シゲさんの映画レビュー・感想・評価

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007は二度死ぬ(1967年製作の映画)

4.5

007シリーズ史上唯一の日本ロケ地作品。以前見た時は日本文化の扱いが酷くて、あまり好きになれませんでした。今見直してみると、非日本人がエキゾチック感を楽しめる秀作だった気がしてきました。米ソの宇宙船を>>続きを読む

007/サンダーボール作戦(1965年製作の映画)

4.3

007シリーズの第4弾。NATOの原爆を奪ったスペクターと、それを隠されたバハマ諸島の珊瑚礁から奪還するボンドの物語。突如登場する一人乗りの空飛ぶロケットベルトにはビックリ。20年後のロス五輪でやっと>>続きを読む

007/ゴールドフィンガー(1964年製作の映画)

4.2

007シリーズの第3弾。米国が保有する金塊保管庫を狙う、ゴールドフィンガーの野望と対決するボンド。この主題歌も大ヒット。タイトルバックの表現力も当時としては抜群。特殊装備されたアストンマーティンがボン>>続きを読む

007 ロシアより愛をこめて/007 危機一発(1963年製作の映画)

4.7

ジェームス・ボンドの第2弾。JBシリーズを決定的にメジャーにした人気作。タイトルバックに流れる主題歌も大ヒット。イスタンブールやオリエント急行のエキゾチックな雰囲気も抜群。ボンドガールの中でも、ダニエ>>続きを読む

007 ドクター・ノオ/007は殺しの番号(1962年製作の映画)

4.0

秘密諜報員アクション映画の最高峰シリーズの1962年公開第一作。期待を持って久びさに見直してみると、物足りなさ感が充満。時の流れを考えると仕方がない。しかしエキゾチックな舞台で、テクノロジーを駆使した>>続きを読む

マスク(1994年製作の映画)

4.7

94年のコメディ作品。当時とても斬新で面白かった記憶があり、改めて見ましたがやはり面白い。まだSFX映像が現役の時代のものは、最新CG作品とは違った技術力とアイデアを感じます。マスクを付けると超人にな>>続きを読む

トップガン マーヴェリック(2022年製作の映画)

4.2

36年振りの続編。若かったトム・クルーズもすっかりベテランの教官になってました。第一作が好みではなかったので、期待しないで見ましたが、良い方に予想が外れました。相変わらずプロットは単純ですが、その分ハ>>続きを読む

トップガン(1986年製作の映画)

3.6

ご存知トム・クルーズの出世作で、日米ともに大ヒット。米国海軍のエリートパイロット養成機関でのアクションロマンス。1986年でのCG技術の中で、海軍の撮影協力もあり、空中戦などのシーンは見どころ満載で迫>>続きを読む

ミッション:インポッシブル3(2006年製作の映画)

4.0

イーサン・ハントの映画シリーズになった第3作。前2作よりドラマシリーズに近いチームワーク重視型のミッション実行に戻している。ただ他人に変装するフェイスマスクやアクション、一旦引退して復帰される、などな>>続きを読む

ザ・ファーム/法律事務所(1993年製作の映画)

4.7

物語の初めは普通の弁護士を目指す法曹物でしたが、法律事務所に採用されるとミステリー物になり、その後はマフィアと警察も絡み命のかかったサスペンス的な展開に。
アメリカのエリート層のライフスタイルや、ケイ
>>続きを読む

ミッション:インポッシブル2(2000年製作の映画)

4.2

フェルプス君のTVドラマを、イーサン・ハント君が乗っ取ってしまった映画の第2弾。2000年の作品なので、カーチェイスやヘリコプターのまだ旧バージョンの CGシーンと、アナログな格闘シーンが混雑。TV時>>続きを読む

劇場版ラジエーションハウス(2022年製作の映画)

3.6

漫画原作、TVシリーズの劇場版。数ある医療物の中で珍しい放射線科なので、メスよりもカテーテル手術がメイン。今回のテーマは壁、トリアージ、過疎地医療などなどとちょっと盛り沢山。一方ドラマで多かった医師と>>続きを読む

ミッション:インポッシブル(1996年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

ご存知トム・クルーズの人気シリーズ。四半期以上前に、初公開の劇場で見て仰天しました。当時のTVシリーズの映画化ですが、主役だったフェルプスがまさかの裏切り者。ピーター・グレイブスの栄光の座をトムが乗っ>>続きを読む

劇場版 ルパンの娘(2021年製作の映画)

4.2

テレビドラマ版の続編。泥棒一族の娘と警察一族の息子が結婚するまでのドタバタを知らずに、映画で初めてこの独特な世界観に入るのは難しいかも。私にとっては楽しみしていた劇場版です。ハプスブルク家の王冠が今回>>続きを読む

クリスタル殺人事件(1980年製作の映画)

3.5

大好きなシリーズのアガサ・クリスティ○○殺人事件ですが、残念ながら一番悪い評価をしてしまいました。二人の大女優の確執の中で起きた殺人事件。なかなか気持ちがうまくストーリーの中に入っていけなかった。伝説>>続きを読む

地中海殺人事件(1982年製作の映画)

4.7

地中海の美しい孤島の高級リゾートでの殺人事件。滞在客の全員から嫌われている女優が当然のように殺される。さて、その他の客には全員に動機もアリバイもあるようですが。まさにアガサ・クリスティ的殺人事件の真骨>>続きを読む

ハケンアニメ!(2022年製作の映画)

4.1

人気アニメ監督と新人監督が、同じ時間帯にテレビ放映することになり、視聴率やその覇権を争う物語。テレビアニメの脚本、絵コンテ、CG、アフレコなどのプロの実際の製作プロセスを垣間見るのも楽しい。二つのアニ>>続きを読む

ナイル殺人事件(1978年製作の映画)

4.5

ミステリー小説の女王アガサ・クリスティ作品の映画化1978年版。45年も前のものですから、全体にもっそり感があります。前半はエジプト旅行を楽しませ、後半に殺人事件の推理を観客に問いかけます。西欧の階級>>続きを読む

ハウス・オブ・グッチ(2021年製作の映画)

4.8

グッチ一族の崩壊の史実を元にした作品。創業者の死後に一族の相続争いが、それぞれに悲劇をもたらす。一族ではないレディー・ガガが、グッチの独占の野望の中、抜群の存在感でストーリーを引っ張っていく。ハリウッ>>続きを読む

妖怪シェアハウス 白馬の王子様じゃないん怪(2022年製作の映画)

3.7

TVのナイトドラマとしては高視聴率だった、ナンセンスコメディの劇場版。昭和の香りの強かったTV版の設定に、令和のAI要素を加味されている。AI恋人アプリから生まれたネオゴーストが、シェアハウス仲間を闇>>続きを読む

ダーク・ウォーターズ 巨大企業が恐れた男(2019年製作の映画)

3.8

デュポン社のテフロン製造工場から発生した環境汚染を訴えた弁護士の実話を元にした物語。巨大企業の圧力が弁護士の家庭をも追い詰める。妻役のアン・ハサウェイは好演技だが、この役柄にしては少し美し過ぎます。そ>>続きを読む

マイ・ニューヨーク・ダイアリー(2020年製作の映画)

3.5

NYCで出版エージェントに就職して、サリンジャーへのファンレター対応係になった作家志望の若い女性の奮闘記。
サリンジャーにもライ麦畑にも興味が無かった身にはあまり向いていない作品でした。しかし90年代
>>続きを読む

チーム・バチスタの栄光(2008年製作の映画)

4.3

海堂尊のベストセラー小説が原作。医療系のストーリーはドラマでも映画でも引っ張りだこ。そんな中でも流石のベストセラー作品で、一味も二味も違います。シンプルな展開の中にも最後まで飽きさせない仕掛けがあり、>>続きを読む

嘘八百 京町ロワイヤル(2019年製作の映画)

3.8

シリーズ第二作。今回は京都を舞台に幻の茶器をめぐる贋作ドタバタ物語。ふと、この映画はコンフィデンスマンJPの陶芸バージョンかなと思いました。ただどちらが先なのかは知りません。両方に出演している広末涼子>>続きを読む

嘘八百(2017年製作の映画)

3.5

古美術商と陶芸家コンビのドタバタコメディシリーズの第一作。利休茶碗の贋作をめぐって演技派俳優が好演。ただ場面の展開にもう少し丁寧さが欲しかった。構想そのものは良いので、今後の続作に期待します。

土竜の唄 FINAL(2021年製作の映画)

3.7

原作のコミックを知りませんでしたが、クドカンさん脚本に惹かれたので録画して鑑賞。前 2作を見ずに完結編だけを見ましたが、簡単に経緯説明場面があるので大丈夫でした。暴力的と潜入捜査官のナンセンス ヴァイ>>続きを読む

フィガロに恋して(2020年製作の映画)

4.2

ロンドンのファンドマネジャーの女性が高給を捨てて、スコットランド在住の元オペラ歌手に弟子入りして繰り広げるロマンチックコメディ。

ロンドン在住時の彼、成果の出ない先輩弟子、スコットランドの僻村の住民
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