デヴィッドロバートミッチェルはこの時代、このタイミングを本当に神話だと思ってて、それは正しいと思う
水辺は神聖な場所だというのは全作品に通底してる
中間点や不安定なバランスを常に意識してて、双子、ス>>続きを読む
ジャズとして魅せてしまうのカッコよすぎる バードマンの語りかけ、クレジットの環境音まで...
ゴッドファーザーを星5にしてるおっさんが「開始30分で見るのやめた、評論家向けだ!つまらない😡」と星1を>>続きを読む
「ハウスジャックビルト」はよりメタっぽいというか、「アンチクライスト」(アート)を作るラース・フォン・トリアー、を捉える映画
ずっと最初に殺される女性の話でもある 男性の姿をしたエイリアンに殺されてから、「服」としてスカーレット・ヨハンソンに憑依し、ナンパ男を皮にしていくことで、男性に搾取される女性から人間としての自己や感情>>続きを読む
丁度いい気味悪さの連続、随所の音楽のかっこよさとか、良い感じ
オチとかもうコントじゃん→良いね
ノリが重いようで、実は割と軽い気がする
良かったね(結局全部「見えてなかったとこの付け足し」だから、「ああ、そっすか...」になるしかない。ミステリーなんて全部そうか?)
全部言っちゃう感じは割と好きだけど、この映画が嫌いな人から見たらマジで言い訳にしか見えなさそう
映画って大体監督の自分語りだけど、今作はその濃度が(勿論周縁の要素と絡みながらも)異様に高くて頭痛がする
フェミニズム×ホラーとしてのひとつの完成系、「くだんねぇ、アホかよ笑」
「偉大」「名誉」(男性性に基づく「神話」)を手に入れたとして、それで全てが上手くいく訳じゃないと気づき、本当の勇敢さを手に入れ卒業する、ラスト10分めちゃ救われた。王が序盤で言ってることがそのまま答え>>続きを読む
若葉竜也の役回りを「神は見返りを求める」と比べるとおもしろ、ラスト5分でめちゃ輪郭が揺らぐのも大好き
めちゃアダムマッケイ的なコメディ
搾取構造から脱する為の攻撃的な反撃、経済的な搾取から性加害(贖罪込)まで片っ端から浴びせるけど、でもそれで本当に(本質的に)救われるの?というアニャテイラージョイの疑>>続きを読む
うん、ストーリーとかSF的スリラー作品としてのアラは置いといて、テーマは凄く大事だし、「全てが理想」のブックスマートの後にこれをやる意味も全然ある
貴族的なリベラル()が抱えている地獄に全員が苦しみ続ける2時間半、辛い。結局そういう地獄から脱出できないことへの絶望と、後半 それを娘達の視点から冷たくフラットに描くセンスが凄い。俺達のやってる事って>>続きを読む
踊るシーンで今まで保たれてきたひとつの要素が崩れたし、やっぱりこの監督はダンスに想いを込めたいのかな。
非対称だけどバランスをとる、というのは映画の画全体に通底してある。
声が聞こえなくなるシーンで>>続きを読む
Everything Everywhere All At Once予習
アンチポリティカル・コレクトネス(SNS上で形骸化された"ポリコレ"では無い)と不謹慎ポルノの最高点、グロや露悪的な描写は殆どサービスでしかない 自らの作家性を見つめ直し、ひたすら自らの思想を語る2時>>続きを読む
「家族」に本質は存在しない
「超理想的な近未来」のはずなのにどこか今と変わらない負の部分(テクノを支配する大企業、中国の扱い、クローンに対する差別)が見え隠れしてる、コリン・ファレルのお茶への評価がこ>>続きを読む
ポン・ジュノの悪友に対する解像度が凄い
「外」から完全に遮断されてしまうラストは切なくも必然にも... 「犬」を喰らう社会への怒りをヒシヒシと感じる、クソ社会を維持しているのもまたクソ社会の被害者