1961年。
ソ連のキーロフバレエ団(現マリインスキー)から初めてパリに公演来たヌレエフ。国費で通う優等生で新星と名高い。
束縛されるのが嫌いで怒りやすく、ホワイトクロウというあだ名があるらしい。自分>>続きを読む
実話がもと。
ブラジル。音楽好きの男。
子どもがたくさんでき、長男と次男に高価な楽器を買い与えるとやがて才能が開花。
一家は貧しく頼れる親族もいない。子どもたちの食費や教育費、医療費などがかさむ。>>続きを読む
「ニューヨークの眺めのいい部屋売ります」だと思っていた。
『ニューヨーク 眺めのいい部屋売ります』だった。
原題は『5 Flights Up』、5階建て。(原作小説は『眺めのいい部屋売ります』)
不動>>続きを読む
周りの大勢とは違う考えを持ち行動を取りたくてもそれが許されない理解されない状況という、ホラーとも言えそうな恐怖。
ただ、本作はただの有名ホワイト企業に就職したつもりがそれだけで済まなくなった人と巻き込>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
舞台こそ違うが、現代の一般人と何ら変わらない日々の小さないざこざや悩み、成長が綴られていく。身近でリアリティがあるし、子どもなエマがぐんぐん成長していく様子に感動する。
ジェイン・オースティンによる古>>続きを読む
原題『The Last Time I saw Paris』。
1954年、パリは第二次世界大戦の集結に湧いていた。
米軍のチャールズはそこでふと美しい女性に祝福のキスをされる。
喧騒を離れカフェに>>続きを読む
何やら老人が過去を振り返り咽び泣くシーンから始まる。冒頭で過去を振り返っていく作品は当たりの可能性が高いと思っている。
回想シーンは早々に大勢が撃たれてずたずたになるので苦手な方は心の準備をしてから>>続きを読む
歌が素晴らしい。
女性が男性と踊る時のしなやかな動きなども良い。
こんな話だったとは初めて知った。原作小説とは所々異なるようなのでいずれ読んでみたい。
このレビューはネタバレを含みます
まるで一人の人生を振り返るドキュメンタリーのよう。実話がモデルなのかとすら思える。エンディングなども派手で創作的な展開はなく、淡々と進んで終わる。
綿密な取材がなされたのだろうと想像できる。新鋭の女>>続きを読む
あきらかに感動が約束されている作品。タイトルで奇跡が起こりますとバラしてあり、安心して観られて期待を裏切らない。ただその途中では困難が続く。
ミュンヘン。
憧れのホテルに就職をめざす主人公サリー。学>>続きを読む
はじまりへの旅
父の方針で、森の中でヒッピーのような暮らしをする一家。
毎日楽しかったが、ある日母が自殺。
この日から子どもたちの中に何かが生まれ、一家は急激な変化を迎える。
自分の主張のみを子ど>>続きを読む
モードの母が亡くなって以降兄夫婦が面倒を見ていたようだが、お荷物扱いだったようだ。
モードが何もできないというよりは、何もかもを否定され、何もできなくされていたように見える。
兄は相続した生家を勝手に>>続きを読む
なんか昼寝のときに観る(聞く)映画ないかな~と探してみて再生してみたらすぐ寝れた。
最後の方起きて聞いてたらサロメの話だとわかってちょっとハッとした。
このレビューはネタバレを含みます
ミニオン自体は知ってたけどこういう設定・歴史・生態だったとは。
実は一作目だと思いこんで観たがそうではなくスピンオフ作品だそう。
でもストーリーの時系列にはこれが最初(原始時代から。)なので、この作品>>続きを読む
各賞を受賞した日本の酒見健一の小説がもと。漫画化もされた。
主人公の革離は防衛戦のスペシャリスト。
圧倒的ピンチだが果たして城を守りきれるのか。
英題は『A BATTLE OF WITS』。
墨家>>続きを読む
よくあるほっこり恋愛系なのか、面白いのか、と不安を持ちつつ鑑賞。
その予想は完全に外れた。それならそうと言ってくれればもっと早く観たのに。
静かで、現実的で、じわじわと悲しくて、少し嬉しい、大人の映画>>続きを読む
何やら前回ほどのパワーがなくなっているスパイダーマン。人助けに苦労するようになり、それに伴い写真のバイトもできなくなった。あの鬼編集長は悪意ある記事ばかり書くので気も進まない。
時間も体力も奪われ、得>>続きを読む
ここは自殺グッズ専門店。
首つりロープから毒薬まで何でもあり。
品質には自信あり。一度ご来店頂いたお客様は二度といらっしゃいません。
店のコンセプト上、この一家には人生において何かを楽しむという発想>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
何度目かの視聴。
冒頭はなかなか世界観に入り込めなかったが、段々深い話になっていき且つ爽快な展開になるので鑑賞後はすっきりする。
ビクターは気の優しい青年。いい意味でも悪い意味でも。
両家の身勝手な>>続きを読む
ドキュメンタリーとして観始めてびっくり。かなりびっくり。
映画より映画的。
彼とそのムーヴメントについて何も知識がなかったので、まさか、嘘でしょ、と驚きながら観た。
これは啓蒙とか抜きにしても(抜けな>>続きを読む
名作だと思う。
最初はダンボのかわいさに目を奪われるけど、もっと大事なメッセージを感じる。
噂好きでプライドばかり高いほかのメス象たち。
動物の事情など知ろうともしない人間たち。
耳が大きいというだ>>続きを読む
夜中のロンドン。
街の片隅に幼い白猫ヴィクトリアが捨てられてしまう。するとたくさんの街の猫集団ジェリクルキャッツが近づいてきて彼女に声をかける。
今夜はジェリクルボールという宴がある。パフォーマンスを>>続きを読む
バレエものによくある蹴落とし合いはそれほど激しくはなく普通。クスリ、金、セックス、裏切りで戦っていく。人間の汚さと、許す高潔さが描かれる。本当の勝者は誰だったのだろうか。
ジャケットが綺麗で妖しいので>>続きを読む
ダニエル・クレイグ初登場作品。
このボンドはまだ昇格したばかりらしく、まだMとの信頼も深くはない様子。
2時間半なんて大丈夫かなと思ったけどあっという間で驚いた。まず初っ端のアクションが笑っちゃうほど>>続きを読む
このジャケット?がシンプル過ぎてどんなものか不安だったが、とても興味深く改めて作品群を観たいと思ってしまった。
あれだけの作品を作った人たちがそれを振り返っていくのでそれなりに面白い。
ダニエルが最初>>続きを読む
サイトによっては平均評価が低いが、正直感動したし私にとっては良い映画だった。
ただ、よくアニメやマンガを観る友人は、展開が読めてしまうといって途中離脱した。おそらくアニメをあまり観ない人のほうが楽し>>続きを読む
とても切ない。母からどひどい仕打ちを受けても母を求める子どもの気持ち。
ストーリー自体は複雑ではないので素直な気持ちで観られる。
劇団が絡んでくるため歌うシーンが多いが、その分他の演技は抑えめで渋い。>>続きを読む
湊かなえ原作、サスペンスドラマ。大事なものを失った者たちが更にお互いを傷つけ合う。
終業式。
教師の森口悠子が話しているが生徒たちは大騒ぎ。森口はかまわず無表情のままどんどん話し続けている。
生徒>>続きを読む
ホラーでありスリラー。かなり怖い。グロシーン自体も怖いしその前後も。結末が一番怖い。が、もちろん面白い。
ほかにも、急に化け物が現れて怖がらせるとかいう手法ではなく、よくわからなくてすごく怖い、という>>続きを読む
ストーリー自体は良い。流石の東野圭吾。
メモ
扼殺 やくさつ(←二人目の殺人)
手で首を締めて殺すこと
絞殺 こうさつ
首を締めて殺すこと
実話がモデル。ドキュメンタリーでもドラマでもない良いバランス。
アフリカで苦しい日々を送る人たちが実際どんな暮らしをしているのか垣間見ることができる作品。
苦しいとき人々がどうなるか。そんなときでも協>>続きを読む
原題『移民』。
戦火のポーランドから、親戚を頼ってアメリカに渡ってきたエヴァ。
その顔はやつれきっている。
妹と二人で来たようだが、病気で隔離されたまま連絡も取れない。
エヴァ自身も入国審査が通ら>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
広大な田畑の広がるのどかで美しい町で次々と連鎖する悲劇。
2時間あるが飽きない。しっかり把握しながら楽しむのをおすすめしたい。
神社の隅でフリーマーケットをしている女性がチンピラに殴られている。
他>>続きを読む
錚々たる役者陣、大迫力の戦、二転三転する戦況、頭脳戦と心理戦、飽きる暇のない作品。
一度観ても損はない。
のぼう様(木偶の坊の意)と農民から呼ばれるほど慕われている領主・成田長親。侍と農民が良い関係>>続きを読む