日央さんの映画レビュー・感想・評価

日央

日央

パラダイス 人生の値段(2023年製作の映画)

2.5

寿命を売買する近未来の話だから、大掛かりなSFを予想してたが、その割に予算をかけてないせいか大袈裟な内容の割に肉付けが足りない。
アニメにありそうな題材でもある。
アニメなら割と上手くいきそうでもある
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ファーザー・スチュー 闘い続けた男(2022年製作の映画)

3.7

マーク・ウォルバーグ主演のアマチュアボクサーから司祭になった実話ドラマ。
波瀾万丈な人生。弟を若い時に亡くし、両親は離婚。父はアル中。自分は素行の悪いアマチュアボクサー。ろくに仕事が見つからなかったが
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正欲(2023年製作の映画)

3.3

水フェチか。
こういう他には理解出来ない人が集まると、必ず1人足を引っ張る人間でてくるよな。
現代社会で生きる事に疲れた人、そもそも疑問ばかり抱いた人、だけど結局人は1人では前に進み辛いんですよね。
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ビューティフル・ゲーム(2024年製作の映画)

3.1

ホームレスワールドカップなるものがあるんですね。2003年から毎年開催されてるようです。
そんな事実を知らなかったのですが、イングランド代表を描いた作品でした。
日本代表なるものも出てましたが、ちょい
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アイリッシュ・ウィッシュ(2024年製作の映画)

3.4

リンジー作品久しぶりに見たな。
お騒がせな人だったけど、今は私生活どうなのかな?映画ではそう悪くない成長ぶりかに見えたけど。
ずっと憧れてた人は実は好きな人ではなかったラブコメは割とよくありがちな展開
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ダイ・ハード4.0(2007年製作の映画)

3.4

ダイハードというとなんか違う気も。
でも普通に楽しめるんだよね。
だけどダイハードとして製作すんなら、もっとダイハードを感じさせて欲しかったかな。
やっぱ1が傑作だったんだよね。


◼️物語、構成
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父として(2023年製作の映画)

3.6

トランスジェンダーの子をもつ父が集まり語り合う。アメリカではもう少しトランスジェンダーに理解があると思いきやそうでもない生きにくいと苦しむ当事者の父の接し方を語り合う。
ただそこには親父としての愛があ
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彼方に(2023年製作の映画)

3.7

家族を突然無惨に殺された人物の心境は察するに余りある。当事者になれば、あの抱擁一つで大きく変化するのかもしれない。
彼女の真意は親のいざこざを見るに愛に飢えてるのだろう。
だからこそ彼にとっては前を向
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さようなら、コダクローム(2017年製作の映画)

3.5

分かっちゃいるけどラストの目的の現像には泣けたね。エド・ハリスのお父ちゃん役良かった。



◼️物語、構成 3/5
◼️演者、演技 3/5
◼️演出    3/5
◼️衣装、メイ 2/5
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ホーム・アローン2(1992年製作の映画)

3.4

ジョー・ペシとダニエル・スターンのお間抜けコンビが見たくて久々に再視聴。
カルキン君の可愛さに対するこの2人あってのホームアローンですよね。
悪党なのに憎めないコンビ。
スケールアップして楽しめます。
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“それ”がいる森(2022年製作の映画)

1.3

なんだこれ。中田監督ってリング作った人だよね?全く怖くはないし、サインとITを足したような作品。
チープだし望んでない化け物だったし、よくこんな作品映画化したよね。
中田監督でそれがそれじゃあね。
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ブルックリン横丁(1945年製作の映画)

4.0

どんなに貧しくても希望に満ちた家族の絆があれば、明日も明るい日が訪れるだろうとハートに刻んでくれるような映画。
子役のペギーは名演。アカデミー賞を受賞してる。



◼️物語、構成 3/5
◼️
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家族の肖像(1974年製作の映画)

3.8

ヴィスコンティの自伝的な内容を強烈に打ち出した作品。
老教授の生き様を淡々と描いている。
ヴィスコンティて公爵の息子ですけど貴族社会に反発してるなって感じますよね。
改革思想を作風に感じます。
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パドルトン(2019年製作の映画)

3.4

隣人のおじさん2人の友情。
末期癌を宣告されたマイケル。
それを聞かされたアンディ、マイケルは医者での最後を選択せず安楽死の選択をし薬を飲み始める。
愚痴や嫌味は言うが2人の仲は素晴らしい。
一緒にカ
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思いやりのススメ(2016年製作の映画)

3.4

心に傷を負い妻に離婚届を迫られている男の介護職初めての担当は筋ジストロフィーの青年。
青年は行きたい場所と父に会いに、介護士の彼とはるばる旅に出た。
旅の途中、1人のヒッチハイカーの女性と車をお釈迦に
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心のカルテ(2017年製作の映画)

3.1

拒食症の女性の深刻な問題を取り上げた作品。食べる事に罪悪感を感じ、周囲の心配も聞く耳をもたない20歳のエレンがキアヌ・リーブス演じる医師が開くグループホームに入所するのだが。

本当にガリガリな女性が
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ファザーフッド(2021年製作の映画)

3.5

子供を出産し亡くなり、先立たれた男の子育て奮闘物語。
シングルファザーの大変さは身に染みて経験してるが、自分の場合は小学生に息子が成長していた。それでも大変だったのに、物語の彼は産まれたばかりの娘を育
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トールガール 2(2022年製作の映画)

3.2

このレビューはネタバレを含みます

あんなに思って付き合って直ぐ別れてしまうパターンはよくあるから、どうなるか心配したよ😅
彼氏が器がちっちゃいヤツと腹が立つけど。最後はやっぱりで安心した😮‍💨
2人の仲もそうだけど、このメンバーでまた
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トールガール(2019年製作の映画)

3.3

187センチの女子高生。背が高い事がコンプレックスで、周囲からは揶揄われている。
だが、ある日交換留学生のスウェーデン人に恋をする。


最後は自分の事を1番理解してくれる彼と結ばれて良かったです。
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希望のカタマリ(2020年製作の映画)

4.0

いかに日頃皆に優しい気持ちで接しているかを教えてくれる作品でした。
だからこそ自分に不運が訪れた時、周りの人はほっとけなくなるんですよね。
温かい気持ちになれる素敵な作品でした☺️
人と人との繋がりを
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ペイン・ハスラーズ(2023年製作の映画)

3.0

製薬会社でシンママが不正に巻き込まれ金儲けする話。
医者も製薬会社も結局は金なんですよね。
コロナの時もそうだった訳ですし。



◼️物語、構成 3/5
◼️演者、演技 3/5
◼️演出   
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LAMB/ラム(2021年製作の映画)

2.6

アダは確かに可愛い。
夫婦にとって幸せなんだからそれで良いねかもしれない。
でもだからってこれを見せられて、はいそうですかと納得できるものでもない。
彼の最期もどう捉えたら良いのやら。
天罰?


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ウィークエンド・アウェイ(2022年製作の映画)

2.8

このレビューはネタバレを含みます

旦那と赤ちゃん抜きで1人クロアチアに友人に会いにバカンスに訪れた女性。
だが友人は失踪し殺されてしまった。


刑事が逮捕された時は、この失踪に前向きでないのが、そういう事かと思ったのですが、まさかの
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ノーウェア:漂流(2023年製作の映画)

4.0

架空の近未来を背景にしていて、ヨーロッパであらゆる資源が枯渇する危機的な事態が勃発し、スペインの強権国家が高齢者、女性、子供への弾圧を開始。妊婦ミアと夫のニコは亡命で外国行きのコンテナに乗り込むが、夫>>続きを読む

トゥルー・スピリット(2023年製作の映画)

3.5

ヨットによる世界一周単独航海に史上最年少で挑んだ、オーストラリアの少女の実話を基にしたドラマ。

実際の彼女が映し出されていたが、至って普通の少女が、よくこれだけの難関をクリアしたんだと驚き。
彼女の
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雪山の絆(2023年製作の映画)

4.3

1972年。ラグビー選手団を乗せてチリへ向かっていたチャーター機のウルグアイ空軍機571便が、アンデス山脈中心部の氷河に墜落した。乗客45名のうち生存者は29名。

事故機に搭乗していたラグビー選手団
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約束のネバーランド(2020年製作の映画)

2.9

原作好きなんで、期待はしてなかったけど見れないほど酷くは無かった。

わざわざ原作と比較する必要もないと言う意味でいえば、見れる範疇という事で。



◼️物語、構成 3/5
◼️演者、演技 2
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秋のソナタ(1978年製作の映画)

3.7

牧師の妻であるエヴァはピアニスト。
愛人と死別したばかりの母シャルロッテを7年ぶりに招待するのだが、、
最初は和やかな雰囲気だったが、シャルロッテのキツイ一言から、母に恨みを一気にぶつける様は、母親と
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ウィンチェスター銃'73(1950年製作の映画)

3.1

奪われた名銃を主人公が執拗に追い求める話。銃に取り憑かれた男の意地みたいなものを感じた。


◼️物語、構成 3/5
◼️演者、演技 3/5
◼️演出    3/5
◼️衣装、メイ 2/5
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ザ・キッチン(2023年製作の映画)

2.4

ところどころ近未来感を出しているが中途半端感は否めない。もっと徹底して描いてくれたら未来感も出たんが。それでもどこかぎごちない父子の親子愛は良かったかな。



◼️物語、構成 2/5
◼️演者
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刺さった男(2011年製作の映画)

2.6

仕事を失った事を妻に秘密だった男が何とか仕事探しをしてるなか、妻との思い出の場所を訪れたが遺跡発掘の為にガラリと変わっていた。入ってはいけないエリアで事故に遭い頭に鉄骨が刺さってしまう。
金儲けの為や
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ランド/再生の地(2021年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

1人の女性が精神を病み、人との関わりを断ち雪山で一人暮らしをする話。
ノマドランドにちょっと似てますね。
ですがロビン・ライトは監督しても素晴らしいですし、迫真の演技と言っても良かったと思います。
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星の王子ニューヨークへ行く(1988年製作の映画)

3.7

久しぶりにみたらエディ・マーフィーの笑顔ってやっぱ素敵だなって思った。
童話にありそうな純粋な話でお姫様の逆パターンみたいな話も疲れた心に癒しをくれたよ。


◼️物語、構成 3/5
◼️演者、
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オズの魔法使(1939年製作の映画)

3.8

ジュディ・ガーランドの出世作ですよね。
これって今の技術で製作してくんないかと思う名作ですよね。
主題歌もあまりに有名だし、今だったらこれを歌うのは誰になるのかも楽しみになります。


◼️物語、構成
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居酒屋(1956年製作の映画)

3.8

ゾラの名作居酒屋。
19世紀半ばのパリの庶民の風俗と生活をリアルに描いている。
同じ居酒屋を映画化したものじゃ1番よく出来た作品だった。
やはり禁じれた遊びスタッフが作っただけある。


◼️物語、構
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美女と野獣(1946年製作の映画)

2.9

ジャン・マレーがギリシャ彫刻みたいで彫りの深さが深い端正のマスクでした。
戦後フランス映画の輸入再開第一弾ですね。
当時は美女と野獣と言う言葉が流行したそうです。
何度も作られている童話の名作です。
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