアンマンが復活してるし、ソーがなんでいるのかわからないし、シールドが壊滅したことへのコメントはないしで置いてきぼり感が強い。また仲間割れしてるところからだしちょっと微妙だった。

ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー(2014年製作の映画)

3.9

アウトローで超人能力もないヒーローという一味変わった設定が良いバランスで、アベンジャーズシリーズのいいスパイスになっている。仲間も個性的だし、地球が一切出てこないのも斬新。

キャプテン・アメリカ ウィンター・ソルジャー(2014年製作の映画)

3.9

意外なシナリオでかなりよかった。単品の作品というよりほぼアベンジャーズなので、キャプテンアメリカに感じていた地味さが薄れたのも好印象。それにアクションの見せ方もだいぶこなれたのか、シールドを使った戦い>>続きを読む

ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還(2003年製作の映画)

3.3

最後まで頑張って見たが、結局話は盛り上がることもなく雑に終わった。フロドほど主人公として機能してないキャラも珍しいのでは。みんなに自分がしたことを正直に告白しろよ。何を称賛受けて誇らしげな顔してるんだ>>続きを読む

マイティ・ソー ダーク・ワールド(2013年製作の映画)

3.6

直列世界を行き来して戦う演出はかっこよかったのですが、若干わけの分からない部分もあって見辛かったです。ロキが何を考えてるのかいまだにわからないところは良い。

素晴らしき哉、人生!(1946年製作の映画)

3.6

白黒だしプロットも単純なんだけど、思わずほっこりしてしまうのは演出の巧みさなのでしょうか。ラストシーンまではかなり凡庸なので途中で挫折しないように気を付ける必要があります。

アイアンマン3(2013年製作の映画)

3.8

シリーズの完結作としては良い内容だと思うけど、このあと結局アベンジャーズには登場するわけで未視聴の時点ではその矛盾が解消できるのか心配です。ただ監督が変わった影響なのかな?1も2も、無関係の市民は絶対>>続きを読む

アベンジャーズ(2012年製作の映画)

3.9

こんな個性豊かな人たちを集めてもまとまらないのでは?と思っていたので、前半でそこをきっちり描いてくれたのは良かった。まあ規定路線的な感じでだるさもありましたが。ハルク勝手に理性ついてきてるのずるくない>>続きを読む

キャプテン・アメリカ ザ・ファースト・アベンジャー(2011年製作の映画)

3.5

スーパーマン的な王道のヒーローすぎてわくわくは少なかった。普通の人間との違いも説明が少なく、すごい筋肉ステロイドを射った人にしか見えないので、たぶん弱いと思う。最終的な運命は気の毒でしたが…。

マイティ・ソー(2011年製作の映画)

3.9

神様的なやつか…。アベンジャーズシリーズだから一応見るけど、なんか固そうだな…。と敬遠してたんですが、そんなイメージを見事に覆してくれる良いキャラだった。北欧神話と現代ヒーローをうまく絡めてるのも良い>>続きを読む

アイアンマン2(2010年製作の映画)

3.8

前半は必要なシーンとは言えわりと定番の展開で多少中弛み感があったが、まあ元々ベタな話ではあるのでそんなに気にはならなかった。細かいことは抜きにして面白いですね

インクレディブル・ハルク(2008年製作の映画)

3.1

シーンの繋ぎがなんかすごく下手で、さっきまでと全然違うところにいるけどなんで?みたいな気持ちなって、状況が追っかけにくかったです。他のヒーローと違ってなんかハルクだけ蛮族みたいだし、こいつを好きになる>>続きを読む

アイアンマン(2008年製作の映画)

3.9

マーベル系の作品は、ヒーローになる過程とその仕組みがきちんと描かれてるのがいいですね。アイアンマンはなんかいかにもなヒーローなのかと思ってたけど、主人公のキャラが立っていて退屈しなかった。

ロード・オブ・ザ・リング/二つの塔(2002年製作の映画)

3.4

凄まじくお金のかかった凄まじい映像でありますし、戦争シーンなどは圧巻なのですが、本当にストーリーがあまりにも陳腐で何を楽しめばいいのかわからない。三時間がつらい。主人公は指輪に魅入られて狂ってるし、感>>続きを読む

ヒトラー暗殺、13分の誤算(2015年製作の映画)

3.4

史実を元にしたヒトラー暗殺の失敗劇のお話。映画として見るとすごいところはないですが、こういう史実があったことが知れたのは良かった。まあ実際にはだいぶ美化されてるのかもしれませんが…

泥棒成金(1954年製作の映画)

3.0

ストーリーが死ぬほど陳腐だった。映像の陰影の使い方がうまかったので可もなく不可もなくで…。

アメリ(2001年製作の映画)

3.4

色彩が美しかった。ストーリーの方は言いたいことはわかるんだけど、ちょっと共感できなかったですね…。捨てられた証明写真を集める偏執さは良かった。

小さな恋のメロディ(1971年製作の映画)

3.3

昔の作品なので王道的な話だったけどよかった。最終的には特に問題解決してないが、ほっこりします。植物が効果的な差し色になっていたきがする

ロード・オブ・ザ・リング(2001年製作の映画)

3.4

ロケすごいなーというのがまずあって、メイキングが見たくなりました。三部作の一本目だからか、ストーリーはわりと中途半端で、キャラの掘り下げが足りないために、勝手に盛り上がられてる感があったのと、RPGっ>>続きを読む

新婚道中記(1936年製作の映画)

3.4

問題行動と行き違いと勢いで離婚した夫婦が、新たな道を歩みだすまでをコメディ仕立てで描く。この時代の映画は基本一画面で成立していて、演劇との差がだいぶ少ないですね。

シカゴ(2002年製作の映画)

3.1

シナリオ自体は取るに足らないものだったが、ミュージカルと全体のテンションは心地よかった。シカゴというのはどうやら相当やばい街らしい。

スリーピー・ホロウ(1999年製作の映画)

2.9

ゴシック様式の衣装や住居、首なし騎士とのバトル、馬車を使ったカーチェイスなどビジュアル的な見所は多い。約20年前の作品なのでかなり頑張ってる方だと思う。
なのでまあ、やりたかったのはそういうことで脚本
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Gameplay: The Story of the Videogame Revolution(原題)(2015年製作の映画)

3.0

テーマがあちこちに飛んで構成が少し悪かったのと字幕の精度が低かったが、ゲームの歴史や今後の可能性を描いてくれて嬉しかった

フラッシュダンス(1983年製作の映画)

3.0

お話らしいお話はなく、とにかくダンスすごいダンスは夢叶えるという理屈で力押しして最後まで乗り切る90分でした。まあ、ストーリーを見せたいんじゃなくてパフォーマンスを見せたい映画なんだからこれはこれであ>>続きを読む