SweetDreamsさんの映画レビュー・感想・評価

SweetDreams

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人のセックスを笑うな(2007年製作の映画)

5.0

自由奔放で自分に正直な39歳のユリと
未熟で優しくてユリにまっすぐな19歳のみるめ。
2人の会話が本当に自然で、
このキャストは永作と松ケン(身長差も含め)だから
きれいで憧れる映像になるんだなぁと思
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湾生回家(2015年製作の映画)

5.0

あの日、シネマテークにいた人、みんなが声を出して泣いていた。
花蓮の美しい光景と、
アイデンティティーを探す湾生の姿。
再会できぬまま亡くなってしまった幼なじみ、
祖母のために日本人の母親を探してあげ
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台湾アイデンティティー(2013年製作の映画)

5.0

あなたは何人ですか?

某HKは、とある番組でひとまとめに中国人だと言った。
違う。彼らは彼らの歴史を持った台湾人である。
台湾人のアイデンティティーを
同じ記憶とともに持っている。
話す言葉が、戸籍
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台湾人生(2008年製作の映画)

5.0

心に突き刺さる台湾人の言葉。
「どうして日本は台湾を見捨てたの?」。
引き上げ時の湾生も同じ思いだった。
元来日本人が持つ生真面目さ、
相手への尊敬の念、そして祖国への自負心。
私たちが忘れてしまった
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アクト・オブ・キリング(2012年製作の映画)

3.0

人が人を殺す正義にはらむ矛盾。
思想が行動を支配した。 
行動を再現した時、
思想に対してではなく
行為に対して違和感が湧きはじめた。
捨てきれない感情は人間の証だと思う。
映画館にインドネシアの女の
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素晴らしき日々も狼狽える(2022年製作の映画)

5.0

鹿児島からこぼれ出す
それぞれの音楽、ロックンロール。
ここと暮らして、ここと奏でる。
ウォークインフェス、
その名のとおり、
地域への愛と音楽への愛が融合する、
響きだけのツーリズムとは違う、 
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「A」(1998年製作の映画)

4.0

森達也さんの映し出す何の説明もないカメラ越しの彼らの日常が、
何よりもメッセージを持っていた。
彼らの世界と社会とのズレ、
そして社会の怒り、憎しみと噛み合わない荒木さんの信心。
色を付けないドキュメ
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色即ぜねれいしょん(2008年製作の映画)

4.0

少年が大人になりたくて
背伸びしたらロックになった。
最後のライブシーンは、
渡辺大知くんむき出しでした。
仏教高校なのに、と笑ってしまいました。

私も家庭教師が岸田さんだったらなぁーと。

PicNic(1996年製作の映画)

5.0

純粋さは罪でしょうか。
何かを強く信じる心は時として周りを傷付けます。
映像の色も音楽もとても美しく、
主演のcharaと浅野が世界の終わりを見に行く、
その手を繋いでいる姿は
愛以外に表現できません
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スリーパーズ(1996年製作の映画)

4.3

ブラッドレンフロが大人になったら
ブラッドピットになるなんて、
そんな豪華な映画があっていいのかと思いながら
何度見たか、数えきれないほど見た映画。
Justice(正義)とは何か、
とてもアメリカら
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さらば、わが愛/覇王別姫 4K(1993年製作の映画)

5.0

優雅で美しい歴史のある価値観が
壊されていく中国の革命期。
崩れていく姿もまた美しく、
レスリー・チャンの儚さを浮かべる表情に胸をつかまれるのです。
彼自信の繊細さが演技にも出てると思います。

マイ・フレンド・フォーエバー(1995年製作の映画)

4.3

母親からの愛がほしい少年と
友情のほしい少年が出会い、
互いに惹かれあう。
お互いのために、自らを犠牲にして守りあう。
大人が忘れた大切なこころを
2人が思い出させてくれる。

自分の血を見せて、友達
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スワロウテイル(1996年製作の映画)

4.8

そこは見たこともないアジアの匂いのする日本のある町、円街。
心の優しいグリコと、その仲間達の人間味溢れる日常に起こる出会いと別れ。
誰のために歌うのか、誰のために始めたのか。
愛が全てを変える、変えた
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ヒメアノ〜ル(2016年製作の映画)

2.5

原作も読んでたから、
少し出演者に違和感感じながらも
ただただ、森田くんの狂気はヒメノアール(というかこの当時の古谷先生の漫画作品の)持ち合わせている
闇の部分からの誘惑がよく描かれていて、
日常に潜
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ダンサー・イン・ザ・ダーク(2000年製作の映画)

3.3

人を信じないで生きつづけることと
人を信じて命を失うことと
幸せなのはどちらでしょう。

ラストシーン見たあとは1週間ぐらい落ち込みました。

シンドラーのリスト(1993年製作の映画)

5.0

不朽の名作。
どんな状況下に置かれても、
人とは心とは信頼とは、
何が人間性を決めるのか、
心に突き刺さる映画です。

アイデン&ティティ(2003年製作の映画)

4.3

青春と
大人になりきれない自分と
子供の心に逃げ込めない現実と
突然現れる音楽の神様と。
バンドムーブという日本のある時代とその衰退、
しかしバンドマンにとっては変わらない音楽性。
売れることが大切な
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恋の罪(2011年製作の映画)

5.0

哲学的なのに人間の本能に抗えなくて
女の価値は値段ではなくて、
セックスに対し代価をもらうのは当然で、
聡明で愚直でプライドを持つ、
その姿を映し出す園子温ワールドは唯一無二。

私も城の周りをぐるぐ
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D.O.A.(1980年製作の映画)

4.0

めちゃめちゃ面白くて
めちゃめちゃ勉強になった!

冷たい熱帯魚(2010年製作の映画)

3.5

でんでんの
「ボディを透明にするんだよ。」
の狂喜が頭から離れず
しばらくでんでんを見ると
お風呂場できれいにボディをさばき
透明にして河に流す姿しか浮かばなかった…

園子温監督の映画にはよくカルト
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誰も知らない(2004年製作の映画)

4.3

子どもが大人になるのは
誰かをかばうためや、誰かの代わりに責任を取るためではない。
気が付かないうちに、自らの道を選択し始める時に大人になるのであって、
強制されてなるのではない。
柳楽くんの大人にな
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NO FUTURE A SEX PISTOLS FILM(2000年製作の映画)

5.0

インタビューの途中でシド寝ちゃって 
ナンシーの膝にタバコの灰を落としておこられてたねぇ。

デトロイト・メタル・シティ(2008年製作の映画)

3.8

マツケンの演技力の素晴らしさと、
松雪泰子のサディスティック女王演技に、
興奮覚めやらぬ映画でした。

原作もいいけど、原作への愛を感じる実写でした。

大声出して笑っていいよ。笑
DMC DMC D
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スクール・オブ・ロック(2003年製作の映画)

5.0

コメディのはずなのに、
気が付いたら音楽の世界で自分を解放していく子ども達の姿に心揺さぶられ、
教育とは、音楽とは、ロックとは、と
見るたびに考えさせられます。

個人的にはロック史の授業を受けたかっ
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BLUE GIANT(2023年製作の映画)

4.0

男達の熱い本気のジャズ。

途中、ん?と思ったら、
上原ひろみ全面プロデュースでした。

サントラ聴くだけでも、
体が足がリズムを刻んでしまう。

音楽のパッションを全身で感じさせてもらえる映画でした
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