seikaさんの映画レビュー・感想・評価

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あのこは貴族(2021年製作の映画)

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悪くはないんだけど、いろんな部分でステレオタイプなかんじが白けてしまう、、と思ったけど、これ2021なのね。見ようと思ってるうちに時間が経ち過ぎてしまったよ。ダメ男図鑑みたいな、男のいやなとこあるある>>続きを読む

ジョジョ・ラビット(2019年製作の映画)

4.0

ノーマークだったのを今さら。
ビートルズから始まるスタートに心を許す。このあとどんな展開でもきっと笑えると思った。というか実際それくらい心を強く持っていないと、ブラックユーモアが過ぎる内容が続きすぎて
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ワース 命の値段(2019年製作の映画)

2.5

なんだろう、このなんともいえないうさんくささ。なんともいえない体制側っぽさ。

この辺りの事情に詳しくないからわからないけど、、そもそも被害者認定されなかった大勢の人々を見せずに、計算式そのものはいじ
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ある男(2022年製作の映画)

3.5

最後のシーンいる!?!?っていうのが正直な感想。蛇足感。一気に俗っぽくなってしらけてしまった。

落ち着いて考えたら、原作ではきっと弁護士の視点がはっきりしてて、そうすると一仕事終えて、自分の人生と向
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あのこと(2021年製作の映画)

4.5

しみったれてなくて甘えてなくて、すごい人だった。抑圧してくる社会のほうじゃなくて、この人の生きる姿を描いてるところがとても良かった。痛かった。怖かった。生きたいと思った。


後の時代からその時の価値
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みんなのヴァカンス(2020年製作の映画)

4.7

フランス版イギリス青春映画っぽさがよかった。人種などの社会的な背景を無視せず見せていたこと。三者三様のストーリーがばらばらすぎず、まとめすぎずだったこと。ダッサイ3人がありのままになんかいい感じに剥け>>続きを読む

さかなのこ(2022年製作の映画)

3.8

お母さんも家族も魚が嫌いだったっていう告白はあまりにも残酷だし、お母さんがみー坊のことしか考えてなくてもやっとした。母自身や夫や兄のことを大事にしてないみたいでいやだった。それを美談にされるのは嫌だな>>続きを読む

親愛なる同志たちへ(2020年製作の映画)

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前半、あ〜〜ロシア映画だ〜〜と眠くなってしまったけど、後半持ち直した。これが現代ロシア映画?最後の最後はややちゃちな感もあるが。

帰らない日曜日(2021年製作の映画)

4.0

これの前に見た映画が重かったので、時間もあるしエンタメエンタメと思って鑑賞。キャロルが好きっていうのもあって。

本当に絵画みたいに綺麗な画がよかった。結婚目前のおぼっちゃんとメイドなんて、搾取ってか
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戦争と女の顔(2019年製作の映画)

4.2

タイトル見た瞬間、今読んでる本のことだと思って観ることを決めた。だけど、始まる時間が近づくにつれて、原作のあるものの映像化って独自の意味づけやテーマ設定が甘くて、うーんとなることが多いんだよなって不安>>続きを読む

MEMORIA メモリア(2021年製作の映画)

2.8

こういうの裏切られた感じがしてとってもいやだ、、

ジャジャンクーの長江哀歌を観た時の感情が蘇った。長い時間とても真剣に音の由来を追っているのに、よくわからないものに着地するのとてもいやだ。知的で音の
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フレンチ・ディスパッチ ザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊(2021年製作の映画)

4.0

久しぶりのウェスアンダーソン。あいかわらずのアンダーソン。あいかわらずの忙しさ。いや、グランドブタペストホテルより忙しかったような気も、、?

①囚人画家の話
芸術とお金。刑務所と恋愛。汚いおじさんと
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ユンヒへ(2019年製作の映画)

4.0

ジュンの言葉が相手によって変わるの、心がぎゅーっとなる。
親戚の男の子に韓国が恋しくないか聞かれたときは言わないのに、手紙では恋しいって書く。お酒の場で、私たち似てないかと言われたら濁すのに、おばさん
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ドリームプラン(2021年製作の映画)

3.0

はじまりへの旅の教育観に思うことと似てるかな。やってることは大筋間違ってないけど、考える女を育てることときどき忘れてないか?シンデレラの感想求めるとことか、ビーナスの考えを聞かずに試合に出さないところ>>続きを読む

チョコレートドーナツ(2012年製作の映画)

3.9

ハッピーエンドだと綺麗事な〜〜〜って思っちゃうすれたタイプなのでわりとしっくりきた。そうだよね、差別って人を殺すのよね、と思う。

最近日本でもゲイカップルが里親になれないみたいなことが話題になってき
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総理の夫(2021年製作の映画)

3.3

コメディ要素に笑えば笑うほど、日本が到底この社会からかけ離れたところにいることを突きつけられるようでだんだん辛くなってしまった。

福祉を大切にする政治家も正直な政治家も当選しないし、与党のどんでん返
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無垢なる証人(2019年製作の映画)

2.5

うーーーん、、、微妙!!!!
俳優はよかった。けど肯定的にも否定的にも自閉症ってこういう特性があるって断言しすぎる表現が多いのが気になって気になって。聴覚過敏がある人もいる。写真記憶ができる人もいる。
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永遠に僕のもの(2018年製作の映画)

3.9

あのくちびる、お腹のゆるみ、姿勢の悪さ、気怠げな眼差し、カールした髪。しつらえたかのような天使の様相。

梅切らぬバカ(2021年製作の映画)

4.7

めちゃくちゃ、めちゃくちゃよかった。終わり方も私はすごく好き。これでいい。これがいい。人生は何も解決しないもの。日常は続いていくものなのだ。

別れの春に、私生活のことどもと重ねて、とにかくずっと泣い
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ベルリン・天使の詩(1987年製作の映画)

4.0

たぶん10年くらい前からずっと観たい映画リストに入ってるんだけど、時間が経ちすぎてなんで観たかったのかすら覚えてない作品。

小津リスペクトの人らしい前半は眠いんだけど、とても詩的だし綺麗。これから図
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今日から俺は!! 劇場版(2020年製作の映画)

2.5

時代錯誤とは思いつつドラマは好きだった。清野菜々の顔とあの髪型がどハマりして、めちゃくちゃかわいいから。

ケンカながい!途中とばしたくなるくらい長くて疲れてしまった。

道具使い始めたらもう違くない
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