多タロさんの映画レビュー・感想・評価

多タロ

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ザ・フラッシュ(2023年製作の映画)

3.6

DCEU初のフラッシュ単独作品にしてプライベートでは2度の逮捕のほか問題だらけの主演はエズラ・ミラー最初で最後の晴れ舞台となる本作。
ポスターやキービジュアル、宣伝で大仰に告知されている通りアメコミお
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デリー・ゲリー(2011年製作の映画)

4.2

マイナー作品のため詳細がわからないのが残念で仕方ないがアーミル・カーンプロダクション作品(主人公を演じるのは彼の甥っ子であるらしいイムラン・カーンなる青年)。にも関わらずお得意の説教臭さは皆無で、ただ>>続きを読む

ラガーン(2001年製作の映画)

3.4

日本ではあまり馴染みのないクリケットをテーマにした娯楽作品。原題にはonce upon a time in indiaの副題がある通り昔々はイギリス領時代、アーミル・カーン演じる主人公・ブバンが統治者>>続きを読む

地上の星たち(2007年製作の映画)

2.6

このレビューはネタバレを含みます

アーミル・カーンプロダクションお得意のお綺麗な"だったらいいのにね"的社会派作品。
2時間半超えのストーリーはかなり冗長なシーンが多く、前半は障害児童・イシャーンが障害故に上手く日常生活を送れないくだ
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魔女の宅急便(1989年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

おそらくは子供の頃以来の視聴。
2度目のオスカー受賞で芸術家のような評価はともかくエンタメとしては今となっては見る影もない宮崎駿だが、この頃は(あいも変わらずフェチというか性癖全開なヒロイン像はともか
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パディントン(2014年製作の映画)

4.0

海外の絵本原作の映画化くらいにしか前情報はなかったものの、見てみるとこれが大当たり。
基本的には地震で家を失った子熊のパディントンが細い縁を辿って自分を受け入れてくれる家庭を探す物語なのだが、彼は熊ゆ
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マッドマックス/サンダードーム(1985年製作の映画)

3.2

このレビューはネタバレを含みます

悪名高いシリーズ第3弾とのことで視聴してみると思いの外悪くないどころか衣裳デザインや世界観は前作以上に洗練され、下手をすれば映画史に残ると言っても過言ではないほどに魅力的。特に背中に般若の面を背負って>>続きを読む

ドラゴンボールZ とびっきりの最強対最強(1991年製作の映画)

3.2

このレビューはネタバレを含みます

Zの劇場版としては5作目。
50分という尺の短さながら、悟空&Z戦士たちと悪役・クウラ一味との戦いがすっきりとまとまって描かれているのが好印象。クウラの引き立て役である取り巻き連中の一人一人に対しての
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マッドマックス2(1981年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

前作のコレジャナイ感から一転、冒頭よりナレーションで元祖・北斗の拳的ヒャッハー世界観全開で始まるのは日本人としてなんとも嬉しい。(わずかに数年で世界が荒廃し過ぎというツッコミはヤボ)
今作は無印よりお
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ヴァチカンのエクソシスト(2023年製作の映画)

3.1

ヴァチカンのチーフエクソシストなるお偉いさんの悪魔祓いストーリーと言うことで見てみたものの、冒頭から一人小型スクーターに乗って馳せ参じるシーンでなんとなしの作品の方向性を示すやり方はあっぱれ。
鑑賞を
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マッドマックス(1979年製作の映画)

2.8

このレビューはネタバレを含みます

怒りのデスロードしか見たことがなかったためにシリーズの原点を視聴したものの、まず世界観に少し驚き。てっきり1作目から世紀末なヒャッハー展開だと思ったら現代より多少荒んだ程度の近未来設定なのね。予算の兼>>続きを読む

トゥルーマン・ショー(1998年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

生まれたその日から生涯をテレビ局に中継されており、周囲の人間は皆ドキュメンタリー番組(?)の演者で本人だけはそのことなど知る由もないというとんでも設定なジム・キャリー主演のSFコメディ作品。
Goog
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恋はデジャ・ブ(1993年製作の映画)

3.1

このレビューはネタバレを含みます

タイムリープものの先駆けとして有名であるらしい作品であり、主演はゴーストバスターズのビル・マーレイ。
現代ではもう食傷気味なループ展開であるものの、制作が93年となると自然と色眼鏡無しに見てみようと思
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オーシャンズ11(2001年製作の映画)

2.7

このレビューはネタバレを含みます

ジョージ・クルーニーとブラピがかっこいいということ以外さして印象に残らない。
豪華キャストを含めたメインキャラが11人いる!ということで一体どうやってこの人数をさばききるのかと思っていたら、特に工夫も
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ダーリンズ(2022年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

RRRはシータ役のアーリヤー・バッド主演のネトフリ制作ヒューマンドラマ。
主人公は酒乱のDV夫に苦しめられながらも、酒が抜けるやいなやささやかれる甘い言葉にほだされてしまう共依存夫婦の妻。しかしこの妙
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ペーッタ(2019年製作の映画)

2.3

このレビューはネタバレを含みます

(タミル語版で視聴)日本ではムトゥでお馴染みラジニカーント主演タイトルということで鑑賞したのだが、正直見ていてキツい要素が少なくない。
前半は荒れた大学寮に主人公・ペッタがやって来て、コメディを交えな
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ドラゴンボールZ 超サイヤ人だ孫悟空(1991年製作の映画)

3.1

このレビューはネタバレを含みます

ちょっぴりタイトル詐欺な劇場版Zの3作目。
前作の名脇役・ハイヤードラゴンがまさかの続投で、悟飯とのコンビも健在。冒頭より仲良く修行中のピッコロの元へ遊びに行く微笑ましい姿が目に優しい。
そして今作の
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ドラゴンボールZ この世で一番強いヤツ(1990年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

Zの劇場版第2作目。
前作で評判が良かったのか製作陣の趣味かはわからないが今回も序盤で少年悟飯のミュージカルパートが挟まれる。しかしこの曲、歌詞の締めが"ピッコロさん大好き"というもの。悲しいかなこの
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シャザム!~神々の怒り〜(2023年製作の映画)

3.2

このレビューはネタバレを含みます

神様同士の戦いという触れ込みながらなんだか1作目よりもスケールダウンしているように感じる。
単純な戦いの規模感としては大きくなっているのだが敵側の魅力が薄く、主人公サイドも相変わらず血の繋がらない兄弟
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ダンジョンズ&ドラゴンズ/アウトローたちの誇り(2023年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

スター・トレックやワンダーウーマンでお馴染みのクリス・パインが世界一有名なTRPG原作映画に主演と聞いてワクワクしながら視聴。
全編通して原作ファンならばニヤリとするのかもしれない固有名詞が妙に多く、
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隠し砦の三悪人(1958年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

七人の侍から連続で黒澤明&三船敏郎作品の視聴。
まず菊千代とは全く異なり、厳格でどちらかと言えば寡黙な主人公・六郎太についてはグランジファッションLv100といったような質素な身なりにも関わらず、大ス
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ハッピーフィート2 踊るペンギンレスキュー隊(2011年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

(それはそれで悪くなかったのだが)前作のぶっ飛んだ舵の切り方は鳴りをひそめ、エンタメに振り切った良作。
今回は地球温暖化の影響で地形が変化、氷山に周りを囲まれ陸の孤島になってしまった皇帝ペンギンコロニ
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こちらピープリー村/Peepli [Live](2010年製作の映画)

2.5

日本以上に貧富の差の激しいインドで自殺者遺族に補償金が支払われるとの噂が流れたことに端を発するヒューマンドラマ作品であり、社会活動家のアーミル・カーン(プロダクション)らしいタイトルだが、それが人の心>>続きを読む

ハッピー フィート(2006年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

マッドマックスのイメージの強いジョージ・ミラー、こんなのも撮ってたんだー....と思って見てみると、なるほどやはり良くも悪くもどうかしていらっしゃる。
主人公の子ペンギン・マンブルはダンスが得意なもの
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失墜(2020年製作の映画)

2.9

陰謀論に影響された終末思想の面々がサバイバル系インフルエンサーのもとで来るべき社会崩壊の日に備えて訓練を行うというなんだかピンとこない設定の物語。
どこの国もインフルエンサーという人種は胡散臭いものの
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ジョン・ウィック:コンセクエンス(2023年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

視聴後の率直な感想は「え?終わり?」といった感じ。
一応はジョン・ウィックの最期を描いた作品ということになるようだが、完結作という宣伝をすることなく観客を新鮮に驚かせてくれるつくりには非常に好感が持て
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大脱出(2013年製作の映画)

2.6

自ら刑務所に収監された上で脱獄することで、そこのセキュリティの問題点を指摘するコンサル会社の凄腕社員という設定は面白いし、これをスタローンが演じてW主演がシュワちゃん、さらにはジュラシックパークのサム>>続きを読む

八甲田山(1977年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

明治時代緊張化する対ロ情勢に備え、厳冬の八甲田山で行われた旧日本軍の杜撰な訓練での悲劇を描いた作品。
神田大尉を演じる北大路欣也をテレビのバラエティ番組以外で観るのは初めてだったのだが、男前な顔と力強
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七人の侍(1954年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

初の黒澤明作品の視聴。戦後間もない1950年代の作品ということでどうしても台詞が聞き取りづらい部分があり早々に字幕をONにしたものの、これ以外で不思議なほどに古臭さを意識させられることはなく、3時間半>>続きを読む

新幹線大爆破(1975年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

高倉健主演映画は初視聴。なるほど文字通り多くを語らずとも昭和の名優と呼ばれる存在感は本当......なのだが正直個人的にはこの映画、登場人物の設定上もう1人の主人公的ポジションである宇津井健の印象の方>>続きを読む

MONDAYS/このタイムループ、上司に気づかせないと終わらない(2022年製作の映画)

3.5

流行りのタイムループものを逆手に取って、メタネタを多用しながら展開していくコメディ作品。
ループから抜け出す方法を模索しながらの試行錯誤の連続という大筋はもちろん、途中途中で挟まれる妙にリアルなブラッ
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映画大好きポンポさん(2021年製作の映画)

2.6

このレビューはネタバレを含みます

原作はラノベかなにか?まずタイトルから邦キチのような作品だとばかり思っていたのでハリウッドモチーフの映画制作の物語でびっくり....はしたものの、その後いい意味で想像を裏切られることはなかった。
タイ
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ゾンビーバー(2014年製作の映画)

2.7

このレビューはネタバレを含みます

タイトルから分かる通り典型的なB級映画。
ぬいぐるみ感ありありのゾンビ型ビーバーは複雑な挙動はせず、主人公グループをゆるく追い詰める。
チープさは拭えないもののグロテスクな描写はあり、こんなものかと思
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ヴィーガンズ・ハム(2021年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

肉食を忌避する過激派ヴィーガンを力いっぱい皮肉ったフランスのおバカ映画。
頭のネジの外れたヴィーガンはもちろん殺人計画に失敗した主人公が咄嗟にイスラム教徒を装うことで身バレを防いだり、嫌味ったらしい隣
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ドラゴンボールZ(1989年製作の映画)

3.3

前作までとは異なり劇場版用の描き下ろしシナリオ。
東映まんがまつりの一作のために尺は短めだが、話もまとまっており中々の良作で成長した悟空とまだ尖っていた頃のピッコロとの共闘が映えている。
途中悟飯が発
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ドラゴンボール 摩訶不思議大冒険(1988年製作の映画)

2.6

このレビューはネタバレを含みます

少年悟空最後の劇場版。なのだがどこか迷走というかやっつけ感が感じられる。
前作からのパラレル展開は加速し、餃子が傀儡政権の王子で天津飯がその部下というなんだかわけがわからない設定な上、天下一武道会を模
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