黒川博行原作に安藤さくらなら観ないわけにはいきませんな。
喫煙シーンは多いけれど煙がほとんど仕事してない、といった印象。
同じ意味で、時代背景にはハマっていたけど北村 有起哉がうまく引き出せてない。
考えるべきこと、今後やっていかなければならないことが四方八方から襲いかかってくるような映画でした。
ほんとに観てよかった。
すでに書かれている方がいるように、主役は北村一輝さんかな。
ここのところ古沢良太さんの脚本に毒されすぎて、正直物語そのものはちょっと物足りなかった。
この作品を20代の監督が撮ったとは、いやはや御見逸れしました。
とてもタイプな作品なので折を見てまた何度もお邪魔します。
若きジョー小泉さん。
80年代の雰囲気。
赤井さんの初期のボクシングがとても荒々しかったことに驚いた。
正直佳子さんとの関係をもっと描いて欲しかったかな。
でもまあ、お腹いっぱいです。