マさんの映画レビュー・感想・評価 - 10ページ目

AIR/エア(2023年製作の映画)

4.2

もう終わらせてくれ が やってやろう に
ありえないくらい80sであることをアピールしてくるからコンビニの商品物撮りシーンが出てきた時点で笑っちゃった。
ベン・アフレックの「何かを成し遂げる」ことに対
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マッシブ・タレント(2022年製作の映画)

4.1

スターとファンの関係のバランス、オタクは作品とどう向き合うべきか 他者とのコミュニケーションの中でのバランスの取り方
終盤の一連の流れが全部ニコラス・ケイジの過去作オマージュなのは愛しかない

ニコラ
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ザ・ホエール(2022年製作の映画)

4.2

自分を偽り他人を裏切りながら生きていた人が"敵対者"を通して相手を救う方法を知る。EEAAOが「Kind」だったのに対してこっちは「Honest」、政治的な面で亀裂が生じてる社会を背景に人と人が助け合>>続きを読む

或る終焉(2015年製作の映画)

4.4

もう冷笑的にも見えてくる、最後、信号を確認してる?

アクト・オブ・キリング オリジナル全長版(2012年製作の映画)

4.8

虐殺者が表明したい事 見せたいもの やりたいことをそのまま映し出すだけで、人間のどうしようもなさがただただ明確になる。他人事ではないとか 自分は違うとか そういう感情ですらも追いつかない絶望感。残るの>>続きを読む

トリとロキタ(2022年製作の映画)

4.0

当たり前ではあるけど 作り話じゃないからな 的な怒り 日本は1番他人事じゃないよ

ベイビーわるきゅーれ 2ベイビー(2023年製作の映画)

3.9

「2」映画として タランティーノ的な会話劇として コントとして ファン映画として 全然滑って無いのがスゴすぎ
高石あかりのアニメ/漫画的な演技がなんの違和感もなく観れる

「天竺鼠のライブには行って欲
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食人族(1981年製作の映画)

4.5

TSUTAYAでDVDジャケットを見てトラウマになったのが懐かしい

学者がちゃんとしっかりしてるのは、まさにこの頃が過去の「研究」による支配を見返すべき時期だったんだろなって思った(勿論これは今でも
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LOVE【3D】(2015年製作の映画)

4.5

性欲は暴力として描かれるし、性行為は希望と絶望の表裏として描かれる アレックスのテーマと全く同じで、未来(結果)じゃなくて過去(過程)を見つめて次に進む、もしくは進みたくとも進めない人々もいることを理>>続きを読む

長ぐつをはいたネコと9つの命(2022年製作の映画)

3.7

男性性を真っ向から否定(考え直す)物語が語れるだけで凄い

「老いて死を自覚し、人生を見つめ直しながら自らの男性性を内省する旅に出る」って考えると近年のクリント・イーストウッド作品みたい 運び屋とか

マルコヴィッチの穴(1999年製作の映画)

4.1

映画鑑賞 と向き合う、なんで映画に共感を求めがちなんだよっていう

ブラック・スワン(2010年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

演技指導とセクハラを混合すんな!

エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス(2022年製作の映画)

4.5

vs冷笑主義 として凄く真面目だし切実な映画だと思った(前作のスイスアーミーマンもメッセージは切実)
「情報量に圧倒され麻痺しても何故か泣ける」というのはまさにメッセージのシンプルさ&切実さにある
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その土曜日、7時58分(2007年製作の映画)

4.1

冒頭、セックス後に幸せそうにベッドに倒れ込むフィリップ・シーモア・ホフマンに強烈な死のイメージを感じる

ワイルド・アット・ハート(1990年製作の映画)

4.5

ブルーベルベットの精神的な続編のよーな映画だと思う。主人公がニコラス・ケイジになっただけで、ブルーベルベットと同じく男として強くならなければ、暴力を身につけなければ... という思い込みからローラ・ダ>>続きを読む

スターシップ・トゥルーパーズ(1997年製作の映画)

4.3

ラストのめっちゃくだらないCENSOREDギャグ、ベネデッタでも同じことやってたな、あっちはシリアスなシーンだけど

逆転のトライアングル(2022年製作の映画)

4.7

リューベン・オストルンドが冷笑主義者でもその味方でも無いことはインタビューを読めば分かる、本当に真剣に向き合ってこういう作品を作ってる。
男性に対する差別を指摘するのはそのまま女性に対する差別の指摘へ
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アラビアンナイト 三千年の願い(2022年製作の映画)

3.7

基本会話劇だし静かだし、優しい話でありながらビジュアル、映像的には一切妥協しないのが好き
もっと全編ノリノリだったら大好きになれたかもしれないけど、ノリノリ過ぎないのがこの映画の良さ

ミスミソウ(2017年製作の映画)

3.4

そーいう緩いエンタメとしては充分だと思うけど、刺された時に傷口のエフェクトがぐにゃぐにゃ動いてるのとかは流石に萎える(監督自ら編集した と書いてあってより複雑な気持ち)

父の秘密(2012年製作の映画)

4.6

性善説を徹底的に否定、本当にミシェル・フランコがやりたいことはこの映画のラストに「スッキリ」してしまう人間への俯瞰じゃないの?唯一転機が訪れる瞬間 海へ先導する という表現の仕方をするのにビビった。>>続きを読む

ベネデッタ(2021年製作の映画)

4.1

ポールヴァーホーヴェンの感覚、映画として偉い

別れる決心(2022年製作の映画)

4.2

純粋にラブロマンスとして面白すぎ、隙が無さすぎる映画