このレビューはネタバレを含みます
シリーズ無事に完走。個人的にはダニーとドロゴンが好きなので、全ての元凶で有る鉄の玉座をああして呉れた事に涙しました。動物は(ゴーストも含めて)人間以上に賢くて愛する人が狂気に駆られ、亡くなった事全てを>>続きを読む
ヒュー・グランドとベン・ウィショーの英国俳優豪華共演的な実話ベースのミニドラマ。ゴールデングローブ賞で見事助演男優賞を受賞したベン・ウィショーさんの演技は確かに絶妙。序盤の兎ちゃんのイメージから徐々に>>続きを読む
吸血鬼、フランケンシュタイン博士、ドリアン・グレイ、狼男、等が登場するゴシックオカルトホラーのドラマシリーズ。今シーズンは魔女や蝋人形、メメント・モリをキーワードに悪夢の様なデカダンスを展開。エヴァ>>続きを読む
1920年代のメルボルンが舞台のミステリードラマ。主人公ミス・フィッシャーがアール・デコ全盛期のファッションをお召しに成ってとても煌びやか。フラッパーガールの様なブルネットのボブなのもお洒落ですし、結>>続きを読む
クレア・フォイ演じるエリザベス女王が周辺の(主に家族関係と政治)スキャンダルに苦悩しながら君主として立ち回る姿に感心しました。S1に比べると夫フィリップ殿下の過去、マーガレット王女のロマンス、息子のチ>>続きを読む
数ある王室モノでも在位中の人物をドラマ化する英国は凄いなぁと思いました。エリザベス2世を主人公に、夫フィリップ殿下、王室全てに纏わる出来事や政治的な情勢にもスポットをあてた堅実なドラマ。エリザベスを演>>続きを読む
19世紀末のNYが舞台。女装した少年男娼の連続殺人事件を追うサイコスリラードラマ。当時では革新的な犯罪心理学の分野から解決に導くが、各キャラクターの心の闇も次第に浮き彫りに成って行く。特にヒロインで>>続きを読む
原作は『ハンドメイズ・テイル/侍女の物語』のマーガレット・アトウッド。19世紀のカナダが舞台、ある女性殺人者と精神鑑定を依頼された精神科医のお話なのですがサラ・ガドンが殺人者の女中さんを演じて居られま>>続きを読む
愛して居た相手が殺された上に実はMI6所属のスパイだったと言う衝撃の事実。相手の本当の名前を知らず、素性も偽りだったが真相を突き止めようとする内に次第に明白に成る事実。ベン・ウィショーが所謂巻き込まれ>>続きを読む
パッケージングに惹かれて視聴したのですが盛り上がりに欠けて止む無く途中から離脱。キャッシー・ベイツ、レディー・ガガの出演で期待して居ただけに残念でした。
バラバラに成ったシェルビー家の再生。早い段階でのメインキャラクターの死に哀悼の意を。イタリアンマフィア・ルカの復讐が内容の軸に成り、更に重厚さが増したシーズンでした。アクの強いルカを演じるエイドリアン>>続きを読む
冒頭の結婚式から愛する人を失い、其して愛する人の忘れ形見を失いそうに成る。season1から冷静で計算高いトミーが正気を失って精神不安定に成る事しばしば。家族すら信じる事が出来ず疑心暗鬼で単独行動をし>>続きを読む
かなり突飛な方向にシフトしたけれどある意味スティーヴン・キングらしい展開。植物人間状態のブレイディが特別な能力(超不自然な)を発揮して居る様だけど、昏睡から冷めラスト近くには色々と衝撃的な方向に進んで>>続きを読む
トム・ハーディ登場。実生活でトムの奥さんでも有るシャーロット・ライリーも出演してかなりキャラクター性が判り易く成ったseason2。
第6話、死を覚悟したトミーの心の叫びと本音に胸が熱く成りました。>>続きを読む
スティーヴン・キング原作×J・J・エイブラムス。WOWOWで第1話無料放送視聴。導入部分だけでも引き込まれるサスペンスホラー的ドラマ。謎の青年をビル・スカルスガルド(『IT/“それ”が見えたら、終わり>>続きを読む
何年も前から(確かseason2が発表された辺り)気に成って居たドラマを漸く初視聴。1919年英国バーミンガムを舞台に悪名高い実在のギャングを題材にしたBBCドラマ。ギャングの名称はピーキー・ブライン>>続きを読む
ミス・マープルシリーズは名探偵ポワロを観て面白かったので何となく観て来たドラマです。意外と他人の事情に首を突っ込むおばあちゃんのイメージが有って嵌れ無かったのですが、アガサ・クリスティの他作品をじっく>>続きを読む
アガサ・クリスティ原作のミステリの中で一番記憶に残るドラマ。デヴィッド・スーシェ演じるポワロは容姿も仕草もかなり完璧に近いかも知れません。事件其のものよりポワロのキャラクター性やメインキャラとの会話が>>続きを読む
母親の影響で幼少時から観て居た『刑事コロンボ』。ピーター・フォークが味の有る刑事を演じて、エピソード毎に有名な俳優さんがゲストで登場すると云うドラマです。完全犯罪を成し遂げ様とする犯人をとぼけた話術で>>続きを読む
母親がミステリ好きなので幼少時からずっと観て来た私にとっては今作がシャーロック・ホームズの原点です。グラナダ版のジェレミー・ブレットと吹替を担当した露口茂氏は本当に素晴らしい役者で有ると思います。>>続きを読む
以前、英国貴族社会の使用人を主軸にした映画『ゴスフォード・パーク』を観て面白いなぁと思って居たら此のドラマにも興味が出て鑑賞してみました。映画で脚本を手掛けたジュリアン・フェロウズが製作総指揮・脚本を>>続きを読む
今まで色々なシャーロック・ホームズを観て来ましたが、ジェレミー・ブレット版のBBCドラマを彷彿とさせる面白さを感じました。原作のエピソードやキーワードを現代版として咀嚼し、新しいホームズを作った功績は>>続きを読む
シーズン1がとてもミステリぽくて面白かったのですが、シーズン2は少々脚本が迷走して居る感じを受けました。グロテスク要素が強く成り、レクター博士とウィルの関係を掘り下げて行く心理戦的な展開でした。マッツ>>続きを読む
常に前シーズンを超えて来る展開が有り、様々なキャラクターや伏線の回収を一点に集約させる脚本に敬意を表します。個人的に好きなエピソードは青く光る瞳のドラゴン。哀しさと不気味さが一気に押し寄せるシーンでし>>続きを読む
デヴィッド・フィンチャー×ケヴィン・スペイシーと云うレベルの高い海外ドラマ。フランクの手段を選ばない狡猾さにはただただ圧巻。政治ドラマは解り辛いから苦手なのですがフランクがカメラ越しの視聴者に向けて解>>続きを読む
一応シリーズ通して観て居るのですが、アガサ・クリスティ作品ではミス・マープルよりは名探偵ポワロの方が馴染みやすいなぁと云う感想です。
#3の「終わりなき夜に生まれつく」は個人的に好きなトム・ヒューズ>>続きを読む
17世紀末のアムステルダムを舞台に裕福な商家に嫁いだ女性に起こる奇妙な出来事。夫から贈られたドールハウスの為の小物作りをミニチュア作家に依頼した事が発端のミステリ。フェルメールやレンブラントをイメージ>>続きを読む
以前NHKで放送された吹替版が観れず、AXNミステリーにて視聴。ヴィクトリアが女王に即位し、長女を出産するまでの内容でした。前半はヴィクトリア女王が相談役として信頼を寄せて居るメルバーン首相を演じるル>>続きを読む
個人的には石坂浩二版と若い頃の古谷一行版が金田一耕助の定番イメージ。誰が犯人かは非常に分かり易いのですが、取り敢えず草笛光子さんが美しい。其して中山麻里さんのぱっつんボブにお着物が素敵です。
ハンニバル・レクターにマッツ・ミケルセンと云う配役に惹かれました。アンソニー・ホプキンス演じるレクター博士はもう既にモンスター扱いされて居るので(例の猿ぐつわ姿とか)マッツはどう云った感じなのかと思っ>>続きを読む
シーズン1の衝撃から比べるとかなり現実的で内容を理解するのが難しいドラマ。最初はキャラクターに感情移入出来なかったけど、冷静に考えると各個人にかなり深い溝が有りいつの間にかラストまで見入って仕舞いまし>>続きを読む
此の作品みたいに脚本、設定を練りに練ったSFドラマは昨今では珍しいかも。最初感じなかったけれどもお話が進むにつれて違和感を感じてしまうのは時系列がバラバラだからでした。謎を解いて行くに連れ、ドンデン返>>続きを読む
ポランスキー監督の映画版が好きだったので此方も気に成り視聴。ナスターシャ・キンスキーのテスに比べると、普通っぽい可愛らしさが有るジェマ・アータートン。個人的にはエンジェルを演じるエディ・レッドメインが>>続きを読む
『ローラ・パーマー殺害事件』も終わり、クーパー捜査官が帰ろうとする矢先に不本意ながらも留まる事に成り、別の事件に突入。大分キャラクターが勝手に動き出して来た感が強いのですが面白さは変わらず。諸事情でデ>>続きを読む
世界一美しい死体と云うキャッチコピーで一世を風靡した海外ドラマ。リアルタイムで体験出来ずに、何年後かにやっと観る事が叶いました。(ドラマの前に劇場版を観てキャラクターの予習をしました)
ツインピーク>>続きを読む
最初キーラ・ナイトレイ主演の映画を観て感動して知人にお話したら「此方のドラマ版はきっともっと好きに成ると思います」と激推しされて視聴したのがきっかけ。若かりし頃のコリン・ファースは完璧なMR.ダーシー>>続きを読む